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Review List of robin 

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     2024/12/20

    ズッカ―マンは好きな演奏家で、私にとっては珍しいCDで初めて見る。テンポはやや遅めでゆったりと曲を味うことができる。ブラームスには四重奏曲、五重奏曲、六重奏曲とあるが、曲として優れているのは五重奏曲だと思う。特に2番第一楽章の5つの弦がしなりあうのを聴けば誰でも好きになると思う。演奏は2曲共に水準以上だが、今一つ突っ込んだところが欲しい。ブラームスはアマデウスsqのほうが上だと思うが、この演奏でも十分楽しめ、優れた演奏の一つに挙げたい。

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     2024/12/19

    数年振りに、その間装置は一新し(つい最近Y社のSPを購入し聴いてみたらツィター音がきつく全体にうるさく感じるので対策に苦労している)、新たな気分で聴いてみた。世評とうり何も言うことがないほど素晴らしい演奏だと思った。歌心に満ち、深く美しく枠を感じさせない巨匠の演奏だと再認識した。ベーム、ヴァント等が良いといっても、フルトヴェングラーを除いて、このワルターには敵わないと思う。音楽性、芸術性の違いを感じざるを得ない。けだし、名演也。本当はワルターの(ロザムンデーモノラル)を聴きたいので購入した。9番の音は、ソニー初期盤のほうが厚みもありスケールの大きさを感じる。

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     2024/12/18

    ラズモフスキー3番には名演が多いが2番の名演には未だ巡り会えていない。スメタナも、アルバンベルクもベルリンもフェルメールもジュリアードもその他10種もイマイチだ。その中でかなり良いのがこのバリリだが、やや甘くメロディックで厳しさに欠けるところが若干不満である。最近の若い団体に期待しようかと思う。9番は厳しさに欠けるところがもの足りない。

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     2024/12/18

    今もって本曲のトップを争う名演と言っていいと思う。ステレオではカザルスの名演があるが、それと並ぶ高い演奏が聴ける。アマデウスの2種、ウェラー等もあるがやはりコンチェルトハウスを選びたい。ブッシュSqが録音していればかなり違ったものになるだろうが、無いものねだりは止めよう。

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     2024/12/17

    十数年ぶりに聴いたがやはり素晴らしい。7番がつとに評価が高いが今回1番に感心した。ワルター、シューリヒト、フルト等名演が多いが、このクレンぺラーも加えよう。何より響きが充実感満点で、テンポや強弱の云々を超えた音楽そのものという感じで、改めて1番の素晴らしさを認識した次第である。センス溢れた小気味よい演奏もよいが、このような堂々とした演奏は今では聴けないかも。クレンペラーという人間の大きさを感じさせる演奏で、聴後の充実感は申し分ない。本CDになって音が良くなったらしいので購入したいぐらいだ。(私のは全集の外盤CD)

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     2024/12/15

    ディヴェルティメントの中ではk136-138の3曲と共に最も親しまれているのがこの334だろう、内容も充実しておりメヌエットは特に有名だ。明るくあたたかく聴いていて幸せな気分になること間違いない。最近ヴラフが指揮したのを聴いたがとても良かった。本CDも申し分ない演奏だが、二ュアンスの点でウィーン八重奏団が上かと思う。ところで、LPでもCDでも中古品に帯がないのが多い。前所有者が手放す時に帯だけ抜いて集めているのだろうか。だとしたらその心理私には解せない。帯だけ集めてどうするのだろうと思う。他人のするは勝手だが、島国根性の女々しい心理だと思う。本CDの音はなめらかで艶があり大変良い。併録の113は10年ぶりに聴く懐かしい曲だ(ヴェーグで良く聴いた)。

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     2024/12/12

    ヴェーグは交響曲よりこういうセレナードのほうが演奏としては優れているようだ。

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     2024/12/10

    2曲共に素晴らしいが、特にメンデルが強く印象に残った。ちょっとしたフレーズ、弱音の扱い方は心憎いほど上手くうなってしまうほどだ。指揮のハイティンクも出色の出来で、凡庸などとは程遠く素晴らしくオケを響かせている。ナージャやチョンも良いがメンデルの明るいロマン性にピッタリなのはこのグリュミオーかもしれない。最近聴いた庄司紗矢香の倍以上に素晴らしいと言っては言い過ぎか。バックのハイティンクも負けず劣らずの素晴らしさである。音も申し分なく良い。

