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4 people agree with this review 2014/02/10
やっぱりシフさん、ECM、一筋縄ではいかないベートーヴェン。現代ピアノと、昔の響かないフォルテピアノとで合わせて録音、ついでに最後のピアノ・ソナタ、露払いとして再録、締めはバガテル。大きく響くピアノの方が、悲しいかな現代人には、合いますが、フォルテピアノの小さな場所で演奏される懐かしい響きも捨てがたい。しかし、一曲だけの変奏曲書いてくれと頼まれ、これだけの曲、書いてしまう晩年のベートーヴェンも流石の変人。嗚呼、溜め息吐いてしまう美。孤独の彼方に、バッハの平均律と、第九が響いて来る。
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1 people agree with this review 2014/02/10
内田さん、敬愛する名匠ザンデルリングとの念願のベートーヴェン協奏曲。繊細な内田さんのピアノと、優しい時に豪胆ザンデルリングの記念碑的名演。コンセルトへボウとの3番、4番は後者だけがライヴ、1番、2番、5番はバイエルン放送響とのセッション。4番のライヴらしい緊張感は鳥肌ものですが、より徹底した演奏と言う事で、以後の演奏は、セッションとなったのでしょうか。コンセルトへボウの演奏は、やや軽め、明るい印象、バイエルンは、ドイツらしく重め、お互いの長所出しつつ寄り添ってゆく親愛、尊敬の念が感じられる演奏。とっても切ない。発売されては、すぐ無くなってしまう、ザンデルリング引退コンサートのCDも、是非聴きたい・・・。
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0 people agree with this review 2014/02/09
ザンデルリングは、ナチスドイツを逃れてソ連に渡ったら、そこには、暴君スターリンがいた。その時代を、身をもって知っている人だ。その国で学び、ショスタコーヴィッチとも同時代を過ごし、知機もあり、東ドイツを活動の中心としながら、フィルハーモニア管など西側でも活動出来た。この時代のソ連東独の雰囲気、東独のほの暗い、重厚なオケの音、録音共に、この曲には、嵌っている。スターリン時代を知らない或る意味幸せな次世代のソ連の。或いは、西側の指揮者、又は、今時の多くはイギリスのオケとソ連時代を殆んど知らない指揮者とのデジタルな軽めの演奏とは、大きく一線を画する。よりスケール大きく、えぐく迫ってくる。ムラヴィンスキーの厳しさとも違う粗っぽさ、懐の深さ。当局への怒り、戦争への葛藤と弾圧の描写、虚無、追悼、諦め、民への生への祈り、希望、警告、諸々込められた、音は古くはなったが、この曲の今持って強力代表盤。ザンデルリングは、その後もしばしこの曲を取り上げ、’97年、ヴァントの急遽の代役、ベルリンフィルでも、この曲を振った。私は、圧倒された。普段聴くには、’76年ショスタコーヴィッチ死後録音の、この演奏。音ひとつひとつが立って、叫び、主張している。あれだけあった後、静かに、託す様に終わってしまう・・・。
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4 people agree with this review 2014/02/08
祝グラミー賞受賞。筋の通ったふまじめ作曲ヒンデミットの、最近多くなった協奏曲や、管弦楽、室内楽曲をミックスして発表された作品に対する賞。以前からエッセンバッハとは共演も多く、Midori さんは、教育活動しながらの演奏活動で、バッハも最近多く演奏していますが、ここでは、北ドイツでヒンデミット。相変わらず情感深く、テクも見事。エッシェンバッハは、以前ほどの異様とも言われた芸風、流石にNDR、フィラデルフィア、パリでやや大人しくなり、ついでにフィラ管破産させてしまいましたが、お構いなくラン・ランはじめ、ツィモン・バルト、レイ・チェン、マスレンニコフ等、若くて一筋縄で行かないアーティスト、或いは、若いオーケストラを引っ張り上げて、共演し録音する。そちらの方が、面白い演奏が多く、又、感心させられる。ピアノも今だバリバリ弾くし、ワシントンもウィーンもある。その情熱ある演奏、本当に百歳まで、聴かせて欲しい。
1 people agree with this review 2014/02/07
