"Violin Sonatas Nos.1-6 : Mullova, Dantone, Ghielmi, Pianca (2CD)"
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 23/April/2013
チャイコフスキーで小澤征爾さんと、ブラームスで、アバドらと見事な演奏をしていても、バッハやモーツァルトは、これでいいのだろうかと、迷い、自問していた若き頃から、数々の研鑽、男性を含めての遍歴を経て、辿り着いたバッハの音楽、表現法。古楽奏者の刺激、影響を取り入れての現在での結論。ソ連に居ながらも、20世紀音楽にも果敢に挑戦し、ジャズ、ビートルズ、フュージョン、出自ウクライナの身に付いた音楽にも、興味を示す音楽家の古典に対するアプローチは、古くて新鮮、真摯、自分を裏切らない。4つ年下の、ムターの、特にモーツァルトのゴージャスなアプローチとは対照的。私は、ムローヴァの飾りの少ないバッハ、嬉々と演奏していたモーツァルト、こっちの方がいい。21世紀に通ずるバッハの雄弁な音楽。次なるは、アンサンブルから、無伴奏へ。2 people agree with this review
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MusicArena | 神奈川県横浜市 | 不明 | 28/July/2008
全体の完成度、緊迫感は一級品で、本格的バロック解釈による本格的ソナタ全集である。これはムローヴァが到達した一つの結論ではなかろうか。満足行くCDである。今後、ONYXからは無伴奏Vnソナタやパルティータがリリースされるそうで実に楽しみだ。録音は他のONYXに見られるようなマイルドタッチなものではなく、かなりの辛口だ。2 people agree with this review
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KM | Hakata | 不明 | 26/April/2008
BWV.1014-BWV.1019は、チェンバロがヴァイオリンに絡んでくるところが面白いと思うのだが、ダントーネの演奏は終始、ムローヴァの伴奏役に徹している。ムローヴァの演奏は、以前の癖のあるバッハ演奏に比べ、非常に良く修正されている。その点、聴きやすい演奏だが、ダイナミックさには欠けると思う。この演奏が、BWV.1014-BWV.1019の新しいリファレンスになるかどうかは、他の新しい演奏と聴き比べてみる必要があると思う。3 people agree with this review
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bach | 栃木県野木町 | 不明 | 27/October/2007
バッハを今まであまり聴いたことがなかった。多分、同曲の他の演奏も知らない。この演奏を聴いているとバッハの魅力を初めて知ったような気がする。とても心が落ち着く。聴く音楽とはこうでなければならない。1 people agree with this review
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