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Review List of Dinkelbrot 

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     2021/06/02

    30年前に購入したものだが久しぶりに聞いた。夜想曲から聞き始めた。この演奏の時にはルービンシュタインが既に80歳に近いが、しっかりと丁寧に弾いている。年齢のせいもあるのだろうが、晩年の穏やかな生活の中で時折激しい感情がフラッシュバックするというような印象を受ける。当方がもっと若い頃は、ルービンシュタインの演奏は生ぬるいようで好きになれなかったが、当方もこの演奏の年齢に近づきつつあり、なんとなく聞けるようになってきたのだろうか。LPとCDを買い始めて50年近くなるので、色々な演奏家のものがある。まだ当方も煩悩から抜け切れていないらしく、やはりフランソワの煌めきと悲しみの交錯する演奏、エンゲラーの深く沈み込むような演奏、バレンボイムの艶めかしく美しい演奏の方をまだ聞いていたい。ルビンシュタインの演奏も間違いなく素晴らしいと思うので、このお買い得なセットはお勧めですが。

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     2021/04/27

    和音を追加したり、フーガ風にしたり、バッハの独奏曲には無限の展開の可能性があるのだろう。和音が分厚くなっている筈なのに、演奏は軽やかでこれを感じさせない。

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     2021/03/23

    端正でこれがバッハの演奏であると安心して聴ける最高のものだ。シッフはチェンバロも勉強したそうで、これらのCDでは確かにチェンバロの弾き方をピアノに移すとこうなるようにも思える。全体として軽やかな美音で強弱のコントラストは弱めでインテンポの演奏となっている。これらの録音は30年以上前であるが、当方はこの時期の演奏の方を最近のものより好む。これと全く対極にあるのがバレンボイムの演奏だと思う。バレンボイムの演奏はピアノの特性を徹底的に使うものであり、これも非常に素晴らしいものだが、シッフの演奏の方がバロックらしいと言えるだろう。グールドの演奏はシッフともバレンボイムとも違う独特なもので、当方は何かジャズの要素が入っているように感じる。実は当方は本ボックスにあるCDは殆ど30年前にバラで購入していたが、この頃のCDによく使用されていたスポンジシートの劣化とこれに含まれていた可塑剤の影響で半分以上のCDが損傷してしまったこともあり、このボックスは極めて魅力的だ。

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     2021/03/19

    17-18世紀頃のスペインのギター曲ということだが、いかにもスペイン風の哀愁漂う曲ばかりだ。5弦ギター、7弦のヴァンドラ、テオルボ、ビオラダガンバ、ハーディガーディの演奏を集めている。どういうコンセプトで曲を集めているのか良く分からないが、佳曲ばかりだ。このCDは19年前に購入したものだが、久しぶりに聞いた。録音もまずまずだ。

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     2021/03/15

    この第3集の1曲目は、コンソルティウム・クラシクムのメンバのみの合奏となっており、いつもながらの統一の取れた気持ちのよい響きとなっている、これ以外と第1集、第2集の曲はオーケストラ付きの協奏曲となっている。このオーケストラの弦楽パート(バイオリン)の音がやや固く、コンソルティウム・クラシクムのソロの音とあまり良くあっていないように思える。この第3集は星5つとするが、他の第1集、第2集は星4つだろうか。録音自体はNovalisらしい透明感のあるものだ。

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     2021/03/13

    1990年頃からバラで殆ど全部購入していた。いずれも生気のある颯爽とした演奏で素晴らしい。Teldecのボックスセットと共に大いに推薦したい。当方がコンチェルト・ケルンを聞き始めたきっかけはFonoForum紙で絶賛されていたDuranteとKrausの第1集(本ボックスには入っていない)を購入してからだった。それにしてもこのKrausの第1集が本ボックスに含まれていないのは残念だ。

