ガメラ  |  群馬県  |  不明  |  25/June/2016

私はヤンソンスのショスタコーヴィチのファンです。でもこの曲についてはどうも好きになれませんでした。第6番のようにバイエルン放送響とのライブ盤でも発売されればまた聴いてみたいですが。あるブログでスヴェトラーノフのこの演奏を絶賛しているのを読みました。聴いてみると、曲の趣旨と合わないかもしれませんが何か清々しいです。第4楽章は天上に上っていく感じです。もちろん低弦の重厚さはさすが北欧のオーケストラです。

 

としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  15/February/2010

私はVANGUARD盤で聴いた。バーンスタイン盤やヤンソンス盤に聴く、超一流団体のもつ凄みある技術の冴えと比べれば、その点劣る。バルシャイ盤（BIS）に聴く生き生きとした躍動感、清々しさもない。しかし第４楽章も大詰めとなったときから、音楽の巨大さにワナワナする。並大抵の演奏ではなかったことは伝わってくる。手兵との第７ライヴを、EXTONでデジタル録音しておいてほしかった。

 

良い演奏  |  兵庫県  |  不明  |  13/October/2009

丁寧にじっくりと創られた演奏です。とても静かな処もあり、爆演とは程遠いものです。ただ、オケの実力か、響きの薄い処もある。そこを逆手に利用すればシベリウスなんかも成功したかもしれません。とにかく、じっくり聴くには良い演奏です。

 

あるまじろ  |  神奈川  |  不明  |  22/November/2006

これは凄い・・、凄まじい名演。ﾗｲﾌﾞであるので一部でﾐｽは見られるが、ｺﾝﾄﾗﾊﾞｽやﾄﾛﾝﾎﾞｰﾝを主とする低音軍の技術力が半端ではない。それらがｵｹ全体を重厚で盤石なものにしているため、多少のﾐｽにも動じないし、何よりｽｳﾞｪﾄﾗｰﾉﾌの表現したい音楽をﾌﾞﾚなく伝えることができている。その成果が最も現れるのは1楽章の最高潮と4楽章ﾗｽﾄの大円団部であり、低音が弱いために音譜のｽｹｰﾙが大きくなるに連れて分裂してしまったｹﾞﾙｷﾞｴﾌなどと違って、音の塊が次から次へとﾄﾞｶﾄﾞｶ打ち込まれてくる。ちなみに、曲最後の1音での14秒間のｽｳﾞｪﾄﾗｰﾉﾌｸﾚｯｼｪﾝﾄﾞは圧巻。

 

assertive  |  Japan  |  不明  |  06/October/2005

この演奏のどこが凄いというのだろうか。ＨＭＶの提灯レビューには全く同意できない。オケが下手で響きが軽い。指揮者はおどろおどろしい音響を作り出そうとしているようだが、空転してるとか言いようがない。バーンスタイン＋シカゴ響はタイガー重戦車の軍団を彷彿とさせたが、これはせいぜい３号戦車。買って損した。

 

kna  |  名古屋市  |  不明  |  10/August/2005

大熱演には違いなく、平均的な水準を遥かに上回っているとは思うのだけれど、バーンスタイン＆ＣＳＯが築き上げたけた違いに巨大な音響芸術と比較すると如何せん色あせてしまう。オケの自力不足は歴然で、スヴェトラーノフの意図が音化されていない個所があらゆるところに認められ、聴いてるうちに白けてしまった。バーンスタイン＆ＣＳＯが不世出の名盤なのだと改めて思い知らされた次第。

 

温泉猿  |  長野県北部  |  不明  |  21/May/2005

爆演の代名詞のようにいわれるスヴェトラーノフ。しかし、実は音楽作りが丁寧な指揮者ですね。チャイコフスキーを聴いてもそうです。この『レニングラード』もすごく真摯な演奏だと思います。戦争交響曲の一環として扱われるよりも作曲者の内省的なものに光を当てたかのように感じました。次はハーグ盤やカエターニ盤を聴いてみましょうか。

 

ゆこりん師匠  |  世田谷  |  不明  |  25/April/2005

再発、嬉しいです。 いろんな意味で「当り障り」があるみたいで、評価の厳しさに表れています。 でも私はやっぱりコレ。空気の動きとして太鼓の音が収録されていたりなど、CDという録音物としてもコレが好みです。音量あげて聴けるし。 あ、カエターニ聴きました。凄いですね、ホント。

 

謙ちゃん  |  横浜  |  不明  |  22/April/2005

確かにスヴェトラーノフの４種の「レニングラード」中、最も完成度が高い。然し、やや「正統派」過ぎる嫌いもあり、スヴェトラーノフに聴衆が望む「狂気」とは程遠い。終楽章の太鼓も評判通り大きな音だし、クレッシェンドも長い。が、それらも「想定内」の事であり、最初の録音（特に１楽章）の「想像を絶する」音響にはやや劣る。

 

takayuki  |  兵庫県尼崎市  |  不明  |  18/April/2005

スウェーデン放送響盤は、むしろ当曲の「オーソドックスな名演」だと思います。確かに完成度は驚異的に高く、オーケストラの水準は世界のトップレヴェルにあると思います。日本のオケでは逆立ちしても太刀打ちできないでしょう。しかしハーグ盤の方が明らかにスヴェトラ色が濃いですし、オーケストラもよく言われている程悪くない。いやいや、かなりの水準。ハーグ盤は録音でかなり損をしていますね。豪演のソヴィエト国立盤も鳥肌もの。スウェーデン放送響盤の存在意義は、実は少し疑問符。コアな７番愛好家はｶｴﾀｰﾆ盤も買うべし！びっくりするよ。

 

スターリングラード  |  広島市  |  不明  |  08/April/2005

現在まで四種出回っているスヴェトラーノフのレニングラードの中でも最高の出来栄えを示していたスウェーデン放送響盤なので、復活を歓迎したい。特に第一楽章の超誇大妄想っぷり、巨大エルニーニョのような大膨張は大変なききものだ。全体を通じての深い感銘も世評の高いバーンスタイン＝シカゴ響の名演とほとんど同格だと思う。気になるのは音質だけだが、初出の米ヴァンガード盤の鮮度はほぼ保たれており、安心してお勧めしたい。

 

アントン-ミントン  |  横浜市瀬谷区  |  不明  |  29/March/2005

なるほど凄いですね。でも同時に、ハーグ盤もなかなか良いということも確認できました。ただ、上手いのはこっちの方。音色は好みの問題でしょう。 ちなみに送られてきたCDはケースがボロボロでした。でも中身に傷がないので良しとします。

 

四谷  |  神奈川  |  不明  |  22/March/2005

素晴らしい演奏に違いはないが、世間で騒がれているほどのものではない。スヴェトラーノフの同曲の演奏なら68年盤の方が断然ショスタコーヴィチらしい感性がある。