『響け!ユーフォニアム』10/24スペシャルイベントレポート

2015年11月13日 (金) 18:00

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2015年4月〜6月にかけて放送されたTVアニメ『響け!ユーフォニアム』のスペシャルイベントが、去る10月24日(土)に昼夜2回公演にて開催された。

出演者には、黒沢ともよ(黄前久美子 役)、朝井彩加(加藤葉月 役)、豊田萌絵(川島緑輝 役)、安済知佳(高坂麗奈 役)、寿美菜子(田中あすか 役)、早見沙織(小笠原晴香 役)、茅原実里(中世古香織 役)、石谷春貴(塚本秀一 役)、櫻井孝宏(滝 昇 役)と、主要キャラクターのキャストが集い、さらにオープニング主題歌担当のTRUEも参加。

そして、イベント会場は、洗足学園音楽大学 前田ホールということで、劇中音楽の演奏協力をつとめた、洗足学園音楽大学 フレッシュマン・ウィンド・アンサンブルがフルメンバーで参加という、『響け!ユーフォニアム』関連イベントの中でも格別なプレミアムイベントとなった本公演。ここではその夜公演の模様をレポートする。


フレッシュマン・ウィンド・アンサンブルの面々が整然とステージに登場、吹奏楽器群をスタンバイすると、会場からは大きな拍手が。そして放った最初の曲は『響け!ユーフォニアム』PV第1弾のBGMにもなっているジャズ調のナンバー。

素晴らしい演奏の興奮もそのままに、続いては黒いドレスを身にまとったTRUEがステージに登場。オープニング主題歌「DREAM SOLISTER」をフレッシュマン・ウィンド・アンサンブルとのコラボレーションで熱唱する。ウィンド・バンドが奏でる壮大なスケールの音楽とTRUEの伸びやかな歌声が、絶妙のアンサンブルとなり、鳴り止まない拍手が会場を包んだ。


開始早々熱気を帯びた会場に、キャスト陣がここで入場。それぞれがシックなドレスアップ姿で、少し大人びた雰囲気を演出している。当イベントのMCは顧問教師・滝 昇の役柄よろしく、櫻井が全編にわたって担当。「つまらないこと言ったら「なんですか、それ?」って言いますよ(笑)」と、登場早々、本作の名セリフから会場の笑いを誘った。

続いてはキャスト陣各々からのご挨拶、朝井が発した「みんなトゥッティ?」を発端に、便利な魔法の言葉「トゥッティ!」を織り込んでの挨拶が続く。そんな中、「滝命!」のコールアンドレスポンスを試みた安済が、早速の「なんですか、それ?」をいただく一場面も。

寿は田中あすかの名台詞「カモンジョイナス!」を発して会場大盛り上がり、イベント参加がほとんど初だという石谷は、昼公演でいじられキャラが定着したのか観客から大人気、一際の応援を浴びていた。全出演者がステージに揃っているここで、先程見事な歌唱を響かせたTRUEに、MC櫻井が感想を求める。

「めちゃめちゃ気持ちよかった!アンサンブルの皆さんを背負って歌うことで、私も大きな音楽の一部になれた」と、TRUEは歓喜のコメントを返していた。


そしてここで一旦、TRUEとフレッシュマン・ウィンド・アンサンブルが退場、ここからはキャスト陣9名によるトークコーナー、題して「いまさら!響け!ユーフォチェック」が展開。

質問に対して出演者ひとりひとりが匿名の押しボタンでYES/NOを答え、ステージに設置された電光掲示板にボタンを押したYESの人数だけが表示されるこのコーナー。まずテストの質問、「もう帰りたい」に対して一人がボタンを押し、早速爆笑が巻き起こる。

進むトークの中で、押した犯人は櫻井?石谷?と疑惑がかかり、暗雲が漂う中、「いまさら!響け!ユーフォチェック」は本格スタートとなった。

質問@「『響け!ユーフォニアム』のアフレコで悔しくて死にそうな状態になったことがある」

この質問に対してのYESは4人。すると朝井がボタンを押したことを告白、芝居にリアリティを求められる現場であったというアフレコ裏話を語ると、黒沢、安済もYESを宣言。「「悔しくて死にそう」のセリフをリアルで言うくらい」、と本作の演技へ賭けた熱い思い出を口々に語っていた。

