TOP > My page > Review List of sunny

Review List of sunny 

Showing 406 - 420 of 815 items

%%header%%

%%message%%

  • 1 people agree with this review
     2013/05/01

    モルドバ出身のコパチンスカヤに流れる隣国、ルーマニア、ハンガリーの血。家族とともに親しんだラテン的激しい音楽と、アジアっぽい、或いは、ケルトっぽい処もあるハンガリーの音楽、楽しい。。じゃじゃ馬なので、クラシックファンには、ちと過激に見える音楽、舞台姿も、これら伝承音楽を聴けば、当たり前。一方、ベートーヴェンの古楽的演奏を、一生懸命学ぶ娘でもある。イスラムの多い国、トルコのファジル・サイとは、近代のラヴェル、バルトーク、ベートーヴェン、サイの新作を演る、一筋縄でいかない独自の音楽を、奏でる。これで、いいのです。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2013/05/01

    イタリアの名チェロ奏者だったと言うボッケリ―ニ。当時、今の様なチェロと言う楽器が存在したのか、ともかく、シンフォニア、チェロ協奏曲、チェロを中心とする室内楽曲を、数多く作曲されています。バッハの様に形式を重んずることなく、イタリアらしく優美で、聴き易い曲が、沢山残されてます。古楽チェロの第一人者、ビルスマと、カナダの古楽アンサンブル、ターフェルムジ―クとの、安心して聴ける落ち着きある演奏。私は、古楽聴いてると、何故か、アルヴォ・ぺルトや、グレツキ、フィリップ・グラス等の現代音楽が、聴きたくなる。ミニマルだけでない不思議な共通点がある。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2013/05/01

    イタリアの名匠、ジュリーニによる敬虔、カンタービレのレクイエム、合唱に洗情感、もう少しあればと、思うけれど、フィルハーモニアの美しい弦も含めて、感動のディスク。流石です。小澤さんのパヴァ―ヌも、柔らかく耳馴染み良い。心、落ち着きたい人、クラシック初心者、フォーレを知らない人には最適の1枚。この曲を知ってる人も、コルボと並んで、名盤だと思う。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2013/05/01

    とにかく美しく清浄、この世のものとは、思えないほど、美しく、敬虔な音楽。もう40年前の録音ですが、その後、何度も再録されています。録音も含めて、これ程美しく、生きている人間を落ち着かせ、心を洗われ、悲しみとともに、生きていて良かったと言う喜び、価値を思わせてくれる音楽、演奏は、そうありません。コルボさんは、何度も来日され、この曲等、生で聴かせて頂けるのは、有難いことです。素晴らしきフォーレ、コルボさんは、バッハも、素晴らしい盤を、残してくれてます。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2013/04/30

    アルヴォ・ぺルトが、20世紀現代音楽路線を突き進んだ後、当局、ソ連の逆鱗に触れて路線変更、それが本意だったのか、強制によるものだったのか、とにかく、行き詰まって、見出した音楽は、東方教会音楽、古楽であった。その過渡期に書かれた交響曲3番、息の長い和音に旋律、グレツキの交響曲3番の如く悲しみを湛え、やがて、ジャズレーベルだったECM、国を同じうするクレーメルや、ヤルヴィ親子らが、当然の使命としてその美しさに魅せられ、反抗の意味も込めて取り上げ、耳にすること、多くなったぺルト。父ヤルヴィは、この交響曲3回目の録音。それでも生きて、何かを生み出して行くのだよ、と言う、悲しみに溢れた、美しいぺルトの代表的作品を集めた演奏です。ぺルトには、他にも、ブリテン、ロストロポーヴィッチに捧げられた作品もある。「鏡の中の鏡」「アリーナの為に」などは、静かに、少ない音で、生きるのに疲れた人間の心を、文字通リ癒し、和らげてくれる作品、が、有ります。貴重な20世紀の作品。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2013/04/29

