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Beethoven (1770-1827)

SHM-CD Beethoven Symphony No.5, Schumann Symphony No.3 : Giulini / Los Angeles Philharmonic

Beethoven Symphony No.5, Schumann Symphony No.3 : Giulini / Los Angeles Philharmonic

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    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  19/April/2020

    素晴らしい名演奏・名録音です。 ゆっくり目のテンポで、楽譜の隅々まで解説してくれるような、曲の構造が良くわかるような、それでいて弛緩することは全くなく、緊張感は最初から最後まで貫いています。 それを支えるロスフィルの熱演、DGの名録音など、これ以上は望めないような運命でした。 ラインも同様の名演・名録音です。 この時期のジュリーニには、ブラームス1&2番、リゴレットなど、本当に素晴らしいCDがありました。全部購入して愛聴しています。 SONYに移ってからは「残念!」。緊張感が後退してしまいました。

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    ペー  |  東京都  |  不明  |  12/April/2016

    ベートーヴェンもジュリーニらしい丹念に鳴らした演奏だが、このCDの目玉はシューマン。このラインは、録音におけるジュリーニ&ロスフィルコンビの最高傑作と言ってよい名演奏である。以下はラインについてのレビュー。第1楽章57小節からの木管に重なるホルンが最たる例だが、楽譜はマーラー版をベースにしている。ただ、ジュリーニ独自の改変がなされている箇所もあり、例えばティンパニはマーラー版ほどのカットを施していない。そのためか、原典版と比較した際の違和感はそれほど強くはないが、管楽をカットしてオーケストレーションをスリム化するマーラー版のコンセプトを採用することにより、弦楽を濃厚に歌わせるジュリーニの個性が際立つ結果となった。ジュリーニと言えば、(特にキャリアの後半ほど)極端なスローテンポをとるケースがあるが、この演奏ではゆったりしつつ、もたれないテンポがとられているため、カンタービレの豊かさと響きの躍動感のバランスがとても良い。マルカートとレガートをくっきり描き分けつつ内声部を厚く鳴らすジュリーニの歌い回しは、シューマンの交響曲の中では取り分けメロディアスだが単調になりやすいこの作品で最高の効果を上げている。例を挙げると、第1楽章提示部112小節からと再現部473小節からのパッセージにおけるマルカート、第5楽章提示部第1主題のレガートの処理など、その精彩ある表情が強く印象に残る。朗々と歌う第2楽章の旋律美、第3楽章の透明度が高い木管を絶妙に生かした繊細な表情付け、第4楽章の端正なフレージングによる格調高い響きなど、ジュリーニならではの至芸と讃えたい。ロスフィルの明るく重すぎない響きは、地味な色合いになりがちな作品に適度な華やかさをもたらしている。録音で聴くジュリーニ&ロスフィルコンビの金管は硬質な音色で、古典派やドイツ・ロマン派の作品では、主に強奏部において全体の響きから浮いてしまうケースもあるのだが、ラインではそうした押し出しの強い個性がメリハリとなり、メロディラインを効果的に浮かび上がらせることとなった。特に肉厚な響きを維持しつつ細部まで明晰なホルンは出色の出来栄えで、作品が持つヒロイックな楽想をさらに引き立てている。この演奏は、楽譜の改変、指揮者の大胆な解釈、オケの個性が曲の良さを引き出すという意味において、最大限プラスに働いた稀有の例だろう。録音は、マルチな音の採り方と適度な残響のバランスが良く、量感豊か。トゥッティの縁取りがはっきりした聴き応えのある仕上がりとなっている。SHM−CD化されたことにより、薄皮が一枚剥がれたかのように音質が明晰になったのも嬉しい。最後にレコード会社さんへ。この演奏は当初、同じジュリーニ&ロスフィルによるマンフレッド序曲(これもラインと並ぶ大名演!)とカップリングされており、雲間に隠れた太陽(もしくは月)と、古城の影が映し出された素晴らしいジャケットでした。今後再発売される際は、当初のジャケットが復活することを強く願っています。復活していただけたら、たとえ音質が変わっていなくても購入しますよ。

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    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  07/July/2015

    大量に存在するジュリーニのディスクの中で、最高に「美味しい処取り」の一枚だと思う。と言うのも、僕はジュリーニと言う指揮者があまり好みでなく、マーラーやブルックナーなど評判の良い演奏も、どうも波長が合わず好きになれない。記憶にある限り、シカゴ響、ウィーンpoとの録音で手元に置いておきたいものは皆無。でもロス時代のものの中には数点好きなものがあり、それがブラームスの第1番&第2番、そしてこの2曲である。「運命」は、明るくも粘り気のある表現が、熱くココロに響いてくる。20世紀後半以降 「運命」の名演と言えるCDの少ない中で異彩を放つ一枚。「ライン」は、”シューマンの音楽は、何か物足らない” と感じるリスナー(僕のような…)には是非お薦めしたい。このような高カロリーな「ライン」を聴いてみると、「春」や「4番」も聴いてみたかったと強く思う。

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