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0 people agree with this review 2006/05/04
'91年発表｡いかにも､Xらしい超ﾊｲ･ｽﾋﾟｰﾄﾞ王道ﾅﾝﾊﾞｰから､70年代風R&Rやﾊﾞﾗｰﾄﾞまで､ﾊﾞﾘｴｰｼｮﾝ豊か｡しかし､どの曲をとってみても､Xらしいﾅﾙｼｰでｷｬｯﾁｰな仕上がりになっているところは､ｻｽｶﾞ｡当初は､大作｢Art Of Life｣との2枚組の予定だったが予算の都合で､このｶﾀﾁになった｡
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'87年発表｡4ADのｱｰﾃｨｽﾄ達が寄り集まったﾊﾟｰﾏﾈﾝﾄ･ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ､ｼﾞｽ･ﾓｰﾀﾙ･ｺｲﾙによる2nd｡前作｢涙の終結｣同様､様々なｶﾊﾞｰ(ｼﾞｭﾃﾞｨ･ｺﾘﾝｽﾞ､ｳﾞｧﾝ･ﾓﾘｿﾝなど)が収められている｡3部作の真ん中に挟まれて地味な存在だが､ｷﾞﾗﾘと鈍い(暗黒の)光は放っている｡
'05年発表｡｢FLASH｣も全世界で話題を集めた｡そのｱﾙﾊﾞﾑからｾﾚｸﾄしたﾅﾝﾊﾞｰのﾘﾐｯｸｽを中心に､他ｱｰﾃｨｽﾄに提供した楽曲を収録したｺﾝﾋﾟﾚｰｼｮﾝ･ｱﾙﾊﾞﾑ｡
1 people agree with this review 2006/05/04
'91年発表｡ﾄﾞﾝ･ﾌﾚﾐﾝｸﾞをﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰに迎えた3作目｡誰もがﾉｲｽﾞ･ｷﾞﾀｰどっぷりになるのかと思っていただろうが､ﾒﾗﾝｺﾘｯｸなﾒﾛﾃﾞｨの方が強かった｡しかし､青春ﾍﾅﾁｮｺの複雑な恋愛歌詞がすこぶる良くてﾎﾚ直した｡流れ的に｢ｻﾞ･ｷﾝｸﾞ｣の再発もお願いしたい｡
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'05年発表｡前作から6年ぶり､TOWA TEIのｿﾛ名義としては4作目となるｿﾛ･ｱﾙﾊﾞﾑ｡坂本龍一やｶｲﾘｰ･ﾐﾉｰｸﾞ､ｱｰﾄ･ﾘﾝｾﾞｲ､ﾊﾞｯﾌｧﾛｰ･ﾄﾞｰﾀｰらが参加｡揺るがぬﾃｸﾉでｴﾚｸﾄﾛでｽﾍﾟｲｼｰなﾌｭｰﾁｬｰ･ﾘｽﾆﾝｸﾞ･ﾐｭｰｼﾞｯｸ｡
'79年発表｡YMOがLA公演で渡米する直前まで､細野晴臣を除くﾒﾝﾊﾞｰが参加していたKYLYN全国ﾂｱｰ｡ﾏｲﾙｽ･ﾃﾞｲｳﾞｨｽ､ｳｪｻﾞｰ･ﾘﾎﾟｰﾄ､ｼﾞﾉ･ｳﾞｧﾈﾘのｶﾊﾞｰ､初出となる矢野顕子作｢在広東少年｣など収録｡ｽﾃｰｼﾞ上では流血の殴り合いやｿﾛ禁止令発布など､かなり武闘派でﾊﾟﾝｸなﾊﾞﾝﾄﾞだった｡
'79年発表｡｢日本版CTIｵｰﾙｽﾀｰｽﾞ｣ことKYLYN｡坂本龍一､矢野顕子､高橋幸宏が参加｡ｱﾄﾞﾘｳﾞ誌が同年の特選盤に選ぶﾌｭｰｼﾞｮﾝの名作となったが､教授にとっての結成動機は｢脱ｼﾞｬｽﾞ｣｡ﾃﾞｨｰｳﾞｫ来日公演を皆で観に行くなど､ｼﾝｾ導入にはﾆｭｰ･ｳｪｰﾌﾞな視点があった｡