    とうとう日本のEMI盤は、ユニヴァーサルから出る事になってしまったのね。そりゃ、なくならないよりは、いいけど、もう、大手のレーベルと言うのは、訳が分からなくなっている。昔は、EMIは、エンジェルと呼ばれていたんだぞ。ソニーは、CBSコロンビアで、RCAは、ヴィクターだったのが、今や、一緒くた。フィリップスは、DECCAじゃなくて、DECCAは、LONDONレーベルで、ポリドールとキング両方から出ていた。DENONは、日本コロンビアで、純然たる日本の会社だった。ムーティは、そのエンジェル、EMIのエースとして、ベートーヴェン全集をフィラデルフィア管から、発売して、アバド、ウィーンフィルの全集のドイツ・グラモフォン、今のユニヴァーサルと、競っていた。そんな時代は、遠い昔。いい演奏、消えてしまわないでね。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2013/04/29

    紗矢香ちゃんが、今、ベートーヴェンに挑むには、ちょっと重い様な。若い、今だからこそ、なのかもしれませんが、古楽っぽくもなく、颯爽とした演奏でもなく、CD店の棚では、映えるかもしれぬが、演奏は、特徴がないと言うか、いま一つ、インパクト、生気、欠けてます。お客さんは、入ると、思うのですが・・・。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2013/04/28

    ケンペ、ドレスデンの名盤、と言われているものですが、実際聴いてみると、凄いです。録音は、ちょっと苦しい、不自然な処がありますが、演奏は、燃えてます、スケール大きく鳴らしてます。大迫力のパノラマ、しかも、人口臭でない自然の情景が広がります。流石、ケンペ、ジェントル・グレート・ジャーマン・コンダクター。カラヤン、ベルリンフィルもいい、小澤さん、ウィーンフィルも健闘してますが、これが、1番でしょう。オケの音も含めて。最近出た、ワ―ルト、ロイヤル・フランダースフィルも中々良かった、フィリップ・ジョルダン、パリ・オペラ座のも、爽快だったけれど。ティルも、同様。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2013/04/28

    アイルランドの国民的作曲家、盲目の吟遊ハ―パー、オカロランの作品が、多く入ってるのが、嬉しい。スペインにも、ガリシア地方と言う、ケルト系の人が多く住む地域があるが、古楽の大家、サヴァ―ルは、ハープとボーランの力を借りて、アイルランド、スコットランドの伝承音楽に挑む。バッハの様なガンバの威厳ある仕上がりの曲もあるが、ヴィオールをかき鳴らしての、ノリまくった曲もある、ハープとヴィオールの美しい掛け合いもある。流石である。古楽だけど、現代伝統音楽としてのたたずまい、弾きっぷりも充分。活き活きとして、楽しめる、素晴らしい音楽、アルバムに出逢えました。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2013/04/28

    アルヴォ・ぺルトも、歴史、ソ連と言う国、社会情勢に振り回された作曲家だった。俗世を離れたような音楽。離れざるを得なかったのかも知れぬ。元、ベルリンフィルのコントラバス奏者、マンフレド・アイヒャ―が興したジャズレーベルだったECMなしには、日の目を見なかった音楽。志を同じうしていたブリテンの死に捧げられた作品が、痛々しい。反抗と、自由と平和を求めて、著された神秘と不穏、ミステリアスな美しい響き。クラシックの新しい音楽は、と言っても、30年以上前の作品ですが、やはり、演奏され、聴かれなければならない。今も、アジアのみならず、ハンガリ-辺りでは、またも、圧政が始まろうとしている。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 10 people agree with this review
     2013/04/27

    しかし、バッハの音楽は、何と多弁で悲しく深く、味わいがあるのだろう、音楽、人間の進化、変貌は、いったい何なのか、とまで、考えてしまう。何故、これだけ多くの音譜を、調を書き留め、表し、伝えたかったのか。本来、ハープシコードの為の音楽らしいが、そんなことも、どうでもよくなる。21世紀になったって、人を魅了する、これ程、突き詰め、心を満たす、或いは、引っかかりをもたらす音楽。もちろん、過ぎゆく時と共に、聴き流したっていい。現代の秀でた音楽の理解者、実践者、名人、シフと、ECMによる名作、今、ここに。

