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Review List of スカルダネリ 

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  • 1 people agree with this review
     2010/11/26

    室内楽版の演奏の中では非常に優れたものだと思う。特にドリス・ゾッフェルの「告別」が聴き物。編成は弦楽を各パート数人で演奏しているので,主旋律がよく聴き取れる。逆に言うと室内楽版らしさは少し後退しており,フル編成なら良かったのに・・・とも思う。ルイジにはフル編成での再録音を期待したい。

    カップリングのシェーンベルク編曲「さすらう若人の歌」は「大地の歌」以上に素晴らしい。トレケルの歌唱が大変に優れているうえ,小編成のアンサンブルの響きが瑞々しく,聞きほれてしまう。この編曲は,ピアノ版にもオケ版にない良さがあり成功している。この曲だけでも買う価値はあると思う。

    パチもんの「大地の歌」室内楽版(シェーンベルクは楽器指定のメモを残しただけで,実際にはリーン編曲)も1枚ぐらいは持っておくか・・・というなら絶対のお勧め。「さすらう若人の歌」が好きならさらにさらにお勧め。

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     2010/10/07

    美しいジャケットと,第1楽章で歌手が大きなミスを犯し,演奏が破綻しているのが特徴。正規盤でこういうミスが修正されず,そのまま収録されているのはどうことか理解に苦しむ。でも1000円なら試しに聴いてみるのも良いかもしれない? ジャケットに免じて★★。

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  • 8 people agree with this review
     2010/04/04

    第一曲でのテノールの非ヘルデンテノール性は驚くべきものだ。澄んだ美声で晴れやかに穏やかに謳いあげる。ここには英雄的押し付けが一切なく,華やかな宴席に闖入して縁起でもないことを馬鹿でかい声でくどくど言い立てるKY男,という悪印象を払拭する。バリトンのゲーハーアーも見事で,男声のみのこの曲を苦手とする方にお勧めしたい。精密繊細にして推進力にも欠けない指揮とオケも素晴らしい。新たな「大地の歌」像を提示した画期的録音。

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