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Review List of たか 

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  • 9 people agree with this review
     2019/04/07

    ハイティンクファンとしてこの録音は何組かのCDを持っているが、本盤はリマスタリングが売りとのことで再購入。 結論から云えばリマスタリンにより鮮度が増し、各楽器、特に弦楽器のニュアンスが鮮明に聞き取れるようになった。 3番の6楽章、4番の3楽章、6番の3楽章、9番の4楽章などは弦楽器の繊細なニュアンスがはっきりと聞き取れるようになり、改めてこの全集の価値が高まったと思う。 また、LPジャケットの復刻も美しく、入手しにくかった歌曲や「嘆きの歌」が入っているのも魅力だ。 一点、BDにボーナスとして1番の再録音が入っているもが、欲を言えば4番、7番のデジタル再録音分も入れてハイティンク/ACO/フィリップスのマーラー録音集大成として欲しかった。

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     2017/11/21

    火の鳥 60点、ペトルーシュカ 70点、ハルサイ90点。 ハルサイは後年のBPO盤よりスリリングさで優っており、出来としてはこちらが上かも。 BPO盤はオケがうま過ぎて余裕シャクシャクな感じが曲想とマッチしていない気もするが、その点LPOの方が切迫感があってよい。 ペトルーシュカは可もなく不可もなくな感じだろうか。 火の鳥は全体にテンポが遅めで、弛緩した印象。 その割にカスチェイのところでいきなりテンポアップするのも少し違和感あり。

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     2017/11/19

    巨人の録音は数多いが、トータルバランスでは最有力なディスクと思う。 ハイティンクの常で過度な感情移入はないが、クライマックスでは必要十分な盛り上がりを見せる。 一方、4楽章の導入部の嵐のあとの弦楽器のメロディーをじっくりと歌わせ、大きなクライマックスを築くなどユニークな面も見られる。 後のシカゴSOとのものより引き締まった表現が好ましい。

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     2017/11/18

    あまり話題に上りませんが、円熟期に差し掛かったハイティンク、絶頂期のACO、絶品のフィリップスのアナログ録音。 ブルックナーの7番にこれ以上何が必要でしょうか。

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     2015/04/13

    クラシックを聴き始めた高校生の頃、通っていたレコード店の店員さんに強く勧められて買った演奏。
    それまでハイティンクには地味というイメージしかなかったが、「とにかくオケの音が最高」とのことで、半信半疑で高校生にとっては大枚の2800円(当時のレギュラーLP代)を出し初ハイティンクを買いました。
    聴いてみたところ店員さんのお話通り、ACO(当時はこの標記)のふくよか響きを見事にとらえた録音のもと、ハイティンクが実にバランスの良い演奏を繰り広げており、一発でハイティンクファンになりました。
    当時のフィリップス録音陣はホールの自然なプレゼンスを収録する事にかけて間違いなく世界一だったと思いますが、コンセルトヘボウの豊か響きを十分に生かした艶やかな弦楽器を主体として見事にブレンドされた木管、金管が必要十分な迫力をもって展開されます。
    抑制された表現ながら続く楽章への期待を十分に感じさせる第1楽章、コンセルトヘボウの豊かな残響を見事に捉えた奥行き感のあるHr.ソロと、それを受けるOb.のいじらしさが素敵な第2楽章、中間部での細かな弦楽器の動きに見え隠れする木管楽器が震い付きたくなるほどチャーミングな第3楽、熱狂に走らず、抑制を効かせながらも最後は十分に盛り上がる第4楽章、などなど、聴きどころ満載です。
    ハイティンクの指揮は細部に拘らない全4楽章を見据えた俯瞰的なもので、全曲を聴いた後の充実感は素晴らしいと思います。
    初めて聞いてから40年近く経ちましたが、私的には未だにこの曲のスタンダードです。

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     2014/11/20

    オケは一流ではないが、、独特の緊張感をたたえた仕上がりになっており、この作品の尋常でない一面を見事に表現していると思う。 このような作品は上手くさらりとやってのけてしまうより、技術的な限界ギリギリの危うさの中に表現したこのような演奏がふさわしいと思えた。 タバコフは元ベーシストであったようだが、この演奏ではベースの動きがはっきりしており面白く聴かせてもらいました。  

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     2012/07/23

    結論から先に書けばこのCDは名盤である。 最初聴いたときは可も無く不可も無くといった程度かと思ったが、その中で心に残った3楽章を聴き 込むにつれて、だんだんとその凄さが判ってきた。 その3楽章だが、冒頭の弦楽器群は全てのパートが意味深いメロディーを奏で、それはまるで救済 を求める無数の手が虚空に向かって伸びてゆくようなイメージである。 さらに驚くのは練習番号82番から楽譜には無いアッチェレランドが入り、頂点のラルガメンテでは一気に倍テンポになるほどのブレーキが掛かる。 この演奏効果が実にすばらしく、一気に引き込まれてしまう。 さらに、この楽章では各所のクライマックスの後に低弦のモノローグが出てくるが、記譜上はフォルテであっても決して声高にならず、常に詠嘆の唄として聴こえ、行き場の無い悲劇性が強調される。 この3楽章を聴くだけでも十分な価値があるが、改めて聴きなおしてみると、その他の楽章も十分に計算された演奏 であることに気が付く。 スコア指定のテンポをきっちりと守り、なおかつ十分に追い込んだ末の大ユニゾンに至る第1楽章。 シロフォンとブラスが派手にズレるが、そんなことはお構いなしに進んでゆく様はライブかと思わせる。やはりインテンポをベースとし、ニヤリともしない辛口の第2楽章。 早いところは十分早く、遅いところ(練習番号121番など)はやたらと遅い第4楽章。  全ての楽章が綿密に計算された劇性に満ちており、さらに各楽章間のバランスも十分に考慮された結果のテンポ設定ではと思われる。 アーロノヴィッチといえば爆演系として有名だが、このひとはそんな単純な指揮者ではなく、非常に個性的な音楽性を持った名指揮者だったと思う。  没してから10年になるが、 多くの埋もれた音源に日の目が当たることを是非期待したい。

