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松聲館スタイル(仮)自分の体で動き、自分の頭で考える「続・上達論」

Yoshinori Kono

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569854922
ISBN 10 : 4569854923
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

絶望もクリエイティブに転換させる武術の思想。

目次 : 第1部 身体という思想―方条遼雨(落ち込みと反省/ 抱き合わせ/ 分からない世界/ 枠組み/ 一〇〇% ほか)/ 第2部 対談 身体的運命論―甲野善紀×方条遼雨(意識と肉体/ 影観法について/ 気配/ 司令/ 身体に任せる ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MICKE

    基本的には甲野先生をリスペクトしながら、方条さんの深い洞察に新しい発見がある。最後の解説が要らなかったんじゃないかな。

  • n-shun1

    身体から逃れられない宿命。身体に適応する力が備わっている。それに気づき,活用すること。人間の心は内蔵(guts)にある。身体的な直観。身体感覚,内臓感覚,運動感覚はもともと子どもの頃にはあったものだろうから,いかに取り戻すかが頭でっかちになった大人の自分の課題だ。頭でっかちになったのに知的作業を外に預けているという指摘に納得。獣性を抑え,野生を開放するという表現も面白い。人身受け難し,人間としてどう生きるかを本気で考えて実践する。嫌なことをされても「前世の報い」という聖の言葉に感心。現世は前世の余慶だな。

  • 才谷

    武術を身につける中で自分の身体に目を向けるだけでなく、心とも真摯に対話することで導き出した数々の思想。心身を鍛えるとはこういう事を言うのか。

  • えんぴつ

    武道研究家の方条さんの二冊目の著書。一冊目に続き、話がどんどんリンクしながら進んでいく。体の部位それぞれに感情がある、脱力が大切、重心の移動で動くので筋肉はいらない、など一読しただけでは、わからないこと多々。その中で、小さい自分が考えうるような夢や希望を持たないこと、運命の流れに任せた方が、より大きい流れとなることなどは、一般論からすると逆説的。そして、考えうる最悪なことに対しても怒らずに対処など、今の自分には到底できそうもないことも。悟りとか解脱とはそういうことなのかな。

  • 何故こんな本を買ったのか全く覚えていないけど、まあ「身体が選んでいた」ってことで。内容としては武術家の語る胡散臭い哲学がふんだんに詰め込まれているから好事家は堪らなさそう。あと甲野先生は勝手な印象として反ワクっぽい(違ったらすみません)。総じて「ホンマかいな」と若干半笑いにはなりつつも、まあこういう思想がウケるのには凄く納得がいく、くらいの腹落ち度。情報過多・言語過多・物質過多の現代社会にとって「身体」は魅力的な謎を残した最後のフロンティアであるのだろう。

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