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Mahler (1860-1911)

CD Sym.1: Bernstein / Concertgebouw.o

Sym.1: Bernstein / Concertgebouw.o

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Showing 1 - 15 of 21 items

  • ★★★☆☆ 

    gakusei  |  北海道  |  不明  |  06/July/2021

    晩年のバーンスタインのマーラー演奏スタイルであるが、この曲にはそこまではまっていないように感じてしまった。マーラーの交響曲第一番にはもう少し若々しくありながら、俗っぽい悩みが感じられるスタイルが好きだ。

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  • ★★★★☆ 

    LFA  |  千葉県  |  不明  |  08/March/2021

    最後の全集に含まれるマーラーの交響曲第一番である。古典的なフォルムを重視した演奏であり、安心して聞くことができる演奏である。コンセルトヘボウ管弦楽団の美しい弦楽器の音色が際立っている。この演奏で初めてこの曲の良さを知ることができた。

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  • ★★★★★ 

    いやみなぶらいあん  |  神奈川県  |  不明  |  22/October/2018

    この曲がその作曲年代からマーラーの青年期の感受性の発露であることに異論はないが、所謂青春の詩的に捉えるとこの演奏の最大の真価を聴き損なうかもしれない。 バーンスタインがこの再録音シリーズでは、極めて濃密な解釈を大きく動かされるリズムやテンポで思いの丈を訴えた、稀にみる独自の主観的な演奏を繰り広げている訳だが、ややもするとくどくまた時として停滞しかねないそれらの表現も、マーラー独特の楽想に於いては非常な説得力を持ち得るのだし、この1番では曲想の軽さが表現の重さを幾分緩和していると感じたものである。 青年期の楽想や作曲様式を超えた普遍的な人生観の投影がバーンスタインがここで試みた演奏の要諦であり、なればこそフィナーレの爆発的な高揚と最後の4度の和音の決然とした終結が、指揮者と作曲家が異次元で共存した創造の表れなのだと思う。

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  • ★☆☆☆☆ 

    mio  |  東京都  |  不明  |  14/October/2012

    現在入手困難の表示がありますが、グラモフォン111周年のコレクターズボックス(イエローの第2版)に収蔵されているもので聴きました(これも正価では現在入手困難ですが…)。周知のとおりマーラーは作曲家でありながら、ヴィーンのシュターツオーパーのロビーに置かれている歴代の音楽総監督の胸像に加わっているとおり優れた指揮者ですから、オーケストレーションには鋭い感覚を持っていたと思います。功罪はともかく、シューマンの交響曲のもやっとしたオーケストレーションをすっきりした響きに編曲した全集を今でもシャイー/ゲバントハウスなどのCDで聞くことができます。マーラーは、伝記をみても自己の曲を実際に演奏した経験から改訂を行っており、改訂版のオーケストラスコアでは、この交響曲のフィナーレにおいてバスドラムとトライアングルは最終小節の一つ前の小節まで、ティンパニーは最終小節の1拍目の四分音符までしか楽譜に書き込んでいませんし、2拍目の四分音符は管楽器と弦楽器のみで演奏され、打楽器は全く演奏されないようになっている以上、そのように演奏すべきであると思います。バーンスタインは、2拍目にもティンパニーとバスドラムを強打させ、聴衆に完全終止の印象を強く与えてしまっていますが、私は、この一見(一聴)収まりの悪い最終小節は、青年マーラーが作曲家や指揮者としての世界に打って出るといった気概をあたかも扉をバタンと閉め、くるりと振り返って明るい日差しの中に飛び出してゆくようなイメージの叩きつけるような二つのD音(村井翔氏の「マーラー」(音楽の友社)の作品編の196ページの「強烈な四度下降のカッコウ動機を叩きつけて、曲を終わる。」は、スコアを見れば明らかな誤りで、四度下降のカッコウ動機はところどころに現れますが、主音である強烈なD音のオクターブの下降で曲は終わっています。)で表現したものではないかと考えており、バーンスタインの改変は、作曲家の思いを理解していないのではないかと思います。したがって、バーンスタインの思いが熱く込められ彫の深い演奏ですが、全体的に清冽さに乏しいことを含めて★1つの辛口の評価をさせていただきます。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  24/September/2012