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     2012/06/16

    LP時代から私的には決定盤でしたが、長らくCDを買い損ねていて、最近ようやく手に入れました。 改めて聞き直しましたが、時代ゆえに録音がマルチマイクなため少々不自然さは感じますが、CSOの圧倒的な技術がスピーカーから飛び出して来て快感です。 レヴァインの音楽は実に活き活きとしており、まさに音の洪水といった感じで、CSOの名手たちが入れ代わり立ち代わり眼前に現れるといったイメージで、全曲を一気に聴かせます。 ある意味、オーケストラ録音の究極の演奏といえるかもしれません。  

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  • 4 people agree with this review
     2012/06/13

    高校時代に初めて買ったマラ5がこれでした。 いわゆるスリコミってやつですが、久しぶりに聴いたところその素晴らしさに感心してしまいました。
    皆さんが書かれてる通り、実に音楽的で良い意味で健全なマーラーですよね。歌心もあり、出るべきところ十分に出る、至れり尽くせりのサービス満点の演奏だと思います。 ロスフィルも十分に検討していて、何より音に潤いとボリューム感があるのが素晴らしいです。 これを機にメータ/ロスフィルを聞き直すことにします。しかし、1980年前後は小澤/BSOの巨人(旧録)、アバド/CSOの復活、レヴァインの一連の録音など、新時代のマーラー演奏が次々と出て来て楽しかったですね。 

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  • 18 people agree with this review
     2012/06/06

    恐らくハイティンクは現存指揮者の中で最も多くマラ9を振っていると思われ、もしかすると物故指揮者を加えても最多かもしれない。
    最近もLSO、RCO、CSOなどでマラ9を振っており、いずれライブ盤が出てくるとは思っていたが、BRSOとの取り合わせは意外であった。 HMVのレビューによれば、ヤンソンスの代役での出演とのことであるが、ある意味天恵だったかもしれない。
    私は高校生から35年来のハイティンク・ファンであるが、他のマーラーと比べて彼の9番については演奏が客観的なためか音楽に没入することが出来ず、心から感激出来ないもどかしさを感じてきた。 実演は違うのかと思い、BPOとの定期演奏を聴きにはるばるベルリンまで出向いたが、やはり同じ印象を持たざるを得なかった(因みにこの演奏はフィリップスの全集打ち切りにより録音されなかった)。 ハイティンクのマーラー演奏は一つの理想型だと私は思っているが、唯一9番の演奏に納得が行かない点が気がかりであった。
    以上のような経緯から今回のライブ盤も期待と不安、あい半ばといった気持ちで聴き始めたが、幸いなことにその聴後感は積年の不満が見事に氷解したと云えるものであった。 まずBRSOの暖かな弦と、円やかな金管の音がハイティンクの作る音楽とマッチして実に大らかな音楽となっている。 かと言って決して間延びした運びになっている訳ではなく、最近のCSOとのライブ盤の一部で感じるような弛緩は感じられない。 さらに、クーベリック以来のマーラー演奏の伝統を持つBRSOのこと、見せ場での爆発力には何ら不足はなく、全体として非常に音楽的な仕上がりとなっている。
    そして4楽章である。 この楽章を聴くためにマラ9はあると考える方も多いかと思う。 音楽はやや早めのテンポ(といっても早くは無い)で、感情過多にならないように始まる。 開始から25小節あたりで最初のクライマックスがやってくるが、ここまでは比較的抑制が効いたスタイルの演奏であり、今回も同じ結果かとの危惧の念がよぎった。 しかし、その後の40小節過ぎあたりから音楽の様相が変化してくる。 暗闇の中の木管楽器のモノローグの後、ホルンによるブリッジを弦楽器群が受け継ぎ、歌いこんで行くあたりから音楽が俄然熱を帯び始める。 決して絶叫するのではなく、ひたひたと迫るような懐かしさと暖かさがやって来るのである。 ここでのBRSOの弦楽器群の音色はすばらしく、あふれる涙を止めることが出来ないほどであった。 そして音楽は再びの闇の後、100小節目以降の最大のクライマックスへ向かう。 ここでも必要以上に絶叫はしないが、頂点での弦楽器の下降音形は十分な切迫感を保ち、後半には金管群による暖かな救済の響きがやってくるのである。
    マラ9といえばバーンスタインのような感情過多な演奏の印象が強く、自分も無意識のうちにそのような演奏を求めていたようだが、ハイティンクはあくまで強固な造型と客観性を保ったまま、違ったルートでここまでの感動を得られることを示してくれた。
    思えばフィリップスからリストラされ不遇を味わったハイティンクであるが、逆に契約などに縛られず、幾つもの超一流オケとのライブ録音を聴く事が出来る現在の状況は大きな喜びである。 
    男ハイティンク、豊穣の時である。

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