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Review List of ドンナー 

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     2019/08/17

    ヌヴー生誕100年の記念の年にふさわしいリリースである。ヌヴーは、ブラームスの協奏曲を得意としており、録音もいくつかあるが、全体のバランスの良さやオーケストラの風格に満ちた伴奏ということで、シュミット=イッセルシュテットとの協演盤をわずかに上位に置きたいものの、こちらのドラティとの協演盤は、ヴァイオリンのソロがよく録られているのが嬉しい。ヌヴーが一途となって、強い集中力と情熱で弾いているさまが聴き手に迫ってくる。29歳の若さにしてこの決然としたたたずまいには襟を正したくなる。アセテート盤のスクラッチノイズは残るものの、音質は良い。わずか30歳にして悲劇の死を遂げたヌヴーだが、残された数少ない演奏は、永遠に語り継がれるであろう。

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     2019/08/06

    マルツィのバッハを6枚組アナログ盤で復刻しようという平林氏の大胆なチャレンジには、快哉を叫びたくなります。グランドスラムのCDは、非常に素晴らしい音質を誇っており、これをアナログで復刻すればいったいどんな音がスピーカーから飛び出るんだろう、と思っていたからです。この録音のアナログ盤は、近年、COUP D’ARCHET盤(独Pallas社プレスの180g)、MYTHOS盤(英COLUMBIA盤から復刻200g)、英国の復刻技師デイビット・シェパード氏の復刻盤(英COLUMBIA盤からの完全復刻という触れ込みで日本円で約14万円!)、韓国ワーナー盤(2011年リマスター180g)といったものが登場しましたが、手を出さずに待った甲斐があったというもの。今回は、マルツィのアナログ盤ですが、もう1回このような稀有な機会があるならば、是非、フルトヴェングラーのアナログ盤をお願いしたいです。

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     2019/07/07

    グランドスラムの定評のあるテープ復刻。ブラ2は、長く独エレクトローラの全集CDを愛聴してきましたが、それに較べ一皮剥けたように音が鮮明になったと思います。音源の出所の記載はありませんが、ミュンヘンでの公演ならばオリジナルは、バイエルン放送収録とも考えられますが、これまでこの録音について、バイエルン放送提供といった情報には接したことがありません。GS-2189のライナーノートには、フルトヴェングラーのブラームス全集の完成に至るまでの経緯が触れられていて興味深いです。当時の音楽雑誌の記事やレコード会社の広告を丹念に調べていると思います。100年を超えるような昔のことではないので、公刊された活字情報だけでなく、当時のレコード会社の関係者の証言や、内部メモなんかが公になればいいですね。

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     2019/06/16

    Profilレーベルから出たCDのLP化。4枚のLPは、重厚なカートンボックスに収納されているのではなく、1枚モノのLPを収納するような感じで簡易な函に解説書とともに収められている。解説書には、1960年代に北ドイツ放送が収録したというヴァントの「自らを語る」と題された文章が記載されている。ヴァントが世界的に有名になるだいぶ以前のキャリアについて語っているのは貴重だが、この1990、1992年録音の解説書にしてはやや違和感がある。ヴァント/北ドイツ放送交響楽団は、1982〜85年、1995〜97年にブラームス全集を録音しているため、これが3番目となる。虚飾を排し、絶対的な確信に満ちた剛毅な演奏であるが、とりわけ、1番と4番にヴァントの適性が如実に現れているように思う。

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     2019/02/10

    フルトヴェングラーの歴史的名演群を最上の音質で提供しようという制作陣の意気込みが伝わるセットです。解説書が充実しており、読み応えがあります。また、音質については、十分満足のいくものだと思います。聴衆ノイズやテープ・ヒスなども楽音を損なわないように丁寧に取り除かれています。ベートーヴェンの第9などでこれまで馴染んでいた聴衆の咳や物が落ちるようなホール空間での雑音が聴きとれなくなってしまい、音楽とは関係ないのですが、当時の演奏会場にタイムスリップしたような感覚はなくなりました。その意味では、初期メロディアLPの良質な復刻CD(例えば、オーパス蔵、ミソス、デルタなど)やテープに残されたノイズを極力排除せずに復刻したグランドスラム盤などは、手元に置いておいて時々に聴き分ければ良いと思います。なお、重厚なボックスですが、ディスクが取り出しにくいのが難点です。

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     2018/11/05

    同じauditeから出ているCDよりも、音が良くなっている。このSACDを聴いてしまうと、CDはもう聴けないなぁ。古いライヴ録音といえども、確かな音源であれば、SACDシングルレイヤーでの発売も意味があると思いました。

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     2018/03/21

    戦時下におけるフルトヴェングラーの名演が復活するのは嬉しい。ターラの音源は、旧西ドイツの放送局所蔵のテープを使ってディスク化したと初出時に言われていたような気がするが、確かに44年の「エロイカ」や43年の「運命」などは、かなり良い音だったと思うが、宇野功芳氏の著作では、当時、いくつかの録音でメロディアのCDより音質が劣るというような記述もあった。今回のリマスタリングでそれが改善されていれば嬉しい。しかし、このセット、42年のベルリン・フィルとの「第9」がなかったり、シューベルトの「グレイト」は42年のベルリン・フィル盤ではなく、43年のストックホルムでのウィーン・フィル盤であったり、ブラームスのコンチェルトがエドウィン・フィッシャーでなく、エッシュバッハーとの協演の録音であったりと、単に戦時下の有名録音を集めたというのではないところが制作陣のこだわりなのだろう。この機会に改めて聴き直したい。

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     2018/02/11

    CD初出時には購入することが出来ず、宇野本を読んでその演奏を想像するだけだったので、今回の再発は嬉しい。キャビア原盤のCDは音が悪いとかつて聞いたことがあったが、リマスタリングで改善を期待しています。