質問A「ぶっちゃけ、私が演じたキャラが一番可愛い」

この質問に対してのYESは6人とリアルな結果だったが、ここでボタンを押していない石谷にトークの矛先が向き、好きな女性キャラを告白させる流れに。黒沢、朝井が強いプレッシャーを送る中、「…久美子です。」と答えた石谷に、会場からは大きな拍手と笑いが巻き起こる。なお、この質問は検証の末、櫻井・安済・石谷以外は全員押していたという結果となっていた。

質問B「本当は内緒だけど、つい口から出ちゃいそうな共演者のエピソードがある」

この質問に対してのYESは2人。ここで黒沢が、「先輩たちも巻き込んで起こった事件といえば…」と、「ハンドクリーム事件」を話題にするも、事件の詳細はグッズで販売中のパンフレットに書いてあることが発覚。「パンフレット買って読んでね!」と、美しく告知に繋がるのであった。

質問C「正直、女性キャストが多すぎて肩身が狭かった」

この質問には3人がYES解答。「押した!」と即挙手で櫻井・石谷が名乗りを上げるも、残り一人は?と疑惑の検証が始まる。「私が犯人です」と自白した安済は、「女性がっていうより、大人数のアフレコに戸惑った」とアフレコ当時の印象を語った。

質問D「『響け!ユーフォニアム』が大好き!」

最後の質問には9人全員一致のボタンプッシュ、ビシっと決まったところで本コーナーは終了となった。


最初のトークコーナーを終えたところで、ここからは場内のファンも楽しみにしていたであろう、『響け!ユーフォニアム』特別朗読劇が催された。ステージにはフレッシュマン・ウィンド・アンサンブルが再び登場し、朗読劇と演奏のコラボレーションが行われることが発表、さらに台本はこのイベントのための書き下ろしということで、否が応でも期待が高まる。

そしてスタートした朗読劇のストーリーは…地元のお祭で演奏することになった北宇治高校吹奏楽部。その演目を決めるディスカッションが繰り広げられる。そして決まった演目は、アニメ本編中でも一際印象深かった「ライディーン」。ここで劇のシナリオを受けて、フレッシュマン・ウィンド・アンサンブルが「ライディーン」を実際に演奏すると、『響け!ユーフォニアム』の物語世界の情景が脳裏にハッキリ浮かぶような、濃密で贅沢な感覚が訪れた。

さらに朗読劇は、演奏後にお祭りを楽しむ北宇治高校吹奏楽部の面々も描き、お祭りの夜空に三日月が浮かんでいたシチュエーションから、最後には「三日月の舞」の生演奏をもってコラボ朗読劇は美しいフィナーレを迎え、場内は「ブラボー!」の歓声も漏れる拍手大喝采となった。


朗読劇が終わったステージには櫻井、早見、寿、茅原、石谷が登場。先程の「三日月の舞」生演奏に感激した茅原は、「今日のフレッシュマン・ウィンド・アンサンブルには、アニメ本編中で実際に香織のトランペットを吹いていた方がいらっしゃるんです。生で聴けて感動しました!」と絶賛のコメントを贈っていた。

そして、登壇のキャスト陣でお送りする続いてのコーナーは、「女子吹奏楽部員の愛の告白セリフランキングBEST3」。独自の調査によって明らかになったランキング上位セリフを、北宇治高校吹奏楽部3年生女子キャストの実演で発表する本コーナー。MC櫻井曰く、昼公演とは違うセリフで場内を蕩けさせるとのこと。

しかし、すべてのセリフをまず石谷がテストで演じてみせるという流れになり、笑いの絶えない状態になりつつも…セリフに合わせたBGMに合わせて演技プランをその場で決定、見事演じてみせた早見・寿・茅原。「昼のセリフはちょっとわからないのがあったけど、夜のセリフは総じて可愛かった!」とMC櫻井も歓喜、もちろん観客も大いに盛り上がっていた。