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     2021/03/13

    バロック期ではるがルネッサンスの名残を感じるような哀愁を帯びたメロディーは心に響くものがある。演奏は輪郭がはっきりした、元気のあるものだ。名曲・名演奏と言えるのでないか。LetzborはこのCDで初めて知ったが技術的にも素晴らしいヴァイオリニストだと思う。彼は最近この曲を再録音しており、これはちょっと聞いたところやや柔らかい響きとなっているようだ。これもその内入手してひかくしてみたい。

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     2021/03/11

    コンソルティウム・クラシクムは、安定して柔らかく伸びやかで生気のある演奏をする。昔から好きな団体の1つだ。これも初出の時に購入したのでもう30年近く前になる。MDGの録音もいつもながら空間の広がりを感じる自然なもので素晴らしい。ただドボルザークの管楽セレナードは、音の鮮度や愁いを帯びた響で同時期の録音のヴィルトゥオージ・ディ・プラハの方が好きだ。

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     2021/03/07

    全部バラで購入してからもう25年になる。他の方の評にあるように、いかにもコンチェルト・ケルンらしい生気にある演奏で素晴らしい。ただしメンデルスゾーンらしい優雅さや爽やかさを求める方には向かないかもしれない。爽やかな演奏が好みという方には、全局ではないし、今は絶版となってしまっているが、カメラータ・ベルンのほうが良いだろうか。

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     2021/02/28

    もう10年も前に購入したものだが、全体に薄く霞がかかったように聞こえるので最初の1,2枚しか聞いていなかった。新しい音響機器で聴きなおしてみたが、音に関しては印象変わらず。何が原因なのだろうか、録音時の条件なのか、マスターテープに録音した際、あるいはCD用に編集した際にこうなるのか。ニールセンの曲をこれだけまとまって、安価で聞けるのは大変ありがたいし、それぞれの演奏も悪くないと思うので、音だけやや残念だ。

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     2021/02/22

    これも昔店頭で購入したものだが、HMVのコメントにあるように、明るい佳曲だ。ゲヴァントハウス四重奏団もフレッシュな演奏を聞かせている、ドイツシャルプラッテンの録音はレンジはそれ程広くないものが多いが、これはかなり良い録音の方だと思う。もっと聞かれても良い曲だ。

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     2021/02/22

    6枚組のセットとして購入した。特にノイズは気が付かなかった。デジタル録音なら修正は容易だろうが。彼女らしいしっとりとした演奏で、こういうのも聴きたくなるものだ。録音音質は抜群というわけではなく、レベルもやや低い。

