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0 people agree with this review 2006/12/24
'96年発表。曲ごとに万華鏡のように変幻し、まばゆいきらめきを放つものから深い陰影に満ちたものまで自由自在に移り変わる得意のスタイルは、ここにきて極限にまで高められている。しかも、本作ではジャズやメキシカン・ミュージックなどに果敢にトライするチャレンジ精神(というよりは遊び心)も発揮、長いキャリアを持つバンドらしからぬ新鮮な空気、わき立つような生命感があふれている。 確かにそれは、駆け出しのバンドの(かつての彼らが持っていた)切迫感でも衝動でも、怒りでも絶望でもないのだが、咲き誇る満開の桜が今まさに散ろうとしている瞬間のような、ほとんど燗熟の一歩手前のような、きわめてゴージャスな音に触れると、同じように心をかき乱されずにはいられない。ロバート・スミスの歌いっぷりを聴くだけ
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0 people agree with this review 2006/12/23
'06年発表。03年のデビュー・アルバム「フォールン」が、全世界で1,500万枚を越えるセールスを記録し、一躍ビッグ・ネームとなった彼らの2nd。歌姫エイミー・リーのエモーショナルなボーカルを軸に、ラウドなギター・サウンドを中心とするドラマチックなプロダクションで展開している。音色の指向性は異なるものの、緻密に構築した上での歌声の際立たせ方には、ビョークを連想させる部分も少なくない。ボーナス・トラックで収められたシングルのアコースティック・バージョンMが、ピアノを中心にしたシンプルな作りで、今後の作風の広がりを予感させる。
'06年発表。ベガーズ・バンケットが送り出すイギリス出身のベースレスのスリー・ピース・グループによる1st。たゆたうようなサイケデリックなギター・サウンドが軸となっており、クラウト・ロックの影響を受けた無機的なビートも駆使しつつ加速する瞬間の高揚感がすごい。
'06年発表。レベル・アップした、おしゃれなクリスティーナを魅せてくれました、この人は本当に歌うまい!少し今風ではないサウンドがセクシーな雰囲気を増している。
'06年発表。前作の1stソロ・アルバムから期待して待っていたアルバム。何か突拍子もないことをしてるわけではないのだが、どの曲も自分の色がしっかりしていて圧倒的な感じが、純粋にカッコイイ。
'06年発表。モデルとしても活躍中、繊細でガーリーな歌声がすごくキュート!!新生バッド・ボーイの歌姫の1st。曲のテイストは多彩だが彼女の歌やキャラを生かした美メロ重視のていねいなプロダクションゆえ統一感あり。甘酸っぱい雰囲気にキュン。
1 people agree with this review 2006/12/21
'78年発表。アラン・パーカーが映画化した、トルコで収監された米国人の脱獄計画の物語。ドナ・サマー「アイ・フィール・ラヴ」でシークエンス・サウンドに着手し始めたころのジョルジオが、全編の音楽を担当している。16ビート曲「チェイス」は後にシングルも発売された彼の代表作。「イスタンブール・オープニング」では、トルコのエキゾティスムをシンセサイザーで表現し話題を呼んだ。ヴォーカルは秘蔵っ子のクリス・ベネット、編曲のハロルド・フォルスターメイヤーら、レギュラー布陣が脇を固めている。
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0 people agree with this review 2006/12/16
'03年発表。長年のファンにはギタリストのグレアムが解雇された時点で「もう認めない」と思った人もいただろう。それくらいブラーとは4人それぞれの個性溢れるプレイと存在感がぶつかり合って生まれる化学作用によるところが大きなバンドだった。それでみんな揃って前進し続けて行けたら問題ないのだが、4人の人間が10数年の間仲良く足並み揃えてクリエイティブであり続けるなんて奇跡は滅多に起こるものじゃない。脱退の真相は明らかではないものの、仲良しのふりをし続けるよりクリエイティブであり続けることを優先させた苦渋の選択だったと思う。それを選んだのはデーモンであり、できあがった作品はブラーというよりはデーモンの、「前へ進まなくてはならない」という気持ちを強く伺わせるものになった。だから、と
