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Offenbach (1819-1880)

CD Offenbach Concerto Militaire, Gulda Cello Concerto : Edgar Moreau(Vc)R.Merlin / Les Forces Majeures

Offenbach Concerto Militaire, Gulda Cello Concerto : Edgar Moreau(Vc)R.Merlin / Les Forces Majeures

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  16/April/2021

    エドガー・モロというチェリストが録音したアルバムでオッフェンバックとグルダのチェロ協奏曲を収めたアルバム。 一見すれば正反対の作品を収めたアルバムだがどちらも技巧派向きの作品という点では同じ。 共演しているのは、ラファエル・メルラン指揮する、オーケストラ・レ・フォース・マジュール。 オッフェンバックは2019年が生誕200年を迎えていた事もあって、それの関係で取り上げられていた様だ。 この曲の現在最も新しいアルバムで、2007年のペルノー盤以来の新規録音。 使用された楽譜は上記ペルノー盤でも使用され、近年この曲の録音で基本となっているケック版である。 永らくクレマンというチェリストの編纂された譜面で知られており、録音もそれによる物が多く、ケック版録音としては2枚目にあたる。 チェロ協奏曲としては40分ぐらいの規模の大きい作品だが、初期ロマン派ぐらいの編成に、オッフェンバックらしい軽い作風で、聴きやすい部類に入る曲。 全体的に過去の音源より両楽章はやや速めのテンポ設定で、中間楽章は少し遅め。 そのためメリハリは上手い事付いており、新しいスタンダード・アルバムとして良いと思う。 グルダのチェロ協奏曲は名前だが知っていて今回初聴きだったが、いきなりロックに始まるから驚いた。 独奏部の超絶技巧も聴きどころ。 メルランとレ・フォース・マジュールの伴奏、あまり前に出過ぎずしっかりとサポートしており、好印象。 録音は新しいだけあり不満はない。 CDはPケースではなく最近増えたデジパック仕様。 個人的にはデジパックってあまり好きじゃないですけどね、Pケースみたいに簡単に交換出来ないから。

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    RCS  |  長野県  |  不明  |  23/May/2020

    以前よりグルダさんの作曲されたコンチェルト・フォー・マイセルフやチェロ協奏曲に興味があり、今回のエドガー・モローさんのCDを購入しました。最初に入っている今まで聴いたことのないオッフェンバックの協奏曲を聴き始めて、縦横無尽に奏でるモローさんのチェロの音色が明るい調子のオッフェンバックの曲と良くマッチして、長い曲ですがあっという間に時が過ぎ去る感じで、とても幸せな気分を味わうことが出来ました。私の中ではモローさんがチェロから紡ぎ出す様々な音色に、この楽器の持つ更なる可能性を痛感させられました。勿論、グルダの協奏曲も良かったですが、オッフェンバックのチェロ協奏曲が何しろ衝撃的でした。是非、多くの方々に聴いてもらいたいCDならびに作品だと確信しております。

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