TOP > Music CD・DVD > Classical > Bruckner (1824-1896) > Complete Symphonies : Maazel / Bavarian Radio Symphony Orchestra (11CD)

Bruckner (1824-1896)

CD Complete Symphonies : Maazel / Bavarian Radio Symphony Orchestra (11CD)

Complete Symphonies : Maazel / Bavarian Radio Symphony Orchestra (11CD)

Customer Reviews

Showing 5 star reviews > Read all customer reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 9 of 9 items

  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  06/January/2011

    三ヶ月のうちにブルックナーの全交響曲を(完全に番号順ではないが)だいたい年代順に演奏してしまうという、なかなか大変なプロジェクトの記録。9番だけはNHK-FMで放送されたことがあり、エアチェックテープを引っ張りだして、同一の演奏であることを確認した。指揮スタイルはVPOとのマーラー全集とほぼ同じ。遅いテンポで細密に作っていくが、バーンスタインのような情念ドロドロにはならず、クールさを失わない。考えてみれば、このスタイルはマーラーよりもむしろブルックナーにふさわしかった。チェリビダッケやヴァントのような一家言を有するブルックナー指揮者ではないとしても、5、7、8、9番はやはり堂々たる名演。特に正規録音が他にない9番の巨大なスケールは圧倒的だ(本人はまだまだ元気そうなので、ミュンヘン・フィルと録音するかもしれないが)。録音が万全とは言えないのが惜しまれるが、ハッタリやケレンだけがクローズアップされがちなマゼールも「根」のところでは実に優良な音楽家であったことが分かる。

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    Poniponi  |  愛知県  |  不明  |  30/December/2010

     聞かせる録音というよりも記録としての録音とでも言うのでしょうか、同年代のディスク録音に比べるとマスで音を捉える傾向がみられ、細かなディテールが捉えきれていない感は否めませんが、演奏会場の熱気は十分感じ取れました。  マゼールのバイエルン放響時代のディスクと言えば、RCAへのR.シュトラウスの作品集が何枚かある程度で、まともな交響曲録音はなかったと思います。そういう意味では、彼らのブルックナーの全曲演奏が聞けることは大変ありがたかったです。  今回のブルックナー全集と同じように、一部の賛助会員向けに頒布されたブラームスやベートーヴェンの交響曲全集のCDセットも、ぜひ一般発売してください。期待しています。

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  12/December/2011

    個々の曲にマイ・ベストはあります。ここに収められたものは,それらを超えられるものではありません。1曲1曲を取り出して聴いたら,ちょっと抵抗を感じることも多々あるんだろうなぁ…と思ってしまう。ところが,番号順に連続して聴くと,何とも魅力的な連続演奏会が現出。聴く側もマゼール節に慣れさせられてしまい,後期に差し掛かる頃には,普通なら抵抗を感じるであろう部分も,やけに魅力的に…。結構ライブ感のある録音も,それを助長してくれる。6番のアダージョでは,久しぶりにジーンときてしまったし,8番のエンディングでは,改めて「大きな交響曲だなぁ」と実感させてくれたし,9番の第1楽章では,31分が21分に感じられた。そして,9番の最終楽章の音が鳴り止んだとき,「俺はブルックナーの全交響曲を聴き通したんだなぁ…」という感慨を与えてくれた。いい“セット”だ。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  12/January/2011

    一応これを☆5つにしたのは、値段が安いわりに全体に高水準だからです。所謂インテンポのブルックナーではなく、かなり緩急の起伏が激しいです。0番〜2番あたりも、かなり意識的に重心を低くしている感じです。朝比奈のように、自分を普通に出して、自然と重心が低くなるのとはちょっと違う感じ。4番は、最終楽章がやや失速気味か。5番は、第一楽章など堂々たる展開ですが、一転第二楽章はテンポが速い。コーダは、徐々にリタルダンドしていくような感じで、これはこれで嵌ります。6番は大変気に入った。3番も良いですね。7番も、stop-and-goで、第一楽章などコーダの直前で、かなりテンポが上がります。8番は、わりと普通の演奏。9番はなんでこんなに遅いのでしょうか。第一楽章なんてチェリに匹敵する遅さだけど、音楽が停滞気味で流れていない。オケも金管なんか部分的に息切れ気味。コーダ直前でまたもやテンポを上げますが、そのあとすぐスローダウン。遅いけれど、重量級という感じはせず、ジュリーニ・VPOの演奏ほどの凄みがない。短期間の放送録音で、音の傾向に統一感があって、サクサク聴ける。録音は、今ひとつの透明感が欲しいけれど、全体に良い部類。マゼールがブルックナーに向き合って出した、一つの結論がこれだと思います。決して悪くはないのだけど、こういう演奏を聴くと、やっぱりチェリビダッケは凄いんだなと思ってしまう。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  17/July/2022

