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Review List of ドンナー 

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  • 2 people agree with this review
     2010/08/01

    ヨッフム指揮のフルトヴェングラーの交響曲第2番の演奏が貴重なので、購入。朝比奈やバレンボイムよりも禁欲的な演奏となっているのは、同時代人としてフルトヴェングラーへの尊敬からか、ひたすら作品に尽くしている感じだ。そのほかでは、コンドラシンのフランク、ヤンソンスのシュトラウスが素晴らしいので何度も聴いている。クーベリックのブルックナーはこの指揮者としては普通の出来栄えだと思う。

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     2010/08/01

    「グレイト」は、スウィトナーが初めてN響に客演した1971年の録音だが、両者の相性が最初から良いことがわかる。オーケストラの響きがゴツゴツしたところは時代を感じさせるが、後のシュターツカペレ・ベルリンのスタジオ録音より、気迫にみなぎっている。スウィトナーの朴訥とした指揮が目に浮かぶ。

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     2010/04/18

    ブラームスは、すでにグランドスラムより独盤を使った復刻盤が出ているので、シューベルトを目当てに購入。アウディーテや独協会のCDよりも音が良いと思うが、このシリーズの復刻の中では良くない方だ。ブラームスは、3楽章のフライングを収録のため、仏盤からの再復刻とは平林氏らしい。今回の復刻の方が精密な感じがするが、前回の独盤を使った復刻の方が、エネルギーが充溢し、フルトヴェングラーらしい尋常ならざる気迫を体現しており、個人的には好きだ。なお、一瞬のフライングは、独エレクトローラのブラームスのボックスCDでも確か聴けたと思う。今回のジャケット写真は、フルトヴェングラーの独特な指揮スタイルを伝えるようで、これも魅力。初めて見る写真だ。

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     2010/02/14

    指揮台に仁王立ちして頭を揺り動かしながら長い指揮棒を振りまわす独特の指揮スタイルが懐かしいです。期せずして追悼盤となってしまいました。スウィトナーは「魔笛」の素晴らしいレコード録音も残しているので、映像付きであればさらに期待できそうです。ベルリン国立歌劇場との来日公演の「マイスタージンガー」もDVD化されるといいですね。

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     2010/02/06

    待望のオーパス蔵によるポリドール録音集の第2弾。フルトヴェングラーのSP録音の復刻は、その間にいろいろ出たが、いずれも隔靴掻痒の感があり、オーパス蔵盤の登場を待っていたところ。やはり本命、期待以上に音質が良くなり大満足、待った甲斐があったというもの。これらの曲は、フルトヴェングラーの得意とするレパートリーではなく、愉悦さ、軽妙さに欠けているかもしれないが、それだけがロッシーニやモーツァルト、ヨハン・シュトラウスの魅力ではない。実にしなやかに、オケを統率しており、また、当時のベルリン・フィルの見事なアンサンブルを堪能した。26年の「運命」を含む第3弾を是非お願いしたい。

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     2010/01/02

    これは大名演だ。スヴェトラーノフはとかく巨大性、重厚性が注目されがちだが、実に緻密に音を作り上げていくことが映像によりよくわかる。両手を振り上げたり、豊かな顔の表情、時に指揮棒を置いて10本の指を使って華麗にオーケストラを操っていく。当時は、カラヤン、バーンスタイン、ベームなどがもてはやされていたと思うが、凄い巨匠がいたのだ。この映像のオリジナルは、なんとNHKが破棄してしまったため、愛好家の視聴者が民生用に録画したテープを寄贈し陽の目をみたのだ。感謝しなければならない。画像は想像以上によく、まったく不満はない。音は幸いにもFM用の良好なステレオ録音が残されていた。NHKからはほかにも2点の来日公演のDVDが発売されているが、N響に客演した公演もあり、そちらもDVD化してほしい。

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     2009/12/05

    フルトヴェングラーのお得意の管弦楽作品といえるもので、いずれも名演。戦後のライヴ録音やスタジオ録音よりも生気が感じられ、またベルリン・フィルの全盛時代の音を聴けるということでも貴重だ。SP復刻では日・仏協会、DGのCDがあったが、オーパス蔵が一番生々しい。ようやく第2集も出るということでそちらも楽しみ。