40代の頃から、80代の様な風貌、流石にパーキンソン病を患うも、今も現役、東側の伝統オケから、東独崩壊と共に、引退したスイトナーさんとは対照的に、一挙にニューヨークフィル音楽監督、お次はロンドンフィルで自主レーベルも立ち上げ、以外やフランス国立管首席まで務め上げ、独米英仏のオケを制した他イスラエルでも重鎮、奥様は日本人で、レパートリーは怖ろしく広い、協奏曲伴奏もお得意、何でもそこそこやれてしまう、時々爆演、も聴かせてくれるマズアさん。やっぱりここでも、意外な選曲、ごくごく真面目な演奏。ドイツ王道の正統派、と、言っていいのでしょう。ライヴでの演奏が、もっと、心に響くものであれば・・・。
Naxosが、WITと言う、名匠、派手さはないけど、真摯な指揮者の音楽を聴かせてくれたのは、有り難い。今や、ポーランドの名匠、昨年は、Promsで、素晴らしい演奏を、聴かせてくれた。いいラヴェルにファリャ。
1 people agree with this review 2014/02/06
その昔、関西の評論家の音楽評論家、出谷啓さんが、独墺、本拠の指揮者によるものより、ずっと、良いと書いてあったのに、導かれて買った。聴けば、暖かくも、厳しい、情緒あふれる演奏で、数多、素晴らしい演奏も出てますが、今持って、スタンダード。ハレとの演奏もいいが、ウィーンフィルの響きは大きい。クラシックのレコード、音楽は、導き付け、情報案内が無いと入っていけない。これ、産業化の常、加工化は必然。ノイズ入っていたら、まず発売されない、どんなに、いい演奏でも。だから、ブートレグが出回る。中には、そちらの方が、良い演奏だったリする。解体しつつあるクラシック音楽業界の中で、どう商品として、聴かせるかは、重要。公式盤だって、何処までが、加工され、古の楽譜の改変や編曲、施されているものかは、結構、いい加減、詐欺じゃあないかと、思うものもある。 私は、響いてくる音楽が全て。少々改変されてても、他人が書いたとされるものでも、私の耳と脳がいいと、感じれば、少々社会のルール、逸脱しても、いいものだと、思う。ポピュラー音楽の様に、共作とされる作品が、あってもいい。響き渡る音楽、それで、心が動く、熱くなるかが、全て。どう刷り込みが、あったとしても。小難しい現代音楽でなく、如何にも、交響曲聴いている人なら、受け入れられる音楽だった。 あざとい詐欺の様な処があっても、それは、古今の音楽世界の常。作曲家の周辺の代理店(或いは、御本人)は、様々、マーケティング、如何にもメディアが飛びつきそうな部分を徐々に取り上げて、祭り上げ、遂にはNHKで大々的に放送させて、普段触れる機会の少ないクラシック音楽に、レッテルを貼って、CDを売る。モンキービジネス、音楽業界の常套手段。お金の分配、人間関係、良心、忙しさ、ハンディキャップがあって、悲しいかな、法や道徳の順守、心遣いがなかったと言う事か。やっぱり、残念。余りに不自然に、周到に、取り上げられましたが、良いと思った人々が、これだけ沢山出た事実は変わらない。21世紀、如何にもと言うメディア、プロモーションつけられても、この際、真実、さらけ出して、どういう形であれ、佐村河内さんの少なくとも、題名はどうであれ、本分の音楽、交響曲1番、鳴り響いて欲しい。
1 people agree with this review 2014/02/05
確かに、シャキシャキとした速めの演奏ですが、決して疎かに弾いている様な演奏ではない。しっかりと、意味、意思を持たれて弾かれている演奏。なかなか出来る事じゃない立派な秀演。ヤノフスキさんは、やっぱり、名職人と言われるだけの事はある。フランス系のオケらしい演奏。
ベートーヴェンの7番や、ミケランジェリとの「皇帝」が、続けざまにCD化され、ブラームス4番は、DGのシュトットガルト響と同年の録音で、こんなに同じ曲が次々と発売されるのを、天のチェリがどう思っているか等は、もう、どうでもよくなり、今、生きている者は、その場に居られる訳はなく、有難く、耳を傾ける。フランスの新古典主義者ルーセルと、ドイツの一昔前の古典主義者ブラームスの2曲は、やっぱり、余りに見事に整えられた傑作ルーセル、チェリならではの響かせ方が聴けるブラームス。特に2楽章は、流石。じっくり解析、こうでなくっちゃ、と言う感嘆の音楽。ここぞと言う処の、気合いの声は、もう仕方ない。オケの皆様、ご苦労様。チェリがフランスを離れ、南ドイツへと行ってしまったのを、喜んでいるか、悔いているか、知る由もなし。40年後に、日の目を見る価値は、充分にある。
5 people agree with this review 2014/02/04
ショスタコーヴィッチの交響曲14番、1973年に、ロストロポーヴィッチがソ連で秘密裏に発表した曲を、ピリオドアプローチで演奏する? そんなあり得ない事をやってしまったギリシャ生まれ、ソ連、ロシアで学び、ピリオドオケも組織したクルレンツィス。時代を経、変化は当然とは言え、反則じゃねえかとの杞憂は、すぐ晴れた。ショスタコーヴィッチの怒り、諦めも斬新、そして適確、徹底されたサウンドで、その精神、披露している。見事、感心、恐れ入った。SONY移籍のモーツァルトも楽しみ。又も、才の登場。只、その変化に、私達、付いていけるか。私は、聴いて驚かされ、感心。支持する。