    マゼールの1990年代は低迷期だったと思っている。ベルリン・フィル後継者に選ばれず、自分を見失っていたようだ。ギャラで揉めたり、3大テナーの伴奏したり、マゼールの真の実力を知っている私としては「何やってるんだ」という気持ちが強かった。バイエルン放送響との来日公演も良くなかった。このブルックナーはまさにその時期の録音であり、購入を躊躇していた。しかし再入荷された機会に購入。90年代から顕著になった遅いテンポの演奏。そして楽章の終わりでののけぞるような大見得。3番はミュンヘン・フィルとの演奏でも同様だったがはるかに音楽として出来上がっている。やはりこの時期は未完成といえるだろう。それでもさすがはマゼールと思わせる演奏もある。初期の0番、1番、2番はテンポが遅すぎブルックナーの前衛性が薄まっているがそれでも説得されてしまう。6番も優れた演奏。そして賛否はあるだろうが9番は圧巻だった。そしてバイエルン放送響はやはり素晴らしい。ティンパニが強烈に決まり遅いテンポの音楽を引き締めているのは、同時期のチェリビダッケ/ミュンヘン・フィルのペーター・ザードロと共通するのも大変興味深い。全てお勧めできる演奏とはいえないが、それでも並の演奏ではなく星5つ以外はつけられない。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  05/March/2011

    ブルックナーの交響曲を3カ月で全曲(10曲)演奏し録音して発表するというのは、かつてはまったく考えられなかったことで驚いてしまいます。やると思えばなんでもやっちゃうマゼールだから成し得たのでしょう。聴衆の賛否なんて気にせずに、いずれの曲も期待を裏切らない癖の強い演奏を展開し、しかも一定の説得力をちゃんと確保しているのですからたいしたものです。なお、BPO音楽監督資格試験であったと私が勝手に思い込んでいるBPOとのEMI録音(7番と8番。アッバードに“敗れた”のでこのまま打ち切り?)と比較すると、7番では油が抜け、一方8番は粘っこくなっているのはなぜなのか、量りかねています。ちなみに、録音はややこもりがちで、迫力も今一つという印象です。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    Gonta  |  香川県  |  不明  |  29/November/2010

    マゼールには,ピッツバーグのシベリウスが,なんだか無機質な感じがして,失望感があったのですが,このブルックナーは,ウィーン・フィルとのマーラーの有機性?を連想させるような感じで,買って正解でした。ヴァントのケルンの全集の第4番と少し聞き比べたのですが,ヴァントが小気味よいテンポで進めているところ,マゼールはゆったりと進んでゆきます。チェリビダッケとはまた違うゆったり感ですが,私はこの感じ,とても好きになりそうです。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県  |  不明  |  24/November/2010

    まだ第5番の第四楽章のみ聴いたところですが、チェリビダッケほどではないにしてもゆっくりとしたテンポで、第四楽章のコーダは手に汗握るというか力が入る演奏だ。これでけ遅くなると金管楽器もばててしまうかと思いきや、さすがバイエルン放送交響楽団のアンサンブルはゆるぎない。賛否両論に別れそうなディスクですが、全集で6000円を切っているというのはお値打ちでしょう。因みに、録音も臨場感があって非常に良いと思います。終演後には拍手入りなのも私の好みです。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    Salomon  |  広島県  |  不明  |  28/December/2010

    まず最初に言いたいのは、現代の技術水準からすると録音が悪すぎる。タダでさえバイエルンはホールもオケも音がもっさりとしてしまうのに。しかし、演奏はまさにマゼールここにありというブルックナー解釈の大開陳(テンポ設定、デュナーミク、大伽藍の構築)。ほぼあらゆるところで期待を裏切る鬼才ぶり。ブルックナー好きの私としては十分に許せる、さすがはマゼール大先生。ブルックナーのファンも、マゼールのファンも買うべし。6000円のディナーを断ってでも買うべし。実にオモロかった。 ところで、久しぶりに6番の楽譜を見てみたけど、ブルックナーって2分割と3分割の連符を同時に鳴らしたり交互になぞらしたりが頻発しますな。しかも1拍をそのように割るのではなく、2拍を3つに割るというのが多い。(タッタッ|タタタ)  それをテクスチャとしてどのように浮かび上がらせるかというのもブルックナー解釈のポイントですね。それは是非よく聞いてみてください。正確に刻ませるか、それとも頭だけ揃えて後は自然に流すか。よく聞いてみるとプロの集団でもそんなにしっかりと揃ってないんですな、これが。こういうのも聞くポイントかも知れませんね。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 9 of 9 items