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Mahler (1860-1911)

SACD Symphony No.3 : Francois-Xavier Roth / Gurzenich Orchestra, Mingardo, Schola Heidelberg, etc (Single Layer)

Symphony No.3 : Francois-Xavier Roth / Gurzenich Orchestra, Mingardo, Schola Heidelberg, etc (Single Layer)

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    Ichirokagawa  |  香川県  |  不明  |  13/January/2022

    現在、最も活躍している指揮者のひとりのロト。 この指揮者のものは大体聴いてきたが、所謂ハズレは全くない。今回はマーラーの交響曲第3番。オケは、この作品の初演団体であるケルンのギュルツェニヒ管。実は、このオケは今まで聴いた覚えがなく、実質初お目見え。この3番は、個人的にマーラーの作品の中でも特別の存在としてある。冒頭のホルンのユニゾンから、すっと作品に入り込んだ。初演団体としての矜持が感じられるだけでなく、オケの能力としても一流であることが良く分かる。アンサンブルは室内楽的な緻密さをもち、全奏でも響きが混濁しない。第1楽章が最も良いが、最終楽章の盛り上げ方も抑制が効いていて、センスの良さを感じる。この作品の最も優れた演奏=録音のひとつである。

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    白文鳥  |  愛知県  |  不明  |  24/July/2021

    マーラー交響曲第3番は、私の最もお気に入りの交響曲。出会いは今から50年以上前になる。確か民放FMが土曜深夜に長尺のクラシック音楽番組をやっていた(はずである)。何回かに渡ってマーラー特集を組んでいた(はずである)。アナウンスで「牧神が目覚めて夏が始まる」とか「森の動物が私に語ること」「天使が私に語ること」「愛が私に語ること」と紹介がありホルンの咆哮。小学生の私は眠気と戦って、第6楽章のあのメロディにすっかり心を奪われてしまった。あれ以来、何人の指揮者の3番を聴いてきたのだろう。そういう曲なので、どの演奏も受け入れられる。この曲に限って、悪い演奏は存在しないのだ。真夜中に聴いたショルティ旧盤から始まり最近はクルレンツィスの非正規盤まで、どれも自分には名演奏なのだ。さて、ロト。もうひとつかの手兵であるギュルツェニヒを率いて、気持ち早めのテンポで自然賛歌を歌いあげていく。最終楽章は美しく繊細な色合いで紡ぎながらコーダへと進んでいく。公式動画(?)で最終楽章のみ視聴できるが、ロトの指揮ぶりが音楽のすべてを物語っているようだ。レ・シエクルを振るとどんな3番になるのか、そんな日が来るといい。

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  24/February/2019

    長閑な牧歌性の底に鋭い牙を隠し持った”夏の朝の交響曲” ”牧神が目醒める”ところから”愛が語る”ところに至るまで 自然と人間とそして見えざる力とが対話する音楽世界を行くのに ロトは最も信頼する案内人だろう 汎神論的世界観が隠しようもなく立ち現れる怪しい音楽を柔かい響きの中に包み込んで耳障りよくしてしまう マーラーの意は叶えられた 居もしない唯一神を描かずして居るかのように思い込ませる 異なるものを気づかせず受け入れさせる力をマーラーは持っている ロトはあくまでニュートラルの位置にいる それでこそマーラーの虚実が透けて見えてくると言うもの こうなると聴き手に操舵は任された つまりここから何を聴き取るかは聴衆一人ひとりの耳と目と精神に委ねられる マーラーとは何者か マーラー死して118年 わたしたちはマーラー音楽から何を聴こうというのか 明日もまたマーラーを聴く意味をどこに求めるのだ 異形にして究極の”第3交響曲”がここにある あなたも如何 

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