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崑崙の王 闇狩り師

Yumemakurabaku

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198508418
ISBN 10 : 4198508410
Format
Books
Release Date
September/2009
Japan

Content Description

久我沼家にまつわる呪いに巻き込まれた圭子。鬼勁を操る贄師紅丸らが跋扈する中、囚われの身となったところに、救いの手をさしのべたのは…。キマイラシリーズの龍王院弘も登場。シリーズ最長の重厚作品、新装版。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はつばあば

    この崑崙の王編では龍王院弘の成長物語だったような。一番大事なのは自分と言いきっていた男、誰や彼やに凹まされて弱気になっていたが・・。しかしこういう本って昭和の時代に実際あっても不思議はないかと。信長に黒人がお側にいたって言う文献もあるくらいだし、人柱などは大昔からずっとあったこと。・・あったことで済ませるわけにはいかないが、現実に於いてもベニスの商人の悪徳高利貸しシャイロックのような人ばかりが、国主と取り巻きとして君臨しているように思える

  • じじちょん

    闇狩り師とタイトルにあったが、九十九乱蔵の活躍が少なく、龍王院弘が主人公のような・・・。キマイラシリーズは未読なので、内輪しか分からないセリフも多くちょっと置いてけぼりをくらった。

  • やまだ

    前作である蒼獣鬼と同じように余所の喧嘩に首を突っ込む九十九乱蔵。事件のスケールは前作よりもこぢんまりとしているが、格闘描写や残酷描写などはパワーアップしており、比較的に小綺麗な描写が多かった今までの作品に比べてインパクトが大きい。緊迫した展開が続くが少々長いのでだれる。個人的にはもう少し乱蔵が活躍しても良かったんじゃないかなぁと思ったり。

  • kazukitti

    その昔読んだんだけど、こないだ黄石公の犬読んで何となく再読。キマイラ読んでないとヒロシの位置がイマイチよく分からないと思うんだけど、ココでもひょっとしたら獏ちゃん先生のよくない癖というか、クローズアップすべき主人公以外の描写に尺取りすぎて結局群像劇っぽくなっちゃてるのねって。昔はそーゆーの気にならなかったんだけど、乱蔵が主人公じゃねぇの?とかね。つか、どう考えてもチンポ爺ぃが活躍し過ぎだろw クロスオーバーするのはファンとしては楽しめるけど、それで主人公が霞んじゃうんじゃなぁ。面白いけど問題。

  • 万次

    多芸・夢枕獏のベクトルのひとつである純「伝奇バイオレンス」小説において、『蒼獣鬼』と並んで最高傑作の一冊だと思います。『キマイラ』キャラクター・龍王院弘がいいです。ひとつの結実ですね。

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