TOP > My page > Review List of shiodome

Review List of shiodome 

Showing 31 - 45 of 50 items

%%header%%

%%message%%

  • 3 people agree with this review
     2010/04/09

    昔から都響は弦のきれいなオケだと思っていたが、ライブとはいえSACDがなかなか高純度な音を捉えているのには驚いた。上野文化会館はよくデットな悪いホールと言われるが、かえってオケの実力がよくわかってしまう。都響はインバルによって透明度が向上し、これなら世界でも十分トップクラスとして通用しますよ。都響に腰を落ち着かせてもらいたいのだが、どうやらチェコフィルですか・・・。インバルのブルックナーは全体構造重視でテンポよく飛ばしていくので、好き嫌いが分かれますが(私はじっくりやってほしい派ですが・・・)、HR響との初稿の全集があるのですから、都響とはノーヴァクなどで別の切り口を見せてもらいたいところです。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2010/03/08

    ハイドン・イヤーというなら、ハイドン交響曲だけをまとめてBOXとして発売したらどうでしょう。全曲完結までいってないようですが、同じライブ録音のラッセルよりよほど完成度が高いと思うのですが・・・

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2010/02/08

    トランペットをやっている人はこのディスク買った方がいいです。特にモーツアルトのオーボエ(フルート)協奏曲が凄い。原曲を聴いた以上の衝撃があります。ただやはりCDでは生で聞いたときのあの柔らかくホールを充たしていく音色は味わえない。うまいTrp奏者は今でも結構いるんですけど、もうアンドレのような天才は出てこないでしょう。つくづく昔コンサートに行っていて良かったと思う次第です。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2010/02/08

    今はなきPJBEによるガブリエリのカンツオーン・・・まだ売っているのか!と懐かしくなった。30数年前の学生時代、よくコンサートに行ったものです。一般的な曲ではないが、今聞いても純正な響きの金管アンサンブルとイギリス系奏者による品の良さはこの曲で一番のものだと思う。ヨーロッパの古い大きな教会で聞いているような厳粛な気分になれます。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 5 people agree with this review
     2010/01/23

    猛烈な推進力のある1・4楽章に目を奪われがちだが、このクライバー盤の最もすばらしいところは2楽章にあるのではないか。この緩徐楽章の彼岸美の世界を理解している指揮者は非常に少なくて、付点の動機リズムに惑わされブチ壊してしまう指揮者がほとんどなのにはまいる(オリジナル楽器の人に多い)。特に中間部から弦の静かな伴奏に乗ってクラリネットが長いソロを歌うところがあるが、このクライバー盤は天国を見せてくれて恍惚と聞き惚れてしまいます。本物の指揮者かどうかすぐに解ってしまう曲・・・ベト4は恐ろしい曲です。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • 5 people agree with this review
     2009/11/29

    ブルックナーの交響曲は人間がみた世界でなく、神からみた描写世界ではないでしょうか。その意味で曲の中に作曲者自身の存在が感じられず、そこがベートーベン・ブラームスやほかの作曲家と決定的に違う。だから指揮する人が自分を前面に押し出すと全く的外れな音楽になってしまうし、逆にそれが解っていればある程度の崩しがあってもよくインテンポに拘わらなくともよい。少なくともブルックナー指揮者と言われる過去の巨匠はそのことをよく理解し指揮しているが、それを最もよく体現してたのがケンペではなかったでしょうか。変に効果を狙うでもなく曲自体に語らせる職人芸はケンペならではです。面白いと思わせる演奏をする人はラトルはじめ多くいますが、このように演奏できる人は本当にいなくなりました。最近のブルックナー演奏はキレイではありますが何か別の音楽な気がします。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • 5 people agree with this review
     2009/11/18

    2楽章冒頭、クラリネットの長いソロが終わったところで、弦楽器群が切々と歌い始めるところがあります。ここのミュンヘンフィルの弦の天上的な美しさは何ということだろう!聞くたびに私はどうかなってしまいます。ほかの指揮者は皆、なぜかここを素通り・・・! やはりチェリビダッケはただの指揮者ではない(細かい話でドーモ)。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2009/11/06