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     2024/12/10

    輸入盤3枚組で所持。若干音色に違和感があるがグリュミオーのソロとオケが素晴らしい。どの演奏がベストか知らないが(チョンの2種とヴェレイと庄司を持っている)、少なくとも聴いていて演奏と曲の良さが十分味わえる。つい最近聴いた庄司の平板な演奏とミュンフンの腑抜けたオケによる演奏の倍は良い。昔はハイフェッツがダントツだったが今は優れた演奏に恵まれている。本CDは、流石グリュミオーと思わせ、オケの響きも充実した優れた演奏である。

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     2024/12/10

    ソロ、オケ、指揮者、何となく不ぞろいで一体感に欠け、聴いていて余り面白くない。ウィーンフィルによくある気がのっていない演奏の1枚。だいたい、セルとウィーンは合わないと思う。ウィーンとのエグモンド全曲も冷めた演奏で、クリーヴランドとのほうがずっと覇気ある演奏だ。余談だが、喜古氏薦めるIPクリーニングを試したが(劇的に良くなったという人が多い)、気のせいでちょっとましになったかなという程度で私はほとんど変わらない印象である。演奏の良し悪しも、フルトヴェングラーだから、ワルターだから、アバドだから、ポリーニだからというが、かなりプラシーボ効果ではないかと私は思っている。音楽演奏も、オーディオも同じようなもので、文学や絵画と違って、そこが音楽演奏評価の難しいところかなと思う。

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     2024/12/09

    録音が1938から1952年とばらつきがあり、オケもVPO,BPO、POであるが、ここに聴く演奏は、響きは深くうねって流石フルトヴェングラーと思わせるものばかりである。(WFがウィーンフィルを振るとウィーンの音がしない)といった昔の評論家がいたが、こんな音を聴いたことがないのだろう。タンノイのオートグラフで聴いてみたいものである、どんな音でなるのだろうか。オートグラフで一度DGのブラ1は聴いたことがあるが想像を超えた、昨今のSACDやリマスターcdとは次元の違う生々しくも品ある音が鳴っていた。低音がすーと床を這ってくる。

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     2024/12/07

    モノラルのブラームス3番もそうであったが、どこか吹っ切れない演奏だ。熟年へと向かう途中の迷っている感じがする演奏で、この頃のウィーンフィルとのモーツアルトの録音と同様にどっちつかずな感じがする。モノラル時代のワルターがあんなに素晴らしい演奏を残していることを思えば、やはり指揮者としての差があると思わざるを得ない。

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     2024/12/06

    両曲ともにライヴ演奏ながら、音も演奏も明快でニュアンス豊かであり、モーツアルトの18番など普段聴くことはないが、演奏が良いので好きになったほどである。ベートーヴェンも同じく明快な響きに内容もあり、この団体の実力の高さを示している。アマデウスSQは誰しも知る団体だが、スメタナSQなどと同様にこの分野で歴史に名を残すと思う。音はモノラルとは思えないほど良い。

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     2024/12/06

    グルダは2CDほど聴いたが、余り知らない。録音は26番のみモノラルであとは明快なステレオである。ポリー二、ブッフビンダー、コワセヴィッチよりも聴きごたえがありゲルバー並みの立派な演奏だと思う。他の曲も聴きたくなった、そこが、P,B,Kとは違うところかと思う。

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     2024/12/04

    両曲共にカラヤンペースの演奏。カラヤンが息子のようなグールドを見守っているが、グールドの演奏はやや硬く伸びやかさに欠ける。シベ5番は1,2楽章はなかなか聴かせるが終楽章にカラヤンの癖が出て(特に強い合奏部分)違和感を感じる。いずれにせよ、カラヤン主体の演奏で、私はもういいです、という気分になる。

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