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Review List of robin 

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     2024/03/25

    1番が星2,6番が4というところ。1番はテンポ、リズム共に重くてちょっと付き合いかねる。デっカのシューリヒト・VPOが私の理想。それに比べれば6番はずっと良い。1、2楽章はこのテンポが通常だと思う。フルトヴェングラーは遅くて有名だが、テンポ感からすれば遅いと言わざるを得ない特殊な名演だ(それでも私は彼のすべての6番の演奏が好きで貴重である)。カザルスの指揮はチェロでの名妓が指揮でも生かされ、特に第2楽章に聴かれる弦と管の詠わせ方、バランスは絶妙で天才的な感じがする。終楽章はやや重く人間臭くなってしまったのは残念だが、それでも凡庸指揮者の演奏よりはずっと良い。ベートーヴェンの交響曲から一曲と言われれば、私は6番が一番好きである。

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     2024/03/25

    この録音は1968,70年で後にフィリップス(現ユ二ヴァ―サル)に1981,82年に再録している。このキング盤はテンポがゆっくりで音色も当然異なる。音質はしっとりとし音色もキング特有の艶があり演奏がやや立体的に聴こえる。それが良いか否か、好むか好まないかは別問題。一方、再録のフィリップス録音にも良いところがある。響きはやや平板に聴こえるが爽やかさがありテンポもやや速めで、いつものアカデミ―の洗練された音である。どちらを選ぶかは難しいが、私の好みはややキングCDよりである、音に飽きがこない奥行きと色がありテンポに落ちつきが感じられるからである。(あくまでも私の好みに過ぎない)余談ながら、St.Martin(ロンドン)で モツレクを200円で2階の奥の席(1階奥のオケ、合唱は見えない)で聴いたことがあるが老朽の教会であった。

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     2024/03/24

    今迄シューリヒトをかなり聴いてきたが、枯淡とか水墨画にような演奏だと思ったことは一回もない。むしろ音色豊かで、表面は早めのテンポだが中味はかなり色濃い演奏だと思っている。デっカのシューマンやブラームスなどかなりアクが強い。このブルックナーの2曲も色濃く懐の深い響きを創り出して成功している。テンポも早そうでありながら遅いところもあり、山あり谷ありで時には厳しさも激しさもあるから聴いていて全く退屈しない。枯れてもいないし白黒の濃淡の世界でもない。この作曲家の俗世界と無縁の悠久ともいえる世界を見事に描いたトップクラスの演奏の一つと言えるであろう。

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     2024/03/24

    LP,CDともに聴いたが、この演奏からこの協奏曲の美しさ、楽しさ、ロマン等を聴きとることは不可能であった。そして、わたしを古楽器ぎらいにした演奏でもある。しかし、だからと言って愛好者は敬遠することはない。あなたの感覚、装置等に合っているかも。わたしのような人もいるし、高評価を与える人がいても不思議ではない。人間皆同じの場合もあるし全く違う場合もある。

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     2024/03/24

    星3を付けているが、中身は2ぐらい。北欧のオケだからとか、英国のオケ、指揮者だからというのは全くナンセンスであることの見本。ヤンソンスはこの後バイエルンと同曲の録音があり、それはトップクラスの名演を聴かせてくれる。こういうことを思えばオケによるのか、指揮者によるのか、はたまた両方なのか、録音時のコンディションによるのか、こんなことは他の演奏でもしばしばあるが、物理的な解明は出来ないだろう。

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     2024/03/23

    これは米DGのCDである。独CDも番号違いであるしもちろん日本DGもある。当然それぞれ音の違いはあり、どれがベストの音か言うのは避けたい。再生装置や聴いている条件等各人違いがあるので一概には言えない。正規CDなら違いはあってもわずかで鑑賞に差し支えるほどではないと思うからだ。フルトヴェングラーのブラ1は47年、51年、52年以外にもある。無責任のようだが私にはすべてがベストブラ1である。音の張り、輝き、燃焼度、スムーズな音の流れは誰にもまねのできないものだ、そんなブラ1をこの音で聴けることに私は十分満足している。余談だが、より良い音のCDを次々買い求めるのはいい加減にしたら、という声がどこかから聴こえてきそうだ。

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     2024/03/23

    この指揮者の演奏を聴いていつも思うことは、モーツアルト、ベートヴェン、ブラームス、チャイコフスキー等、響きに輝きや張りに欠け燃焼度不足である。それなりの音がしているし、しかも癖なく出ているのでそれなりに聴こえるが、あくまでもそれなりの演奏である。フルトヴェングラーに似ているなんて、全くの見当違いで似ても似つかない。ここでは、エグモントの演奏など凡演そのもの、むしろレオノーレのほうが良い。ただし演奏でなく曲を知るという次元では良いと思うが、、、。