'97年発表。ブリティッシュ・ポップの伝統を引き継ぐサウンドでイギリス人の日常を描いた3枚のアルバムのあとで、かねてから宣言していたように新しい方向に進み始めたブラー。ついにその変身の全貌が明らかに……てなことで発表されたのが、通算5枚目になる本作だ。 とはいえ「イギリス3部作」のときでさえ、彼らは多くのいわゆるブリット・ポップのバンドたちとは違って、ひとつのキャッチフレーズでは説明できない多様な音楽スタイルを持っていた。だから、明らかな新展開を見せるとなると、かなり過激な試みが必要になるわけで、まあなんと、グランジありのガレージありのクラブ系ありのと、今まで未踏の領域が総動員といった様相である。こうなると、いささか「変化のための変化」のような気がしなくもない。気ままな、というよりは肩に力が入った実験なので、今までの大胆不敵な奔放さが気圧されるようなヘヴィな聴き応えに取って替わった印象もある。 それにしても、こうして爆発させまくったイマジネーションを、見事にこのバンドならではのサウンドで音像化してしまう実力はたいしたもの。ここまで間口を広げてみせて、まだまだ今後の変化の余力を感じさせるのは、バンドとしての体力が並外れているからだ。 何より変化したのは歌詞だろう。客観的な描写でいろいろな人生を語ってきかせるこれまでのスタイルはいかにも英国的だったが、本作では自分を主人公にして率直な思いが語られる。その内容にいちいちギクリとし、距離感がつかめずにいるのだが、この展開はすばらしい。確実なのは、彼らがさらにいいバンドになったということだ。
'95年発表。何しろ曲のポテンシャルがえらく高い。本作も全15曲という量産ぶりで、例によって妙なコード進行のナンバーも多いというのに、1曲1曲がどれも恐ろしくポップ。まるで、ポップという言葉の範囲をどんどん広げているかのようだ。ブラーの手にかかればこれまで見過ごしてきた景色も一気に色づく、そんなマジックさえ感じる。ゆえに、2nd、3rdと掲げてきた英国主義/モッズというキー・ワードももはや用なし、といった趣。前作のフィル・ダニエルズに続き、今回はイギリス労働党党首までをも引っ張りだしてきているが(J)、そんな政治色でさえ彼らの前ではポップなトーンに早変わりしてしまう。こんなことができるバンドが、今、他にどれだけいるというのだ。 タイトルの意味は映画のそれと同じ「大脱走」。だが、彼らはどこにも逃げはしないし隠れもしない。天下一のポップ・メイカーとして毅然と存在する。そしてその姿はとてつもなく美しい。ザ・フーもザ・ジャムもいらない。ビートルズも捨て去ってしまえ。このアルバムは私たちにそうサラリと告げているような気がするのである。
0 people agree with this review 2006/12/15
'35年発表。ドイツ生まれで、当時ユニヴァーサルの音楽部長だったワックスマンが、ドイツ表現主義的カメラワークで綴られた白夜の恐怖譚を、オンド・マルトノを駆使したスリリングな音楽で盛り上げている。美しい弦楽の調べと、心臓の鼓動を表現する打楽器とのコントラストが絶妙。
'82年発表。ポール・シュレイダー監督作。「アイリーナのテーマ」ほか、今作からリン・ドラムLM-1が登場し、80年代のジョルジオ・サウンドの基礎がここで確立した。「To The Bridge」の「ペシャッ」と濡れた初代LM-1のスネアの艶っぽさにゾクリ。リリース時の話題は、「レッツ・ダンス」にも再録された主題歌のテヴィッド・ボウイの参加で、スイスのクイーン所有スタジオで録音された。「スター・トレック」の子役出身のクレイグ・ハントレーが、自作楽器ブラスター・ビームで参加。
0 people agree with this review 2006/12/14
'06年発表。デビューから10年を経て、ライブを繰り返す内にアレンジが改められていった楽曲の新レコーディング・バージョンを中心に構成した9枚目のスタジオ・フル・アルバム。サイケデリックなキーボードの旋律を前面に出した生演奏とダイナミックなプログラミングをミックスした独自の作風をアピールしている。AとHが新曲。
0 people agree with this review 2006/12/09
'93年発表。ブリット・ポップの王道を疾走していたブラーの2作目のオリジナル・アルバム。ブリティッシュ・ロックの伝統や英国独自のミュージック・ホール文化などを90年代の感覚で捉え直し、60年代のキンクスを連想させるような、英国的すぎるほど英国的なポップ・アルバム。当時のブリット・ポップ・シーンを代表する1枚でもある。
0 people agree with this review 2006/12/03
'92年発表。11作目。@、Nがミニストリー風だったり、ドラマチックな曲もあったりするけど、基本的にはスタークラブ節。厚みのある音作りと全体の構成はさすが。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン並のメッセージ性も突き刺さる。MADの以前のTORUのギターも聴きドコロ。
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