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     2017/12/24

    一時はフルトヴェングラーのブライトクランク盤にはまっていたのだが、近年はSACD化もあってやはりオリジナル・モノの方が音が明晰で聴きやすいと、しばらく遠ざかっていたところ、グランドスラムのオープン・リールを使った疑似ステレオ・シリーズを聴くに及び、改めて見直している。このCDの3曲は、確かにSP録音期ということで、これまでの既出盤よりは音は良くないが、それでも音に拡がりがあり、雰囲気は十分に感じられ、ステレオ録音っぽさは感じられるのは嬉しいところ。特に「第7」は、こんなにも熱い演奏だったのかと心を奪われてしまった。グランドスラムの疑似ステのベートーヴェンは、「エロイカ」だけ買いそびれてしまったので、是非、再プレスしてほしい!

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     2017/12/09

    「ルツェルンの第9」のTAHRA盤のLP化となります。audite盤との音づくりの違いによる独自の存在感は認めますが、LPでは既に数年前にKKC-1030(7枚組)で出ており、私には、この録音より、むしろ1952年2月3日のウィーン・ライヴのLP化の方が先でしょう、と思ってしまいます。というのも、この録音のCDは、綺麗に整えられた音の協会盤よりも、TAHRA盤の方が剛毅で迫力があり、LP化するにふさわしい録音と考えるからです。

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     2017/11/25

    フランクは、デッカのスタジオ録音だけあってもともと音質は良い。それだけに繰り返し鑑賞するには、45年盤よりもこちらの53年盤に手が届いてしまう。旧盤のGS-2018との比較でいえば、個人的趣味でいえば私も旧盤の方をわずかに上位に置きたい。復刻のもととなっているデッカのLP盤のクオリティの高さに改めて感心させられる。シューマンの1番は、キングレコードのCDと比較したが、このグランドスラム盤の方が迫力ある音で好きだ。巨匠の名演としてもっと注目されて良いと思う。51年のミュンヘン・ライヴだが、同日のブルックナーの4番もこのレベルの音質で復刻できないだろうか。

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     2017/11/18

    確かに既出盤の音質は良くないのですが、捨て置けない録音です。演奏の点では私も5つ星を付けたいと思います。53年というとフルトヴェングラーの死の年の前年になりますが、演奏は凄絶を極めたもので、そのライヴ感には圧倒されます。もし音質が良ければ、バイロイトの「第9」のような記念碑的録音となっていたのではと思います。アウディーテの復刻によってどのようになるか楽しみですが、どうか、過剰なノイズカットにより生気を失うことなく、迫力ある音で楽しむことができることを願ってます。

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     2017/09/24

    平林直哉氏による待望のオリジナル・モノ・テープによる復刻盤。ソースが「private archive」ということで、詳細が不明なのは残念だが、音質はいつものとおり大変素晴らしい。旧EMIのSACD盤が最上の音質だと思っていたが、私はこちらのグランドスラム盤の方が厚みがあり、フルートやオーボエ、ホルン、トランペットの管楽器群はより輝かしく、コントラバスやチェロの低弦はより迫力を増し、昔から言われたほどティンパニの音が引っ込んだものではなく、好ましいと思う。スタジオ録音でありながらも両曲ともに生気溢れるという感じなのである。限りなくオリジナルに近い音源で、また制作過程で手を入れていないと推察される。「第5」は、今では47年の凄絶な復帰演奏会や、54年のベルリン・ライヴの方に注目がいき、このウィーン・フィル盤はあまり振り返られることは少なくなったが、かつては、「レコード芸術」誌の特集「名曲名盤」では、クライバーを抑え「第5」の1位にもランクしたこともあり、それも十分理解できる。すでにグランドスラムのフルトヴェングラー・シリーズではスタジオ録音のテープ復刻は大方のものが済んだと思われるので、平林氏には、更に頑張ってもらって「トリスタン」を是非、お願いしたい! なお、本CDのライナーノートは、斎藤秀雄のフルトヴェングラー追悼文でるあるが、斎藤自身やその門下とフルトヴェングラーの演奏のスタイルには隔たりがあるが、斎藤がフルトヴェングラーの演奏をどのように理解し、評価していたか、この短い文章でもよく分かり貴重だ。

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     2017/08/21

    アナログ盤を聴きました。現代におけるピアノ界、指揮界の大御所のコンビによる演奏で、悪かろうはずがありません。若い頃のようなスリリングな演奏ではないものの、気心知れた大家が、昔話を語るように、この落ち着いた語り口の演奏は、アナログ重量盤で聴くのにふわさしいです。アバドの死によりこのコンビの演奏が聴けません。ジャケット裏面には若き日のアルゲリッチとアバドの写真(1960年代後半?)。40年以上にもわたって協演し続けたなんて二人は幸せだったんだなぁと思いますし、それをこうしてディスクでたどることができることに感謝します。

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     2017/07/02

    ターラから発売されていたフルトヴェングラー晩年のパリ公演ライブ録音が、アルトゥスから再発売された。LP盤を聴いての感想になるが、細部が明瞭であるものの、音の硬さ、残響の少なさは旧CDと同じ。これはホールのせいもあるのだろう。LPのおかげで幾分それも和らいでいるようにも思うが、基本的に受ける印象は変わらない。1954年の「運命」を聴くならば、ベルリンのライヴの方が充実しているように思う(こちらもアルトゥスからLPが発売された)。解説はターラ・レーベルの創設者ルネ・トレミヌによるもので、初出CDにあったものと同じ。執筆の1998年当時、「エラボレーション」という海賊盤CDが日本の大手CDショップで普通に売られていたが、これに対する批判など、今となっては懐かしい。

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