Books

ティラノサウルス解体新書

Yoshitsugu Kobayashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065313152
ISBN 10 : 4065313155
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今からおよそ6600万年前、直径10kmほどの巨大隕石が地球に衝突し、世界中の恐竜たちが忽然と姿を消しました。約6800万年前から約6600万年前まで生息していたティラノサウルスは、まさに隕石衝突の瞬間まで生きていた種の一つです。この本では、超肉食恐竜といわれる、恐竜の長い歴史のなかでも最大級で最強のティラノサウルスの姿に、最新研究を紐解きながら迫っていきます。臨場感溢れる恐竜研究の進歩を感じながら、ティラノサウルスという史上最強の生きものの運命に思いを馳せてみてください。

目次 : 第1部 ティラノ軍団の現在(全部で18種!「ティラノ軍団」が世界中で発見されている!/ ティラノサウルスの天下はわずか3日!恐竜時代を1年間にしてみたらティラノ軍団が現れたのは梅雨の時期/ いよいよ一軍メンバーが出現!/ この10年で目覚ましく発展したティラノサウルス研究/ ティラノ軍団に全身に羽毛が生えた恐竜が! ほか)/ 第2部(迷子になったティラノサウルス/ ティラノサウルスのファッション事情/ ティラノサウルスのエンゲル係数「食べ物」/ ティラノサウルスの成長と老い/ ティラノサウルスの身体測定「武器」/ ティラノサウルスの走行能力と狩り/ ティラノサウルスは共食いをしていたのか?/ ティラノサウルスの住処/ ティラノサウルスの来日)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mae.dat

    古生物の中でも恐竜。恐竜の中でも🦖ですもんね。ティラノサウルス類は人気と共に、産出された化石も多いです。儂も企画展等で見ましたよ。また盛んに研究されている恐竜でもあり、そのほぼ現時点の最新研究結果が盛り込まれた本書は、その全容を総浚いするのにもってこいですね。ティラノサウルス・レックスは白亜紀に王者として君臨していたイメージが強いですが、ずっといた訳ではなく末期、中生代の1%位の期間だけ存在していたのですね。ちょっと意外。それに気候区分もまたがる様な広い範囲で棲息していたのよ。他にも気になる事が目白押し。

  • Die-Go

    図書館本。北大の恐竜教授小林快次さんによる、ティラノサウルスを徹底的に解説したもの。変に複雑にせず、読みやすいし、何より恐竜愛に溢れている。恐竜好きの親戚の子に薦めてみようかな。★★★★☆

  • AICHAN

    図書館本。ティラノサウルスは18種もいる。その代表はティラノサウルス・レックスである。と、ここまでは「なるほど」と感心して読んだが、その後は読めば読むほど頭が混乱して何が何だかよくわからなかった。なぜなら、18種もいるティラノサウルスの中で「ティラノサウルス」と名の付くのはレックスだけで、あとは初耳の難しい名前ばかりで、それらについての説明も学術的すぎてよくわからなかったからだ。でも、「ティラノサウルス・レックス」という名の意味を知れたのは収穫。

  • たまきら

    小林先生の新著、ティラノサウルス(とその親戚一同)本です。まず一言言わせてください。無茶苦茶面白かった!古生物学者たちが骨から新しい発見をしていく観察力にはただただ感動です。次なる化石発見が新説を産んでいくー科学という学問において不変がないという事実がこれほどわかりやすい分野はないと思います。恐竜をしっかり勉強してから10年ほど経っているのでいろいろ情報が止まってる部分を楽しくおさらいしました。今回はCTスキャンを駆使した解剖学部分が特に面白かったです。三半規管については渡り鳥も学びたいな。

  • Toshi

    「日経新聞目利きが選ぶ3冊」。タイトルどおり、ティラノサウルス研究の現在地から、羽毛は生えていたのか生えていなかったのか、何を食べていたのか、どれぐらいの早さで走れたのか、その寿命は、と縦横無尽に解体する。化石に残った歯形から噛む力や、骨の形状や大きさから、走力を割り出すプロセスは、とても分かりやすく腑に落ちる。ぱっと見、この種の本にしてはビジュアルに乏しいが、文章だけでもとてもカラフル、多分子供でも楽しめる良著。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items