そして、黒沢・朝井・豊田・安済の北宇治カルテットにとっての大一番、吹奏楽器生演奏の時間が遂にやってきた。演奏の前に北宇治高校制服に着替え、緊張の面持ちでステージに再登場した4人。この日のために忙しい仕事の合間を縫って楽器練習を積み重ねてきたことは、この会場に集った皆の周知の事実。約半年間の努力が結実する瞬間を会場一丸、固唾を呑んで見守った。

4人の演奏曲は『響け!ユーフォニアム』オープニング主題歌「DREAM SOLISTER」、時間にして約3分ほどの、たどたどしい演奏ではあったものの、ここに至るまでの4人の頑張りや、アニメ本編第6話での「きらきら星」合奏を彷彿とさせるシーンの現実化に、涙を禁じ得ない者も多数、会場からはすすり泣きの声もちらほらと聞こえるも…演奏をやり遂げた北宇治カルテットの4人に、本日一番、満場の大拍手が鳴り止まない。

「昼公演で泣いちゃったので、夜は泣かないって決めていたのに!」と涙ながらに語りだした黒沢は、4人が先ほど衣装替えで楽屋に戻ったときに、スタッフ一同から手作りのお守りを手渡され、激励されたという何とも心温まるエピソードを吐露。お互いに手をつなぎ、抱き合いながら涙を光らせる北宇治カルテットの4人の姿は、まさしく青春そのもの、大きな感動の波が場内に押し寄せる。


大仕事をやり遂げた北宇治カルテットの4人のもとに、舞台袖から見ていた先輩キャスト陣も合流。その頑張りを讃えつつ、しばしのトークで感動を分かち合う。4人に安堵の表情が戻ってきたところで、MC櫻井は今一度ステージを北宇治カルテットに委ね、ここからはライブのコーナー。

「皆さんずっと座ってて、腰と肩とか凝ってませんか?立ちましょう!」との煽りから、しばしのコールアンドレスポンス練習、そして放たれた一曲はもちろん、『響け!ユーフォニアム』エンディング主題歌、北宇治カルテットで「トゥッテイ!」。

開放感からステージ上を所狭しと動き回る北宇治カルテットの4人と、本公演初めて立ち上がり、サイリュウムを輝かせる観客が、相互で生み出すエネルギー、溢れる高揚感。練習したコールも、曲中の「トゥッテイ!」の大唱和も見事に決まって、歓喜が会場を覆い尽くす盛り上がりとなった。


濃密で幸せなこの空間も、本当に残念ながらお別れの時間が近づき…ここで今一度、全出演者ステージに登場、最後は全員から一言ずつ、ファンの皆様へのメッセージが送られる。

TRUE「改めて音楽の力はすごい。上手い下手じゃない」、早見「この作品のように、みんなで力を合わせてひとつのものを描くことができて良かった」、寿「青春を思い出せた。また『響け!ユーフォニアム』を通して皆さんと会いたい」など、思い思いのコメントで感想を述べていく中、朝井「以上、川島緑輝でした!」豊田「みどりですーっ!!」と、朝井・豊田が二人で念願の決めセリフを決めてみせる一幕も。

そして、最後のご挨拶となった黒沢は、「最終話のアフレコを録り終わったとき、みんなで青春したあのブースから帰りたくない!って、ぐずっていたのを思い出して…また『響け!ユーフォニアム』で皆さんとお会いしたい!!」と涙を流しながら、初めて主演をつとめた本作に対する、一層の熱い思い入れを精一杯の言葉にしていた。

キャストからの熱いメッセージを受け取り、拍手鳴り響く会場。最後はフレッシュマン・ウィンド・アンサンブルによる「トゥッテイ!」の爽やかな生演奏をもってスペシャルイベントもフィナーレとなる。演奏終了後、出演者一同が再登場し、肉声で「本日はどうもありがとうございました!」の挨拶を発すると、観客は全員でスタンディングオベーションを捧げ、大きな一体感と感動に包まれる中、『響け!ユーフォニアム』スペシャルイベントはその幕を閉じた。


『響け!ユーフォニアム』スペシャルイベント 出演声優フォトギャラリー


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関連サイト


TVアニメ『響け!ユーフォニアム』公式サイト
http://anime-eupho.com/
TVアニメ『響け!ユーフォニアム』公式Twitter
https://twitter.com/anime_eupho
『響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜』宝島社特設サイト
http://tkj.jp/info/euphonium/


©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

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