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     2009/11/18

    まるで少女のように自由奔放に弾きまくるデュ・プレの姿をみていると、その後の運命の非情さに胸が痛くなる。彼女を囲む若きバレンボイム、メータ、ズーカーマンなどの映像も貴重だ。演奏シーンは断片なので物足りない。もっと見たい!引退後の生涯についても触れてほしかった。

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     2009/10/18

    音が良いと評判になっていたので、私もついつい買ってしまいましたが、一瞬鮮烈な音に聴こえますが、高音を持ち上げ、エッジのきいた音で、非常に聴き疲れがします。フラグスタートの声がヒステリックに聴こえ、フルトヴェングラーのうねるような演奏も台無しです。なので、私は未だにキングレコードが発売したCDの方がマシだとして聴いているのですが、これも鈍い音なので、本当に音の良いCDがあれば買いたいです。なお、チェトラのLPはそれなりに豊かで明瞭な音なので、せめてこのくらい音が良ければと思います。

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  • 6 people agree with this review
     2009/10/14

    スウィトナーの美質が最高に発揮された演奏。シューベルトの交響曲全集のファースト・チョイスだろう。アバド、バレンボイム、デイヴィス、ヴァントを上回る。前期の曲だからといってこじんまりとまとめることなく、スケールの大きい演奏を繰り広げる。東ドイツで活躍したため地味な印象があるが、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブルックナー、ブラームス、ドヴォルザークの交響曲の名盤を残してくれたなんてあらためて凄いと思う。

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  • 4 people agree with this review
     2009/10/12

    トリスタンの全曲録音の最高の演奏です。スタジオ録音なので音も良く、フルトヴェングラーの解釈が隅から隅まで堪能できます。また、フラグスタートの歌には終始圧倒されっぱなしです。世紀の巨匠と最高のワーグナー歌手の組み合わせによる名演が残されたことにただただ感謝あるのみです。

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     2009/09/03

    ハイドシェックの最新録音ということで嬉しい。6つの小品は、このディスクの最大の聴きもの。91年のケンプ追悼ライヴの抜粋があったが、それよりもニュアンスが豊かで、ロマンティックな演奏となっている。また愛妻ターニャとの共演は息もピッタリ。全曲を聴きとおしても50分少々という適度な長さなので、頻繁に聴いている。ライナーノートは日本のファン向けのためにハイドシェック自らの解説が日本語で読めるのも有難い。

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  • 3 people agree with this review
     2009/08/20

    DVDでの再発売を願っていたのですごく嬉しいです。オーケストラもマタチッチの渾身の指揮に必死にくらいついていこうとする様がひしひしと伝わりますが、それが空回りしたのかミスも多く、今のN響の実力からすればちょっと下手くそに聴こえてしまいます。CDで音だけ聴くならば少々辛いでしょうが、映像ありならばそれも気にならないでしょう。CDでは音が良くなかったので、音質改善にも期待したいです。

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  • 7 people agree with this review
     2009/08/15

    価格と音の良さと演奏の素晴らしさを考えてみてもこれは素晴らしいセットだ。技術陣によってノイズが除去され、ワウなども修復されている。これらの録音を一度も聴いたことがない人には薦められる。平均点は高いと思うが、整音がマイナスに働いたと思われるものもある。例えば47年の歴史的復帰演奏会、ブルックナー8番、50年のエロイカ、54年のブラ3は協会盤の方が、フォルトナーは独MDG盤が、48年のブラ4、49年のブラ3はミソスやグランドスラムの盤起こしの方が、音の情報量は多く感じる。53年のシューベルトはチェトラのLPの方が鮮烈だ。反対に48年のバッハや未完成は協会盤を上回るし、管弦楽曲の多くもDG盤よりも良い。54年の田園、運命は協会LP、ターラ盤と甲乙つけ難い。

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  • 1 people agree with this review
     2009/08/11

    最近の復刻CD(グランドスラム、オーパス蔵、アルトゥスなど)でピッチ調整済みの演奏に慣れていたせいか、最初は少々驚く。しかし、そのうち慣れてしまい、いつの間にかフルトヴェングラーの世界にどっぷり浸っていました。本物のウラニア盤はそう度々聴けないので、その意味では素晴らしい代替盤であり、本物は高くて手に出来ない人にも、本物の雰囲気を味わうには十分でしょう。しかし、どうせならば、ピッチを調整して、2枚3面でカッティングしてくれた方が嬉しいかしら。

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