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0 people agree with this review 2007/04/04
'07年発表。BUCK-TICKの星野英彦が率いるユニットの初音源。彼のギターとCUBE JUICEの最先端エレクトロ、そこに英国出身ケリー・アリのキャンディ・ボイスが浮遊して生まれるのは、光と闇を行き来する不思議な音世界。時代も国も超えた唯一無二のサウンドがココにある。
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0 people agree with this review 2007/03/31
'82年発表。「ポップ・ミューヂック」をヒットさせた謎の集団、Mの3rdアルバム。全編にサンプリングを導入しており、技術は前作にも手を貸した音楽工房、エレクトロフォンのフェアライトCMIが使われている。ニック・プリタス、ウォーリー・バダローらMの同僚のほか、トニー・レヴィン、バリー・アダムソン、トーマス・ドルビーらが参加。4曲に高橋幸宏が参加しているが、これは「ニウロマンティック」の録音で英国滞在時に、まったく曲がない中でTR-808と格闘させられた、素材を組み合わせた産物なんだとか。「Yellow Magic」なんて曲もあり、ファンクへの傾倒も含めてYMO「テクノデリック」賛歌のような仕上がりに。
'79年発表。オールド・テクノ・ファンには失笑のマト(笑)になっているMことロビン・スコット。大ヒット・シングル「ポップ・ミューヂック」を収録した本作は、Mの1stアルバムである。今でこそテクノとダンス・ミュージックは密接な関係にあるが、当時ロックとデスコの間には大きなミゾがあったのだ。しかし、Mの成功によってロックのフィールドの中で、デスコ・ミュージックは一つのステイタスを築いた。だが、先駆者ゆえ評価は粗雑で、不遇な初期テクノのスターなのだ。
0 people agree with this review 2007/03/25
'95年発表。笙、竿、篳篥、大篳篥、横笛、排簫、三絃、太棹、筝、聲明などの静謐な音と間が重要な雅楽器。ヴィオラ、ホルン、トロンボーン、パーカッションなどの存在感の強い西洋楽器の自然な融合と対比。93年に「封印宣言」したコンピュータを敢えて使用した、高橋悠治の情熱と見事さ。 この圧倒的な迫力と、美しくも儚く最終曲に向かって行く作品。音が、本来持つ素晴らしさの意味が体感できる。
'80年発表。仏のカレスの元メンバーで、ビルボード誌のポップ&ダンス部門の人気制作者に選ばれた、ボリス・ミッドニーがプロデュース。ミーコがRSOに移籍して出した、本物のSEを使った「帝国の逆襲」と同時にリリースされた、本格的なシンセ・ヴァージョン集。同じディスコでもサンタナ、デオダードらを意識したラテン風のリズム・セクション。「ヨーダのテーマ」も、生のストリングスを入れたミーコ同様の編成だが、よりジャズ風だ。「ダースベイダーのマーチ」では、ヴォコーダー声でベーダーが歌唱する悪ノリぶり。
2 people agree with this review 2007/03/25
'69年発表。35ミリのフィルム録音に用い、50年代からハイファイなギミック・レコードを作ってきたイノック・ライトが、コマンドの後に立ち上げたレーベルが「プロジェクト3」。トニー・モットーラ、ディック・ハイマンらおなじみの演奏者を迎え、バッハ、バカラック、ビートルズのヒット曲をモーグを使ったショッキングな編曲で取り上げている。1曲目の「ボンド・ストリート」の冒頭から、音が左右に激しくパンニング。「ポップ・コーン」風のパーコレーター音が小気味良いメロディーを奏でる、軽快なアレンジに。
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77年発表。チャイコフスキー「大序曲1812年」、「くるみ割り人形」2曲をシンセサイザー編曲。ラリー・アレクサンダーはジャニス・イアンの仕事でグラミー録音部門賞を取ったこともあるエンジニア、鍵盤担当のジャック・クラフトはバークレイ出身のマルチ・プレイヤーである。アープ2600をメインに、位相系エフェクターを駆使して奥行きを演出しており、音の動きが面白い作品になっている。「1812年」はおなじみのカノン砲の音を、迫力のホワイト・ノイズで再現。
'67年発表。元ジョージ・シアリング・クインテット出身のヴァイヴ奏者で、モリコーネ、ロータからザッパまで、幅広いジャンルで活動する打楽器奏者。32年生まれで、TOTOのジェフ・ポーカロが幼友達。55年にニューヨークに移り、多くのセッション盤を残した。前作「New Time Element」は、ポピュラー曲を題材に、7/8、5/4などの変拍子ジャズとモーグで調理した実験作だったが、今作では同形式で、12の誕生石に呼応したオリジナル曲を書き下ろし。モーグのリアライズは前作ともにポール・ビーヴァーで、ガムラン風の音色がサイケデリック風味なり。