'85年発表｡高橋幸宏主演の映画｢四月の魚｣のｻﾝﾄﾗ盤｡映画自体は残念ながら､さしたる話題作になることもなく…(笑)｡音楽の方はやはり｢ﾕｷﾋﾛ色｣の濃い作品となっている｡映画音楽なので､他のｱﾙﾊﾞﾑとは少し趣が違うが､ﾕｷﾋﾛ独特の柔らかさと､爽やかさ､清涼感が漂っている｡
'03年発表｡吉野裕司と上野洋子を中心に､｢古楽ﾎﾟｯﾌﾟ｣を掲げるﾕﾆｯﾄのﾍﾞｽﾄ盤｡ｲﾝｸﾞﾗﾝﾄﾞやｼﾞﾝﾊﾞﾌﾞｴなど各地民謡を､ｱｺｰｽﾃｨｯｸ楽器主体のｽﾋﾟﾘﾁｭｱﾙな演奏で解釈｡超豪華な女性ﾎﾞｰｶﾙ陣の美しい歌声も素晴らしく､極上のｱﾝﾋﾞｴﾝﾄ･ﾎﾟｯﾌﾟ｡
0 people agree with this review 2006/05/03
'99年発表｡ｼﾞｬｹｯﾄはｽﾊﾟｰｸｽのもじり｡｢Last Century Modern｣のﾘﾐｯｸｽ集｡当然ながら小ぎれいなのに､どこか､こそばゆく太いゆらぎある音の群が胸をﾄｷﾒかせる｡ｾﾆｮｰﾙ･ｺｺﾅｯﾂのﾐｯｸｽが妙に泣かせる｡天気雨のようなｱﾙﾊﾞﾑ｡
'84年発表｡全曲英語詞による｢海外向けｱﾙﾊﾞﾑ｣｡DXなどﾃﾞｼﾞﾀﾙ楽器の比重が増え､音が硬質に｡ﾛﾋﾞﾝ･ｽｺｯﾄの録音で学んだ独特なｺﾝﾌﾟ･ﾄﾞﾗﾑが､今作以降､ﾕｷﾋﾛのﾄﾚｰﾄﾞﾏｰｸとなった｡音数を減らして､ｿｳﾙ色を強化するため､沖縄出身の当山ひとみ､ﾏｲﾗ･ｹｲ姉妹のﾓｰﾀｳﾝ風ｺｰﾗｽを全面にﾌｨｰﾁｬｰ｡
'02年発表｡ﾌﾞﾗｲｱﾝ･ﾃﾞ･ﾊﾟﾙﾏ監督､ｱﾝﾄﾆｵ･ﾊﾞﾝﾃﾞﾗｽ主演でおくる､官能ｻｽﾍﾟﾝｽ映画｡｢ﾊﾞﾝﾃﾞﾗｽ｣と｢官能｣というこの2つのｷｰﾜｰﾄﾞだけで､かなり濃そうな感じもするが､教授の理性もあって｢ｸﾗｼｶﾙな雰囲気をたたえたﾗﾃﾝ｣といった雰囲気に仕上がっている｡
'85年発表｡｢改造への躍動｣を気に入った坂本龍一から依頼を受け､前年に加藤登紀子の編曲を務めているが､その時に作られた｢ｾﾞﾂｪｯｼｮﾝ〜機械と建築〜｣というｿﾛ作品がﾍﾞｰｽとなっている｡FM音源や生のｽﾄﾘﾝｸﾞｽを取り入れ､ｹﾞﾙﾆｶより力強いｻｳﾝﾄﾞに｡
'84年発表｡83年8月の東京･渋谷公会堂でのﾗｲｳﾞ8曲 ｽﾀｼﾞｵ1曲｡ﾊﾞﾝﾄﾞってのはこういうものだ､と手本を示して…いるわけではないだろうが結果的にはﾒﾝﾊﾞｰのﾊﾞﾝﾄﾞﾏﾝとしての実力をしっかりと見せつけてしまった｡ﾋﾞﾙ･ﾈﾙｿﾝ､D･ﾊﾟｰﾏｰなどがｻﾎﾟｰﾄ｡
'02年発表｡一筆書きの一瞬を捉らえた商業仕事にこそ､らしさの濃厚なｴｯｾﾝｽがある｡そういう意味で｢ﾃｸﾉﾎﾟｯﾌﾟ時代｣の最良の部分が味わえるのが､この後年発掘されたCM､TV音源集｡｢盤として残らない｣という条件を逆利用した､様々な実験が無責任に繰り広げられる様が面白い｡
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