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Vivaldi (1678-1741)

CD Four Seasons: Ayo(Vn), I Musici

Four Seasons: Ayo(Vn), I Musici

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  • ★★★☆☆ 

    盤鬼hmv11  |  福岡県  |  不明  |  23/June/2011

    まず最初に断りを。小生の所持盤は24bitリマスターによる国内盤で、組合せ曲も異なり、装丁もオリジナルデザインを踏襲したものである。従って、ここでは【四季】についてのみのコメントに止めたい。それでは演奏から。今のところ、斬新な解釈を引提げた競合盤ひしめく中にあって明らかに分が悪いのは事実であり、かく云う小生もビオンディやカルミニョーラ等に代表される攻撃型?過激盤に魅入られている輩のひとりである。が、このセッションは我が国での【四季】人気を加速させた演奏であり、所謂ブームに火を付けた立役者であると評するに異論は無いと思われる。非常に安定した破綻の無い演奏で、感興に即した緩急の妙や終始一貫した優雅な響きは原点・指標・基準と呼ぶに相応しく、或る意味完璧とも云える演奏であった。しかし当時と今日とでは状況が全く違う、裏を返せば定型的な枠組み内に止まっているような耳あたりの良いだけの安全運転では更なる刺激や変革を求める造反組の台頭には到底対抗できない。聴き手の審美眼は磨かれ価値観も変容しつつある現在、第一線の座を維持し続けるのは至難の業であり勢い評価も辛口とならざるを得ない。ただし、今日多様な表現の恩恵に浴する我々ではあるが、その先駆者たるイ・ムジチに対する敬意は些かも揺らぐものではないと思う。次に録音について。59年の収録とはいえロケ地のふくよかな響きが実に心地良い。LP時代には過剰とも思えた膨らみ気味の低域もここではスッキリと改善(24bit盤)されておりすこぶる見通しが良い。音像の大きさや定位も極めて自然で、オリジナル音源の収録にあたっては誠実な仕事ぶりを窺わせる。よって、今となっては多少古びた感は否めないものの、斯様な表現に共感する方々の気持ちも解らぬではない。

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