    私達の世代ではマーラー「巨人」交響曲と言えばその第4楽章のインパクトある出だしが昔クラシックに親しんでいなくてもTVでの大事故等ニュースのバック音楽で馴染みになった曲でその後クラシックLPを聴き出してからは名盤ワルター/コロンビアSO演奏で長く満足しておりこれからも聴き続ける事と思います。ただ聴き比べの対象として特にマーラー交響曲は同じレーベルからリリースされていたワルター同様やはりユダヤ系のバーンスタインの演奏には注目してワルターとは異なる濃厚な世界に触れておりました。交響曲第1番については1966年NYPOを振っての演奏(タイム@15’10A8’18B10’19C18’57)がありましたが本盤は約二十年後1987年マーラーゆかりのオーケストラACOを指揮してのライブ演奏(同@16’26A8’56B10’30C20’14)で当時正にマーラーブームに乗りに乗ったドラマチックな演奏はマーラーの作品を世に広めるために若い頃から尽力し続けたバーンスタインの本家たる自信のほどがうかがえますね。第1楽章、比較的管楽器の存在が意識される中で弦楽器は暖色系な音色でゆったり進んで行きます。エピソード的なところも丁寧です。第2楽章は暫くゆっくり踏みしめる様に進みここでも弦の美しさが素敵です。中間部は牧歌的雰囲気な感じでゆっくりしながらも決して焦点ボケしません。第3楽章は若干テンポは速く感じましたが「節」の移り目はスピードダウンを噛ましつつもったいぶりますが流石上手いですね。いよいよ最終楽章、この指揮者の本領発揮・・・大波小波の起伏、緩急自在に情熱が迸らんかぎりの展開で悩み多いながら力強いマーラーの青春時代を具現化しています。この演奏の時バーンスタインは既に69歳・・・何処にそんなエネルギーがあったのでしょうか。一旦落ち着いた進み具合は遠近感も伴った微妙な「間」も入れつつやがて凄まじいフィナーレへとつながれクロージングのテンポは颯爽として結ばれます。深読みかも知れませんが猪突猛進気味?だった頃から二十年の年月はバーンスタインをも熟成させたのでしょう。ライブだからこそ聞える少々のオーケストラの乱れもリアリティの内で全く気にならない最高ランクの演奏と思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  23/September/2012

    私達の世代ではマーラー「巨人」交響曲と言えばその第4楽章のインパクトある出だしが昔クラシックに親しんでいなくてもTVでの大事故等ニュースのバック音楽で馴染みになった曲でその後クラシックLPを聴き出してからは名盤ワルター/コロンビアSO演奏で長く満足しておりこれからも聴き続ける事と思います。ただ聴き比べの対象として特にマーラー交響曲は同じレーベルからリリースされていたワルター同様やはりユダヤ系のバーンスタインの演奏には注目してワルターとは異なる濃厚な世界に触れておりました。交響曲第1番については1966年NYPOを振っての演奏(タイム@15’10A8’18B10’19C18’57)がありましたが本盤は約二十年後1987年マーラーゆかりのオーケストラACOを指揮してのライブ演奏(同@16’26A8’56B10’30C20’14)で当時正にマーラーブームに乗りに乗ったドラマチックな演奏はマーラーの作品を世に広めるために若い頃から尽力し続けたバーンスタインの本家たる自信のほどがうかがえますね。第1楽章、比較的管楽器の存在が意識される中で弦楽器は暖色系な音色でゆったり進んで行きます。エピソード的なところも丁寧です。第2楽章は暫くゆっくり踏みしめる様に進みここでも弦の美しさが素敵です。中間部は牧歌的雰囲気な感じでゆっくりしながらも決して焦点ボケしません。第3楽章は若干テンポは速く感じましたが「節」の移り目はスピードダウンを噛ましつつもったいぶりますが流石上手いですね。いよいよ最終楽章、この指揮者の本領発揮・・・大波小波の起伏、緩急自在に情熱が迸らんかぎりの展開で悩み多いながら力強いマーラーの青春時代を具現化しています。この演奏の時バーンスタインは既に69歳・・・何処にそんなエネルギーがあったのでしょうか。一旦落ち着いた進み具合は遠近感も伴った微妙な「間」も入れつつやがて凄まじいフィナーレへとつながれクロージングのテンポは颯爽として結ばれます。深読みかも知れませんが猪突猛進気味?だった頃から二十年の年月はバーンスタインをも熟成させたのでしょう。ライブだからこそ聞える少々のオーケストラの乱れもリアリティの内で全く気にならない最高ランクの演奏と思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    klemperer fan  |  北海道  |  不明  |  30/August/2012

