Product Details
ISBN 10 : 4569768865
Content Description
著者の古代史は、大胆な推理、緻密な分析、ユニークな視点が特徴で、多くのファンに親しまれている。本書は、古代史の入門者に向けて、著者独自の謎解きのノウハウを余すところなく解説した1冊。「『日本書紀』は何のために書かれたのか?」「表裏一体だった神と鬼」「謎がないと信じられている時代に謎がある」など、興味が尽きない話題を通覧する古代史エッセイ。
目次 : 第1章 謎解きの世界へようこそ(第一歩は飛鳥から始まる/ 『日本書紀』を読んでみよう/ 自分で見て・感じて・考える/ 自分なりの仮説を立てる/ 好きなキャラクターを探すのはいかが)/ 第2章 常識を疑ってみる(「神道」は本当に日本人の信仰世界の根本なのか/ 神道の胡散臭さに気付いたらしめたもの/ 神社を中心に展開していく日本の文化/ 日本の古代は未開だったという思い込み/ 権威を疑ってかかる面白さ)/ 第3章 実践!謎解きのヒント(古代史最大の未決着論争「邪馬台国」/ 聖徳太子の真の姿を推理する/ ヤマト建国時から始まる権力の流れを追う/ 聖徳太子と法隆寺に秘された暗闇の歴史/ 継体天皇の出現が意味する最も大きな謎)/ 第4章 日本の美に潜む謎への道(日本の美意識に気付くこと/ 仏像は日本美の集大成/ 芸能の美しさと怖ろしさ/ 良い本に巡り合うこと)
【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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