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オフマイク

in Konno

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087717181
ISBN 10 : 4087717186
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan

Content Description

「ニュースイレブン」最大の危機!
番組打ち切り、人気キャスター引き抜きの噂。その背後に潜む闇の正体は!?
大人気「スクープ」シリーズ待望の第五弾!

継続捜査を担当する捜査一課特命捜査係の黒田は、二課の同期・多岐川から二十年前の大学生自殺について聞かされる。その死が、現役大物政治家の贈収賄と関わっている恐れがあるというのだ。聞き込みを行ううちに、黒田はこの事件を「ニュースイレブン」の報道記者・布施も追っていることを知る。いつもふらふらと飲み歩き、飄々としたスタンスで人間関係を築く布施に対して一目置く黒田。その布施の情報から、黒田は事件のカギとなる人物はITで財を成し、政界のフィクサーとして名を流す藤巻だと目算する。ときを同じくしてニュースイレブンの人気キャスター香山が突然失踪する。全く接点の見えない自殺と失踪。その背後にはテレビ業界や警察組織さえも迂闊に手を出せない、大きな闇が潜んでいた――。記者×刑事の異色コンビが活躍する大人気「スクープ」シリーズ、待望の最新作!

【著者略歴】
今野敏(こんの・びん)
1955年北海道生まれ。1978年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を、2008年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。2017年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞受賞。空手有段者で、空手道場「今野塾」を主宰。


【著者紹介】
今野敏 : 1955年北海道生まれ。78年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第四回問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第二七回吉川英治文学新人賞、2008年『果断 隠蔽捜査2』で第二一回山本周五郎賞、第六一回日本推理作家協会賞を受賞。2017年「隠蔽捜査」シリーズで第二回吉川英治文庫賞を受賞。空手有段者で、道場「空手道今野塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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これは、警視庁の黒田刑事と民放の布施記者...

投稿日:2021/03/03 (水)

これは、警視庁の黒田刑事と民放の布施記者が奇妙なタッグを組む 「スクープ」シリーズの第5弾です。 このシリーズですが、実は第3弾まではあまり好きではありませんでした。 今野先生の2000年以降の作品をほとんど読んでいますので、出来が悪い のではなく、単純に好きになれなかったシリーズということです。 ですが、第4弾「アンカー」以降はぐっとおもしろくなりました。 今回は20年前に起きた自殺事件を再調査するという、冒頭から異例の 展開でした。しかしそこは今野先生、すぐに読者を物語に引き込みます。 語り手は、黒田刑事の相方の谷口刑事と、布施記者の上司になる鳩村デスク の二人で、この点は他のシリーズを異なる点です。 バブル期の名残、フロント企業、政界から警察およびマスコミへの 圧力など、いろんな要素を織り込みつつストーリーがぶれないのも さすがです。

WM-102 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。“スクープ”シリーズ第5弾、本作は、「もしもホリエモンが、イベントサークル スーパーフリーの代表だったら」の巻でした。 気楽に楽しめる1冊です。 http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/200717_book01.html

  • 旅するランナー

    スクープシリーズD。捜査二課の同期から、20年前の大学生自殺を調べ直すよう依頼される継続捜査担当黒田刑事。いつものように報道番組ニュースイレブンの記者布施が飄々と絡みだすと、IT長者の影響力や番組打ち切りの噂が飛び交いはじめる。それにしても、布施記者の六本木界隈の夜の街人脈がお見事としか言いようがない。コロナとの共生の時代には、こんなに上手く事は運ばないでしょう。布施ファンとしては、今後が気になります。

  • absinthe

    スクープシリーズ第5弾。飄々とした布施君が顔色を失う。かつてのイベントサークル、自殺事件、報復、地下に蠢く半グレ、番組打ち切りの危機、ホリエモン的IT長者、と聞くと嫌でも期待してしまうが、あまりに淡々と進んで結末も何だか不完全燃焼な気がする。このシリーズはそういうものだったが。布施君にドラマが無いため、余計に浅く感じてしまう。栃本は定着しそうで面白い。

  • いつでも母さん

    シリーズ第5弾!飄々として出来る奴・布施も黒田も相変わらずの関係。そうか胡散臭くて何かあるなと思ったアイツより更にいただけないのがいたかぁな感じ。今作読了して思うことは『忖度』・・もぅ、右も左もそんなんばっかりだ!現実問題として放送局は総務省の免許が必要。そして、スポンサーがなくては立ちいかない。『すでに日本のマスコミはジャーナリズムの役割を果たしていない』と織り込む今野作家に昨今のこの国を憂いたくもなる。このシリーズもまだまだ先がありそうだ。

  • 初美マリン

    布施ちゃん、不思議な人だ。ひとつ言えることは、一つの型にとらわれず、人を一面から判断してはいけないということ。年末のバタバタの中で束の間読書を楽しんだ。

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