'69年発表。ヒューブナーは、60〜70年代にかけて、アメリカ西海岸で活躍した魔女タレント。先祖はユーゴスラビアの魔女だそうで、彼女は6代目。NYのロングアイランドで育ち、占星術師となって雑誌、テレビで活躍。後に西海岸に移り、68年に史上初のロサンゼルス市公認の魔女に認定された。これは彼女が、一般人を現実から解き放ってくれる作品で、本人のナレーションのバックに、映画「禁断の惑星」の音楽を勤めたルイス&ベベ・バロンが電子音響を付けている。プロデュースはジェイムス・ヒルトン。クレジットは「サイバネティック・サウンド・バイ」となっており、「禁断の惑星」に通ずる宇宙的な電子音が炸裂する内容。
'76年発表。「2001年宇宙の旅」を当てたMGMが、その6年後に制作した、管理社会を痛切に皮肉った24世紀舞台の近未来SF。ファラ・フォーセット・メジャーズが出演。マイケル・アンダーソンがメガホンを取り、後にTVシリーズ化され好評を博した。「猿の惑星」に続き、ゴールドスミスは本作でも12音音楽の手法による作曲や、シンセサイザー、ソリーナほかの電子楽器を導入するなど野心的。「イレズミの男」の音楽で使った技術を持ち込んだ、エレクトリック・パッセージを披露している。MGMオーケストラの演奏に、後から電子音パートを加えたものだが、「Flameout」、「Love Shop」など、本格的な電子音楽曲も。
'59年発表。フォークウェイズのSF効果音集。クリエイターのヴァクラウ・ネルヒベルは、現代音楽畑出身の作曲家。オシレーターとディレイやフィードバックによるテクニックが使われているが、「奇妙な」「狂った」などの解説文が添えられており、表題は宇宙というより「外界」の音楽。オンド・マルトノのグリッサントとピアノの不協和音による「Strange Erupitions」など、映画「サイコ」登場を連想させる、ニューロティックな描写に重きが置かれているよう。そのほか「Inter Planetary Journey」なんていう、バッハ風の組曲もあって、ウォルター・カーロスを先取りしている。
'00年発表。「An Anthology Of Noise & Electronic Music」という歴史音源発掘シリーズに取り組む、ベルギーの前衛レーベルSub Rosaが、マーク・ハイナント選曲でリリースした、59〜69年の初期作品を集めたソノロジー研究所の作品集。オランダの作家を中心に、ラーイメイカーズ「Piano-Forte」(59〜69年)、トン・ブルイネル「Reflezen」(61年)、コンラッド・ボーマー「Aspekt」(66〜68年)などを収録。
'00年発表。表題作はモーグとR&Bをテープ編集した曲で、発振音に始まり、ソウルフルな女性ヴォーカルのタイトルがテープ・ループで繰り返される。C/Wの「Poppy Nogood」は、67年のフィラデルフィアでの映像イベントのために制作された、フィードバック系の作品。
0 people agree with this review 2007/03/24
'98年発表。34年に技術者としてフランス国営放送に入局。44年にRTF実験スタジオを作ったシェフェールは、ミュージック・コンクレートの始祖的人物。48年に、汽車の音やシチュー鍋の音などを素材に用いた、第1作「騒音のエチュード」を発表。49年にパリ音楽院卒の作曲家ピエール・アンリと出会い、ひとりの男の周囲で発せられる音だけを用いた音響詩「ひとりの男のためのシンフォニー」(50年)を共作した。本作は60年代に作曲を辞めるまでの、シェフェールの代表作をまとめた3枚組。アンリらと異なり音楽教育経験のない非音楽家ゆえか、ゴダールの初期作品のような、どこかにやけたダダテイストを感じさせる。
'97年発表。女性電子音楽作家のオムニバス。19世紀末のジョアンナ・M・ベイヤーの残されたスコアをドン・ブックラらがリアライズした「Music Of The Spheres」(38年)、女性解放運動家でもあったポーリン・オリヴェロス「Bye Bye Butterfly」(75年)、メレディス・モンク、ベル研究所のローリー・スピーゲルなど、新しい視点で電子音楽の足跡を追っている。選曲はチャールズ・アミルカーン。77年にArchレーベルから出たものの復刻だが、フィリップ・グラスの推薦でローリー・アンダーソン「New York Social Life」、「Time To Go」(ともに77年)が加えられている。
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