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2 people agree with this review 2014/02/03
こんなに、細かい処まで、徹底的に、時には優しくとは言え、厳しく要求されたら、演奏者には、タマラナイ、と言う処が出てくるのも仕方がない。これこそが、チェリビダッケ。人間、時間。場所の制約だってある。ここに収められたチェリビダッケの「シェラザード」は、チェリの得意技だったけれど、映像も含めて、徹底されていない、不自然な処があるのが、残念。その昔、FMで、初めて聴いたチェリとこのコンビのオケとの演奏は、怖ろしく遅かったけれども、金管の咆哮、全体の迫力、それまで聴いた事のない響きで一発で、魅了された。ミュンヘンフィルとの演奏は、更に遅くなり、徹底され、更に、一皮剥けたスケール大きい細密豪放、でも基本アプローチは変わっていない演奏で、ドキモを抜かれた。もう他の演奏が、よっぽど違うアプローチでないと、聴けなくなってしまった。とあれ、この演奏も、レヴェルは高い。やや不機嫌なチェリの表情含めて貴重、ミュンヘンへ移ってしまったのも、仕方ないと、思わせる。が、よくぞ、この曲の映像、残してくれました。
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0 people agree with this review 2014/02/03
バーンスタインとこの時代のウィーンフィルの演奏も素晴らしい。全編、聴衆の前でライヴ演奏されたものからなる初のベートーヴェン全集ではなかったか。伝統のウィーンフィルと、バーンスタインの情熱。ここで語られている知識人、バーンスタインの言葉も重い。時代は、移り変われど、ベートヴェンが、後世まで意識して作り出した音楽。研究し、学び、20世紀、アメリカから満を持して、ヨーロッパで、テレビカメラも据えて、本拠のホールで、後世まで、ベートーヴェンの様に伝えたかった全霊、全盛期の音楽と哲学、精神。しかし、バーンスタインは、死後、公式には、生前の発掘演奏と言うのが、発売されない。様々事情はあるのだろうが、その姿勢もいい、尊敬に値する。それだけの事はした演奏群、商品。第九の演奏終了後、指揮台で魂、集中が抜けて、プハッと、唾吐く様に、一気に息を、集中を掃き出すバーンスタイン。映像ならではの生身の姿は、バーンスタインらしい。バーンスタイン以後、バーンスタインの影響は、今も、先日亡くなったアバドを含めて、その後現れた指揮者全てに、それぞれの形で、引き継がれている。煙草は止められなかった人間的であった偉人。並外れた才を音楽に捧げ、音楽を通して、多くの事を実践、教えてくれた才人。
0 people agree with this review 2014/02/02
その昔、小澤征爾さんは、「バーンシュタインの音楽は、案外、オーソドックスなんだ様ねえ。」、と、おっしゃっていました。その典型の様な、ウィーン情緒、飾らないモーツァルトの音楽の美しさが、際立つ一枚。
関西の好調、しかも国内唯一の公営のオーケストラによる自主制作盤。艶やかな香り漂う響きに驚き。達観したお坊さんの様な広上さんの丁寧な音づくり、ソロを含め、見事。一発取りのライヴなので、オケの緊張感と、さらり、とやってのけている処もGOOD!更なる実力向上間違いなし。浅田真央さんの使用曲で、お馴染になった「仮面舞踏会」と選曲もリーフレットもいい(演奏者紹介のみ、英語あり)、値段も手ごろで宜しい。ロームさんと言うスポンサー有っての事ですが、日本のオーケストラも、自主製作盤で、もっと、触れる機会があればなあ。大阪響の、珍曲シリーズなんか、特に。大阪フィルは、やんちゃな御大井上道義さんの登場で、これまた楽しみ。しかし、「ばらの騎士」組曲の編曲者が、不明だったとは。又も、クラシックのいい加減な処も、教えてもらいました。
0 people agree with this review 2014/02/01
この時代、’79年に(横で、女王陛下に、ク××たれ!っと、歌っている奴がいた)、ガーシュインと、フィリップ・グラス(今じゃ、クラシックのミニマル現代音楽の大御所)を、取り上げているだけでも、凄い。しかし、このギターの巧さは、何なんだ。
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