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     2021/02/21

    西暦2000年以降殆どコンチェルト・ケルンのCDを購入していなかった。購入しなかったのは、この頃から暫く純粋に器楽合奏のCDがなかったからと思う。今回2008年頃からのCDがセットになったのを見つけたので購入した。いつのまにかBerlin Classicsに移ったとは知らなかった。1枚目から聞いてすぐ思ったのは、昔のCapriccioやTeldecの頃の響きと違うことである。音としては確かに古楽器なのだが、昔のような押し寄せてくる迫力を感じない。元気もある程度あるのだが、なぜか違和感がある。全12枚とDVDを聞いてみて、特に最近のものほど演奏が揃っていないのではないかと感じる。単にうるさく聞こえることが多い。CapriccioやTeldecの頃は、もっとフォーカスがピシッとしているというか、統一感のある、強い前進する力が感じられた。昔のコンチェルト・ケルンは、ムジカ・アンティクァ・ケルンに続く古楽合奏団として、その生きの良い力強い合奏で1980年代から1990年代でイルジャルディーノ・アルモニコと並んで当方のお気に入りだった。昔の演奏との違いは何だろうと思って、色々調べたら、当初のリーダーのWerner Ehrhardtが2005年に抜けたことが影響しているのではないか。彼は別の室内オーケストラを組織し、指揮もやっている。2004年のHarmonia Mundiのフィガロの結婚でもまだ昔の響きだったので、この後コンチェルト・ケルンが変わってきたのではないか。こう考えながら聞くと、今回のBerlin Classicsのボックスでも古い方の録音になるほど、昔の雰囲気が残っているように思える。CD5のブランデンブルグ協奏曲第3番の辺りから段々当方好みになってきているようだが、他の演奏グループと比較して、コンチェルト・ケルンらしさはそれ程でない。このブランデンブルグ協奏曲では、約390Hzという低いピッチが採用されている。CD6の第5番で、エコー演奏用に吹口/歌口/指孔が2つあるリコーダーをわざわざ製作して演奏しているのが面白い。CD7のハイドンとサロモンは、昔程颯爽としているわけではないが、柔らかい演奏で、これらの曲にはかえって雰囲気が合っていてこれはこれで良い。CD8はタイミングは昔の雰囲気に近くなっているが、クリスマスアルバムということだろうか大人しい演奏で、何か方向性が定まっていないように聞こえる。CD9、10の管弦楽組曲1〜4は、各組曲毎にリーダー(Einstudierung)が違っていて、それぞれ感じが違う。概ね元気さということに関しては昔の感じが少しするが、元気がいいだけで荒っぽいような気がする。またブランデンブルグ協奏曲や管弦楽組曲は祝祭的な曲なのだから、もう少し楽しく、軽やかに演奏しても良いのではないか。CD11のフランスの作曲家リジェルの交響曲は初めて聞いた。このCD11ではCapriccioやTeldecの頃の演奏そのままの血沸き肉躍る感じになっており、タイミングがぴったり合い、強弱の対比も見事だ。これぞコンチェルト・ケルンの演奏だ。CD11ではトラック11で突然ピッチカートの優雅な演奏があり、はっとさせられる。これは名盤ではないかと思う。このCD11ではリーダー(Konzertmeister)がBarry Sargentとなっており、2008年の録音だ。Barry Sargentはスペインであちこちの楽団でdirectorとなっているから、この時だけコンチェルト・ケルンに参加したのだろうか。CD12のヘンデルも良くまとまっていて、生き生きとした気持ち良い演奏だ。ここではリーダー(Konzertmeister)がAnton Steckとなっており、彼もこの時だけコンチェルト・ケルンに参加したのだろうか。これも2008年の録音だ。
    DVDは、2019年収録のもので、2018年収録のCD3と同様、佐藤俊介がソロバイオリンを担当している。VivaldiはCD3と似た演奏だが、録音のせいか、演奏会場のせいか、全体としてもっとソフトになっている。このDVDで聞く限り、他の古楽合奏団と同程度に上手いが、昔のような特別な感動は無かった。なお特に「秋」の1楽章でソロバイオリンがわざと音程をうわずらせて演奏しているような個所が数か所あり、聞きづらかった。またDall’bacoの曲に関しては、1998年のTeldec録音の方がピシッとフォーカスがあっており遥かに迫力がある。
    演奏の好みは人それぞれなので、現在のコンチェルト・ケルンが好きだという方もおられるだろう。しかし当方は、CD11、12で聞けるような昔の演奏スタイルが復活することを切に願う。全体をしっかりまとめるリーダー/指揮者の存在が重要となるのではではないか。

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     2021/02/18

    HMV店頭で購入してから20年近く経つ。CDプレーヤを新しくしてから昔のCDを聞きなおしている。この全集は5人の奏者で分担しているが、いずれも水準以上だと思う。個人的には、力強いHooglandと颯爽とした福田が好みかな。録音もなかなか良いと思う。廉価版でなくとも推薦できる内容だ。但し当方所有の初出の10枚組の個別のブックレットは値段相応だ。

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     2021/02/15

    コレルリの流れを汲む合奏協奏曲だ。演奏はビアンキーニとアンサンブル415で、極めて激しい演奏というわけではないが、生々しい演奏に驚いた。ZigZagの録音が素晴らしいせいもあるのだろう。昔の仏Harumonoa Mundiでの録音と比べると各段に良くなっている。Alphaのグループに移籍すると共に演奏に力を入れているということなので、注目している。

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