    このマーラーチクルスの評価は 好きか! 嫌いか! この2点しかないですね。 油っこいマーラーが聴きたければこれに限ります。

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  • ★★★☆☆ 

    もんきい  |  秋田県  |  不明  |  22/June/2011

    全体にテンポが遅め。しかも「ゆったり」というよりは「ねっとり」 という表現がぴったりくるようなリズム感。 ファンにはたまらないバーンスタイン節なのだろうが、ちょっと変わった演奏と思った。 初めてこの曲を聴く人は、別のCDの方が良いかも。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  10/June/2011

    マーラーの第1は、マーラーの青雲の志を描いた作品である。スコア自体は第4と同様に、他の重厚長大な交響曲と比較すると必ずしも複雑であるとは言えないが、演奏自体は、なかなか難しいと言えるのではないだろうか。他の交響曲をすべて演奏した朝比奈が、第1を一度も演奏しなかったのは有名な話であるし、小澤は3度も同曲を録音しているが、最初の録音(1977年)を超える演奏を未だ成し遂げることが出来ていないことなどを考慮すれば、円熟が必ずしも名演に繋がらないという、なかなか一筋縄ではいかない面があるように思うのである。どちらかと言えば、重々しくなったり仰々しくなったりしないアプローチをした方が成功するのではないかとも考えられるところであり、例えば、同曲最高の名演とされるワルター&コロンビア交響楽団盤(1961年)は、もちろんワルターの解釈自体が素晴らしいのではあるが、コロンビア交響楽団という比較的小編成のオーケストラを起用した点もある程度功を奏していた面があるのではないかと思われる。ところが、バーンスタインはそうした考え方を見事に覆してしまった。バーンスタインは、他のいかなる指揮者よりも雄弁かつ濃厚な表現によって、前述のワルター盤に比肩し得る超名演を成し遂げてしまったのである。バーンスタインは、テンポの思い切った緩急や強弱、アッチェレランドなどを駆使して、情感豊かに曲想を描いている。それでいて、いささかも表情過多な印象を与えることがなく、マーラーの青雲の志を的確に表現し得たのは驚異の至芸であり、これは、バーンスタインが同曲の本質、引いてはマーラーの本質をしっかりと鷲掴みにしている証左であると言える。オーケストラにコンセルトヘボウ・アムステルダムを起用したのも、本盤を名演たらしめるに至らせた大きな要因と言えるところであり、光彩陸離たる響きの中にも、しっとりとした潤いや奥行きの深さを感じさせるのが素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  15/March/2011

    マーラーの第1は、マーラーの青雲の志を描いた作品である。スコア自体は第4と同様に、他の重厚長大な交響曲と比較すると必ずしも複雑であるとは言えないが、演奏自体は、なかなか難しいと言えるのではないだろうか。他の交響曲をすべて演奏した朝比奈が、第1を一度も演奏しなかったのは有名な話であるし、小澤は3度も同曲を録音しているが、最初の録音(1977年)を超える演奏を未だ成し遂げることが出来ていないことなどを考慮すれば、円熟が必ずしも名演に繋がらないという、なかなか一筋縄ではいかない面があるように思うのである。どちらかと言えば、重々しくなったり仰々しくなったりしないアプローチをした方が成功するのではないかとも考えられるところであり、例えば、同曲最高の名演とされるワルター&コロンビア交響楽団盤(1961年)は、もちろんワルターの解釈自体が素晴らしいのではあるが、コロンビア交響楽団という比較的小編成のオーケストラを起用した点もある程度功を奏していた面があるのではないかと思われる。ところが、バーンスタインはそうした考え方を見事に覆してしまった。バーンスタインは、他のいかなる指揮者よりも雄弁かつ濃厚な表現によって、前述のワルター盤に比肩し得る超名演を成し遂げてしまったのである。バーンスタインは、テンポの思い切った緩急や強弱、アッチェレランドなどを駆使して、情感豊かに曲想を描いている。それでいて、いささかも表情過多な印象を与えることがなく、マーラーの青雲の志を的確に表現し得たのは驚異の至芸であり、これは、バーンスタインが同曲の本質、引いてはマーラーの本質をしっかりと鷲掴みにしている証左であると言える。オーケストラにコンセルトヘボウ・アムステルダムを起用したのも、本盤を名演たらしめるに至らせた大きな要因と言えるところであり、光彩陸離たる響きの中にも、しっとりとした潤いや奥行きの深さを感じさせるのが素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  18/October/2010

