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ISBN 10 : 4560094861
Content Description
「魂の近親者」であった作家たちの肖像が、歴史を越えて浮かびあがる。「孤独な散歩者―ローベルト・ヴァルザーを心に刻むために」ほか、ジャン=ジャック・ルソーなど不遇な作家たちの生涯と近代へのまなざし。
目次 : 天に彗星がいる―“ライン地方の家の友”に敬意を込めて/ この湖が大西洋であってくれたら―サン・ピエール島を訪ねて/ なにを悲しむのか私にもわからない―メーリケ追想/ 死は近づき時は過ぎ去る―ゴットフリート・ケラーについての覚え書/ 孤独な散歩者―ローベルト・ヴァルザーを心に刻むために/ 昼と夜のように―ヤン・ペーター・トリップの絵画について
【著者紹介】
W・G・ゼーバルト : 1944年、ドイツ・アルゴイ地方ヴェルタッハ生まれ。フライブルク大学、スイスのフリブール大学でドイツ文学を修めた後、マンチェスター大学に講師として赴任。イギリスを定住の地とし、イースト・アングリア大学のヨーロッパ文学の教授となった。散文作品『目眩まし』『移民たち 四つの長い物語』『土星の環 イギリス行脚』を発表し、ベルリン文学賞、J・ブライトバッハ賞など数多くの賞に輝いた。遺作となった散文作品『アウステルリッツ』も、全米批評家協会賞、ハイネ賞、ブレーメン文学賞を受賞し、将来のノーベル文学賞候補と目された。エッセイ・評論作品も邦訳刊行されている
鈴木仁子 : 1956年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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