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     2024/03/23

    EMI21枚セットにも収められている。セット組のほうはすっきりした耳あたりの良い音だが、その分音圧が薄く感じられ音の輝きも薄められている。これを、良い音になったと思ってはいけない。聴いて感激するのはこのCE28である。3番一曲だけというのはもったいない気がするので、小曲でも入れておいてくれたらと欲を出すが、演奏は後のDG盤と共に圧倒的に素晴らしい。この曲の演奏としてクナパーツブッシュが評価が高いが、私に言わせれば少々肥満気味の演奏だと思っている。音の張りと緊張感においてフルトヴェングラーのほうがはるかに勝っているのは明らかだ。

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     2024/03/23

    好きでないセルだが、このスラヴ舞曲の演奏は素晴らしいと思う。音楽的であたたかくボヘミヤを思い浮かべさせる響きで魅力ある演奏だ。ライナー・VPOも同じような雰囲気を持った演奏でどこか共通している感じがするのが不思議である。共に本曲を代表する演奏と評して良いだろう。本場物のセイナ・チェコPOの演奏より、録音はやや古くなったがこのセルのほうが本場物という感じで、指揮者の能力差が出て演奏密度もはるかに上である。

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     2024/03/23

    サラステ2回目の録音でライヴである。1回目のRCAでの録音演奏も良かった。演奏自体に大きな違いはなく、上位の位置を占める出来栄えだと思うが、5番はベルグルント・ヘルシンキPOを超えるまでには至っていない。アシュケナージの演奏も聞き逃せない演奏だ。この位の名曲となると最低でも5種は聴いておきたい。余談だが、北欧指揮者にベートヴェンやブラームスの名演奏がないのはどうしてだろうか。

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     2024/03/23

    典型的な評論家、愛好家による評価の刷り込み的CDだと思う。良いのは両曲共に終楽章のみ。終楽章だけはハイドシークのピアノがリズムも音色も輝いて申し分なく、聴いていて心弾む演奏だと思う。しかし1,2楽章はまずまずといったところではないか。全体としては、ツァハリアスやアンネロー・シュミットのほうが出来が上である。皆さん、ちょっと持ち上げ過ぎではないか。この演奏に高い評価を与えた故宇野氏でさえその後、20番は内田、23番はグードを推薦している。いまだこういう刷り込み的レヴュがあるのに驚いている次第である。

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     2024/03/22

    最初聴いた時はまずまず良いと思ったが、その後装置や部屋の配置を変えて聴くと、俄然素晴らしい音に変身(変音)した。透明でありながら音色も豊かな演奏に様変わりで喜びが倍増。20番はツァハリアス、26は内田と双璧のトップクラスの演奏である。クラッシクを聴いて50年、今年になって初めてシュミット女史のCDを聴いたが遅きに期した感はあるものの、その後初期、中期のモーツァルト、そしてショパン、ブラームスをも聴き、シュミットの素晴らしい演奏に出会ったのは偶然とはいえ実に幸運の限りであった。モーツアルトのピアノ協奏曲は、内田、ツァハリアス、シュミットがあれば十分だと思っている。今も、シュミットの素晴らしいモーツアルトを聴きながらレヴューをしている。なお、本CDはコロムビアの28C37−30と同じである。

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     2024/03/22

    一言で言えば、この曲の退屈な演奏。曲が長い上にテンポも遅く、その遅さがクナとは質の違う遅さなのだ。代表的名演のクナは遅いなりに内部からの響きが充実して聴きごたえがあるが、チェリのは表面的響きの遅さといって良いだろう。これなら多少の癖はあってもフルトヴェングラーのほうが付き合い易い。余談だが我がSPは左右共に外に5度ほど振っている。内向けに10度ほど振るのが常識だが、そうすると音が聴き手の前でぶつかりダンゴになるので、演奏会場のような響きを求めるため、ごく少し外に向けているのである。このほうがすっきりして臨場感も増す。オーディオの常識なんて今まで間違ってきたことが何と多いことか。演奏評価も良く似てはいないだろうか。このCDの臨場感は申し分なく良い。

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     2024/03/22

    この団体のブランデンブルク協ほどには成功していない、というより私の好みとはやや違いがある。私は1番の初めで決める。バウムガルトナーはリズミックに始めているがそれが気にいらない。レガート気味にロマンティックな演奏が好きだ。例えばベイヌムはもっとロマンの色、香りが豊かであるしクレンペラーも同様である。リヒターのきりっと締まった格調高い演奏あるいはミュンヒンガーの音色豊かな柔軟な演奏も素敵だと思う。バウムガルトナーは全体に表情がやや平板のような気がする。3番のエアーなどリヒターのほうがずっと素晴らしい。

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     2024/03/22

    マリナ―2回目の1982年録音で、最初はデッカで1968年録音のもの(K30Y1504,KICC8435)である。洗練された新鮮な響きで誰にも受け入れられるだろう。ロシア、ボヘミヤにこだわらずインターナショナルな雰囲気の響きである。こじつけて言えば英国田園風である(多くの愛好家、評論家の使う全くのこじつけ手法)とは言いたくはないが、両曲ともに郷愁漂う土臭い雰囲気のする響きではない。わたしとしては、チャイコもドヴォももう少し土の臭いが欲しいと思う。1回目の録音CDも間もなく届く予定なので聴後レヴューします。

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