    この曲を、バーンスタインが指揮して、冷静でいられる訳がない。没入、興奮、青春の蹉跌と、失望、死への恐怖と、燃焼、追憶。少々荒っぽくってもそれでいいのです。熱くなって、つんのめっていくのも当然、ついていく、見事に反応し、表現すろコンセルトへボウも立派。貴重な、記録、遺産。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  29/September/2010

    「重過ぎる」「ドロドロ」「ナルシスト」・・・バーンスタインのマーラーに対する批判は数知れない。でも、重過ぎていい、ドロドロでもいい、ナルシストでもいい。それがどうしたのだ。全裸のバーンスタインが叫んでいる!超絶的演奏!あえて名演とは言わない。あまりにも切なく、あまりにも哀しい「青春の歌」である。

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  • ★★★☆☆ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  19/July/2010

    コンセルトヘボウとのマーラーは第9が最高傑作だった。しかし第1、第4には他に優れた盤がある。この盤で、いまだに「気持ち悪い」と思う瞬間が2つある。一つ目は第1楽章だ。冒頭過ぎてホルン群が、・パ・ラー・パッパ・ラーと出てくる。その時の音程が、何度聞いても先ほどの瞬間よりも若干上ずっている(ように聞える)。二つ目は第4楽章だ。弦楽器が妙に神経質に、ザ・ザーラッと決める。他の演奏でこんなことしているのは聴いたことが無く、バーンスタインらしい、の一言ではすまない感じがしていた。先日海賊盤で同時期の一発ライヴを聴いた。以上の2点について、正規盤ほどの違和感を感じることはなかった。特にホルンの音程は全く問題ない。神経質なリズムもアリ、という風情。録音の何とも言えない冴えなさ(もっさり感)と含めて、修正のしすぎで不安定で不気味な印象(または病的な印象)を与えてしまうという点につき、ジャケットの余りの素晴らしさに心を引かれつつも私はもう二度と手に取ることはないだろう。私はワルター、小澤(旧)、若杉、ホーネックなどの名演を聴きたい。

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  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  21/May/2010

    フィナーレの最後の2音、楽譜では1音目はティンパニあり、2音目はなし、となっているらしいのですが我がレニーは2音とも叩かせている。嬉しい!オーケストラの楽団員の知人に聞いたところでは、2音目にティンパニ奏者はサッと手で押さえるらしいのですがこれがなかなかむづかしいらしいです。それならいっそレニーのようにした方が流れがいいし、迫力もある。レニーはNYPとのCBS録音でもそうしていた。他にも何人かそうしている演奏を聴いたことがあるがやはり、レニーのようにドドンと2発叩いてもらうと嬉しい!これを聴くために聴いている、と言ったら言いすぎかな?でもこの盤は数あるマラ1の中でも第1位に挙げられる、と確信する。前に書かれた方のように「他のCDは捨てても良い」とまでは言いませんが、それに近い感覚です。

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  • ★★★★★ 

    清澄なる耳  |  京都府  |  不明  |  12/April/2008

    このCDを聴くに及んで私が所持していた80枚の「巨人」のCDは全て処分いたしました。 これ一枚であとはなにもいらない。むしろ巨人という曲を 鑑賞する際の障碍ともなりえます。さあ、みなさん、この巨人のCD以外は窓から投げ捨てよう、そしてこのcdに虚心にみみを傾けよう。

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