【HMVインタビュー】 MOROHA

Wednesday, October 20th 2010

interview

MOROHA

閉店間近のHMV渋谷で開催された「曽我部恵一 presents HMV渋谷 おつかれサマーフェス」。そこに出演した全く無名の新人MOROHA。その新人のLIVEに特別なモノを感じた僕は、MOROHAがCDをリリースする際には必ず大きく紹介しようと決めた。実際その時に直接MOROHAの二人に声をかけ、そう伝えた。あれから2ヶ月。MOROHAのデビューCD『MOROHA』がリリースされる。曽我部恵一氏のROSE RECORDSから。MOROHAの二人も、あの日、僕が声をかけた事を覚えていた。そういった流れもあり繋がった今回の取材。熱く、実直なMOROHAの思いを感じて頂ければと思います。

--- 今回HMV ONLINE初登場と言うことになりますので、MOROHAというアーティストが、どのような二人組で、どのように結成されたのか?そういったバックボーンの所を紐解いていければと思います。 MOROHAは、MCのアフロさん / GtのUKさんの二人から成るわけですが、どのような出会いがあって結成に至ったのでしょうか?

アフロ(以下A):高校の同級生です。

--- そうなんですね。じゃあ高校の時から既に活動されていたんですか?

A:いえ、僕はずっと野球をやっていて、相方はずっとバンドをやっていて。

--- アフロさんがRAPを始めたのも高校より後から?

A:そうですね。高校3年で野球が終わって。で、何にもやることなく、ただぷらぷらしてるうちに何かやりたいなと思って。だから最初は全然お遊びで。

--- 何かやりたいなの何かが、RAPだったのは何故ですか?

A:きっかけは地元の先輩のLIVEを観に行ってですね。

--- UKさんの方はすでにバンドをやっていたと言う事ですが、それはいつ頃からやっていたのでしょう?

UK(以下U):ギター自体を始めたのが高校に入る時で、高校の軽音部に入ってそこでバンドをやっていました。東京に来たきっかけは、大学進学なんですけど、音楽やるには東京に出た方が良いのかな?というのがあって東京の大学を選びました。

--- バンド自体はどのような事をやっていたのでしょうか?

U:ホントいろいろやってたんですけど、高校時代にやっていたのはメロコアとかパンクロックとか。もともとエレキギターを弾いていたので。自分で個人的に友達とか集めてハードロックのバンドとか。今で言うヴィジュアル系みたいな事もやってましたね。

--- 今出てきたメロコア、パンクロック、ハードロックって言うのは、今MOROHAでやっているアコースティックなサウンドとは違いますよね?それが変わってきたターニングポイントみたいなのはありますか?

U:単純に、バンドが解散してやる事がなくなって、どうしたらいいのかわからなくなっていた中、たまたまアフロと作った曲があって、その延長でといった感じですね。アコギ自体、握り始めたのもMOROHAになってからですし。それまではずっとエレキギターだったんで。

--- MOROHAになって行くに従って、今のスタイルが確立されてきた感じなんですね。

U:そうですね。

--- もっと遡って、ギターを始めたきっかけっていうのは?

U:兄貴の影響でX JAPANを小学校の時に観て、なぜかはまったっていうのがきっかけですね。そこから、こんだけかっこいい事、自分でも出来るんじゃねーかなって履違えたところからです。あと親父と兄貴がギターをやってたという環境があって、必然的にギターを選択したという。

--- では、ギターを始めたときは、お父さん、お兄さんに教えてもらいながらといった感じだったのでしょうか?

U:これが、結構スパルタで。(笑)
高校にあがる前の春休みに、「高校に入ってナメられちゃいけない」と思ってギターを買いに行ったんです。買ったその日に兄貴に教えて貰おうとしたら、「とりあえず1曲弾いてみろ」「スコアを買って、それをコピーしてみろ」「それが1曲まるまる弾けるようになるまで部屋から出るなよ」って(笑)
それでも、自分も買ったばかりで嬉しかったのもあって、1曲弾けるようになりましたね。今聴くと酷いもんだと思いますけど。

--- そういったスパルタな中でもギターは嫌いにならなかったですか?

U:そうですね。今までギターを嫌いと思った事はないです。けど、「イヤだ!」って思う事は結構あったりして。(笑)
曲が作れなかったり、自分が作った曲が、後から聴くとどうしても納得いかないってなると、全部放り投げたくなります。

--- その悩みって言うのはまさにクリエイターとしての悩みですよね。

U:そうですね。

新譜MOROHA / MOROHA
「MOROHA の登場は事件だと思っている」―曽我部恵一をして、そう言わしめた若干23歳の ユニットがROSE RECORDSからデビューを果たします!!情景を鮮やかに映し出す透明に研ぎすまされたアコースティックギターの調べ。夢や挫折、愛や絆、そんな誰もが抱える大切なものについて、ありったけの情熱でフロウするラップ。アコースティックギターとラップのみで音楽の新たな希望を照らす話題のユニット、MOROHA1stアルバム!!

MOROHA / 恩学
@ 2010.8.19 曽我部恵一 presents HMV渋谷 おつかれサマーフェス



profile

2008年に結成されたMCのアフロとGtのUKからなる二人組。結成当初は、渋谷Familyや池袋bedなどでクラブイベントをメインにライブを行うが、ビートの無い編成ゆえに出演者やオーディエンスから冷ややかな視線を浴びることも多々あった。こうした現場を通して屈強な精神力を培う。言葉から汗が滲み出る程に熱量を持ったラップ、そして、ギター1本だからこそ際立つUKの繊細かつ獰猛なリフ。個々の持ち味を最大限に生かす為、このMC+Gtという最小編成にこだわる。抽象的な表現を一切使わず、思いの丈を臆面も無く言い切るそのスタイルとリリックは賛否両論を巻き起こしている。鬼気迫るLIVEはあなたにとって毒か薬か!?雪国信州信濃から冷えた拳骨振り回す。

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