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Review List of ロールパン 

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     2016/10/15

    ベルティーニさんはもっと録音を残して欲しかった…と心底思える全集です。ケルン放送響(現在ケルンWDR響)はいわゆるメジャーオケに比べると知名度が少し低いですが、このマーラーを聴く限りは重心が低いけれども伸びやかで明るい音色といいますか…非常に魅力的な楽団と感じます。演奏はどれも非常に落ち着いていて透明感があり大変美しく、録音もほとんど不満はありません(9番がもう少しクリアなら!)。何度も聴くに耐える全集としては最右翼とも言える演奏です。中でも3番、6番、8番、大地の歌が頭一つ抜けた印象です。5番はあまりスッキリしすぎてあまり好みではなく…現在ケルンの監督サラステとWDR響の演奏が良いと感じました。

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     2016/10/14

    デュトワとモントリオール交響楽団のコンビのCD。録音が素晴らしく、とても模範的な演奏です。模範的な、と書くと少しネガティブに捉えられがちですが、楽曲をあるがままに表現することって簡単なようでいてとても難しいですし、意外と曲の姿が演奏者の個性によって見えづらくなるものです。彼らの演奏は聴いたことのない曲を始めて聴くときや、自分が演奏する際の参考になるだけでなく、ダフニスとクロエ、三角帽子、シェエラザード、惑星、フランクの交響曲、チャイコフスキーのバレエ音楽などはそれぞれの曲のファーストチョイスと言っても過言ではないと思います。惜しむらくは、交響曲の録音がないことですね…ショスタコーヴィチやプロコフィエフの交響曲もとても素晴らしい演奏ですが入手難のものもあるのでひとまとめにしていただきたかった…

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     2016/10/12

    ジュリーニは素晴らしい演奏がいくつもあり、大好きな指揮者ですが、中でも最高の演奏の1つと思われるのがこのCDのマーラーでしょう。1〜3楽章のテンポはかなり遅いですが、全てのフレーズや音形に神経が行き届いた完璧な演奏です。例外的に4楽章は標準的なテンポに収まっている点も、ジュリーニの節度ある的確なバランス感覚を感じ取れます。他にも名演奏は多々ありますが、何度聴いても飽きることなく、新たな発見がある演奏であることも特筆すべき点です。シューベルトも美しいオーケストラの響きが聴け、少し遅めのテンポのズッシリとした手応えを持った説得力のある良い演奏だと思います。マーラーほどの圧倒的な存在感はないかもしれませんが…

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