    10 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2013/04/26

    大きく野太く重いチェロらしい音、深く息を吸い、じっくり、スケールの大きい演奏、力籠めてのバッハを聴かせてくれるアメリカの新星、ベイリー。メルクルさんとのドヴォコンでも、同様の演奏で、好感持てました。バッハに掛ける思いは、ビンビン伝わってきます。老年の名匠となった人の演奏もいいが、ちょっと荒削りな位の、豪胆な演奏も如何。ここまでやられると、気持ちいい。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2013/04/26

    北欧からのバッハ、とても自然、無理を感じさせず、良心、バッハへの尊敬を、自ずから、感じさせてくれます。21世紀の人間の心にも迫る、アーティストとしても熟成し、暖かみと、人間の呼吸、チェロの楽器の美しさ、深さも、感じさせてくれるいい意味で中庸の名演。見事です。
     関係ないけど、昔は、セックス・ピストルズ、マイク・オールドフィールド、カルチャークラブなんて、ロックのしかも過激なアルバムを出していたVirgun が、この様な良質クラシックアルバムを出してくれるのは、世の変遷を感じるとともに、有難い、嬉しい事だと、思う。親会社EMIともども、大変なようですが、続いて欲しい。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2013/04/26

    うーむ、カザルス以来チェロの最高峰、心の内面に訴えて来るバッハの音楽が、実は、今使用されている楽器を、元にして書かれていたのではないのではないか、という研究、資料に鑑み、ヴィオラ・ダ・ガンバでもなく、肩掛けのヴィオロンチェロ・ダ・スパッラと言う楽器で演奏された日本の古楽ヴァイオリン名手、寺神戸さんによるチェロ無伴奏。演奏は、チェロに近く違和感なく、やはり深い、バッハの世界、楽器としての重みは、やはり少ない。しかし、クラシックの世界、楽譜が結構改ざんされた物が、堂々と普通に演奏される詐欺みたいな処が、時折ある。古楽は時も経ているだけに、何が、当時そのものか知るのは、特に難しい。演奏する側の意思、探究心、聴く側に響いてくる音楽が全てなのだが、振り回され、当惑させられるのも事実。既成概念崩される事、多いけれど、業界含めて、これが、これからの音楽の進む道。温故知新、何百年経っても、心を撃ち、魅了し、聴きたいと思う、技術的にも、音楽の精神、感動を生む、研鑽された音楽が、第一。過去の演奏は、何だったのか、とも、思う。でも、演奏形態がどうあれ、いいと思う人が居る限り、消えはしない。先駆者として、挑戦した寺神戸さんには、称賛を、送りたい。まごう事なき素晴らしきバッハです。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2013/04/25

    まあなんという娘と言うか、10年以上前、ジャケット買いした「Through the Looking Glass」の、アラニス・モリセット等には、ぶっ飛びましたが、もう、オバサンと呼んでもいい齢なのだけれど、元気な音楽です。コパチンスカヤみたく、やっぱ、じゃじゃ馬。普段、ジャケットでは、悩んでる姿の多いムローヴァ、ここでは、笑顔、いつもの様に化粧化は、少ない。現旦那の影響、コラボもあって、古楽でのバッハ、ヴィヴァルディなど追求する一方での、ムローヴァ好みのポピュラー音楽、バルトーク、ラストはコダ―イの現代的演奏、今回は、インプロ更に深化、ブルースにジャズ、クロスオーヴァー、アフリカ音楽、そして、故郷ウクライナの民謡伝統音楽まで、田舎娘を自称して、お友達と、嬉々として、思い入れも深く弾きまくってます。これが、ムローヴァなのだ。型にはまらぬ芯あってのこのバランス、多様性、正解。私は、支持します。ついていくの大変ですが。彼女は、もうRobot 415 では、ない。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 406 - 420 of 815 items