    自然描写音楽に陥りやすいこの曲を、登山者の心理音楽として演奏しているのは、何年たってもケンペだけですね。「頂上」でのオーボエソロなんか、実際に登頂した感慨を知っている人は、このディスク以外にはあり得ないでしょう。ケンペ自身がオーボエ奏者だったことにもよるだろうが、管の扱い方が実に細やか。でなくともケンペのように作曲者の意図を正確に理解し、その枠組みを守りながら自由に創造していく指揮者って、いなくなりましたね。なぜでしょう。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2009/11/05

    伝説の「英雄の生涯」よみがえる・・・。一糸乱れぬ明るいサウンドの名人芸、やはりオーマンディ・フィラデルフィアはすごかったですね(今のベルリンフィルなんかよりよほどいいのでは?)。
    Blu-specCDは私の安システムでは良さがわかりません。どうせならBluーレイディスクを使ってマスターテープの高密度な音を再現すればいいのにと思うが?

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 6 people agree with this review
     2009/10/30

    ベートーベンの音楽に「品格」を求める人は「こんなものくだらない」と言うだろうし、「変革」を求める人は「これはすごい」と言うでしょう。ベートーベンの音楽のスゴさは、品格も変革も兼ね備えているところにあるのであって、フルトヴェングラーやCクライバーなどのように両方満たしている超名演もありますが、変革重視のこの演奏も私は時々聞きたくなります。だって、品格も変革も感じられないベートーベンって山ほどあるじゃないですか。例えば・・・・

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • 5 people agree with this review
     2009/07/18

    もう店頭に並んでいたので思わず買いましたが、以前のLPレコードの音質が戻っていたのには安心しました。私にとってはブル5で最も好きなCDなのですが、テイチクから出ていた旧CD(36CT-95〜6、廃盤)は音質が悪く、LPを処分したことを後悔したものです。今回のリマスターには本当に感謝(少々値段が高いが・・・)。
    演奏は曲の本質を突いた見事なもので、最近の効果ばかり狙った表面的なものとは一線を画します。特にブルックナー特有の寂寥感が感じられるのは(私にとっては)これだけです。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • 16 people agree with this review
     2009/06/30

    もしこの全集が2〜3万円だったら、どのような評価になるのでしょうか。オーケストラの技能が劣る、録音のパースペクティブがないなど、あれこれ欠点を指摘されるのではないでしょうか。私は何か平板な演奏に感じましたが、やはり11CD1400円全集の「お得感」にみな感動の涙なのでしょう・・・

    16 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2009/06/20

    合奏協奏曲Op6が好きなので、いろいろ買ってしまうのですが、これはいけません。単にきれいに演奏しているだけで、この曲の情緒が感じられない。6番ミュゼットを聞いてもうやめた、ヘンデルはビバルディではありません。モダン楽器でヴィブラートかけまくってもいいが、もう少し何とかならんのか(発売時、レコ芸特選らしい・・・)

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2009/06/18

    合奏協奏曲Op6が好きで、いろいろ買ってしまうのですが、やはりピノックでしょう。モダン楽器のものは妙に重たいものが多く立ち止まってしまう。逆に古楽器は推進力あるが、先鋭的に落ち着かず、変な方向に走ってしまっている。6番3楽章などヘンデル特有の田園的な静かな美しさを湛えた曲なのに、きれいに情緒を感じられるのはピノックほか少ない。古楽器奏者特有の作為もなく、もうこのような美しい演奏は出ないでしょう。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 7 people agree with this review
     2009/06/15

    ムラヴィンスキー選曲の胡桃割り人形が凄い。曲順は?と思うが、もうバレー音楽ではなくRシュトラウスの交響詩を聴くかの如しです。パ・ド・ドゥなど、ドシラソファミレドだけで感動的な音楽を書いてしまうチャイコフスキーも凄いのだが、これを背筋の凍るような叙事詩にしてしまうムラビンスキーはどういう人なんでしょう。今こういう指揮者いるんでしょうか。

    7 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 31 - 45 of 50 items