T・フィッシャー&ユタ響/プロコフィエフ:『アレクンドル・ネフスキー』、他
2020年01月22日 (水) 12:15 - HMV&BOOKS online - Classical
雄大きわまりないユタ交響楽団によるプロコフィエフ
プロコフィエフは映画や舞台のための音楽を、演奏会用作品へ仕立てることをしばしば行ないました。彼は映画音楽の効果に着目した最初の作曲家のひとりで、1933年にはいち早くファインツィンメル監督の「キージェ中尉」のために16の音楽を作りました。当時プロコフィエフは長い外国生活から久しぶりに1927年里帰りし、36年に完全帰国するまでにも、開発まもないトーキー映画のための作曲で故国に貢献しました。「キージェ中尉」は喜劇で、プロコフィエフならではの飄々としたユーモアと毒が光ります。
1938年制作のエイゼンシテイン監督「アレクサンドル・ネスフキー」は今日もソ連映画を代表する名作。1242年に氷上でモンゴル軍を撃破したネフスキー公の偉業を描いたもので、プロコフィエフの音楽も真摯で感動的。翌1939年にメゾ・ソプラン独唱と合唱と管弦楽のためのカンタータに仕立てました。
2008年から11年まで名古屋フィルの常任指揮者を務めたティエリー・フィッシャーは日本でもお馴染み。2009年からユタ交響楽団の音楽監督も務めています。アブラヴァネルのイメージが強いユタ交響楽団も、2020年に創立80年を迎える名門となりました。(輸入元情報)
【収録情報】
プロコフィエフ:
1. カンタータ『アレクンドル・ネフスキー』 Op.78(全7曲)
2. 組曲『キージェ中尉』 Op.60(全5曲)
アリサ・コロソワ(メゾ・ソプラノ:1)
ユタ大学アカペラ合唱団(1)
ユタ大学室内合唱団(1)
ユタ交響楽団
ティエリー・フィッシャー(指揮)
録音時期:2016年11月18,19日
録音場所:ソルトレイクシティ、モーリス・アブラヴァネル・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
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