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Complete Symphonies : Isaac Karabtchevsky / Sao Paulo Symphony Orchestra (6CD)

Villa-Lobos, Heitor (1887-1959)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8506039
Number of Discs
:
6
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


日本ヴィラ=ロボス協会推薦! 交響曲全集

「フォルクローレとは、私のことだ。」そう豪語したヴィラ=ロボス。大らかで型破りなこの作曲家にとって、交響曲という形式は最適のものではなかったかもしれない。しかし、だからこその面白さがある。炸裂するインスピレーションが形式と衝突し、ときに形式を超克しながら、彼ならではの世界が立ち上げられていく。すべての交響曲(第5番は楽譜消失のため実質11曲)を聞くことで見えてくるものがある。彼にとって交響曲とはいったい何だったのだろうか? 彼は何に苦闘し、何を実現しようとしたのだろうか?ヴィラ=ロボスという作曲家を考えるうえで必聴の交響曲全集、ついに発売!〜指揮者・日本ヴィラ=ロボス協会会長 木許裕介〜

エイトル・ヴィラ=ロボスは「20世紀ブラジルの芸術音楽における最も重要な創造的貢献をした人物」と評されています。彼はクラシックの技法にブラジルの民族音楽を採り入れた作風で数多くの作品を残しましたが、その中で11曲の交響曲はとりわけ異彩を放っています。
 交響曲第1番からは、彼が当時関心を寄せていたフランス音楽からの影響が感じられますが、第2番以降の交響曲には、ブラジル音楽特有の熱気と抒情が溢れています。第3番から第5番までの交響曲は、第一次世界大戦終結を記念し、ブラジル政府から委嘱された作品ですが、残念なことに「平和」と題された第5番は楽譜が消失してしまいました。当時の社会不安も反映された激しい作風が魅力です。以降はエキゾチックな雰囲気を湛えた第6番、打楽器の響きを駆使した第7番など民族音楽の要素に満ちた作品が続き、サンパウロ市創立400周年の記念行事のために書かれた第10番は、大規模な声楽パートを伴う実質的なオラトリオとして成立しています。第11番に続く第12番は、70歳を迎えた作曲家による回顧的な雰囲気を湛えた豊かな旋律を持つ交響曲。
 この全集は、ヴィラ=ロボスの本格的な交響曲作家としての全貌を明らかにするのみならず、20世紀の非ヨーロッパ諸国において交響曲に代表されるクラシック音楽文化がどのように受容されていったか、その一端を物語る貴重なドキュメントでもあります。広島県出身でブラジルで学び、サンパウロ交響楽団合唱団等の指揮者を務め、日本とブラジルの音楽交流に功績のあった宗像直美さん(2020年3月没)が合唱指揮で参加しているのも貴重な記録です。(輸入元情報)

【収録情報】
ヴィラ=ロボス: 交響曲全集


Disc1
● 交響曲第1番『知られざるもの』 (1916)
● 交響曲第2番『昇天』 (1917-1944)

Disc2
● 交響曲第3番『戦争』 (1919)
● 交響曲第4番『勝利』 (1919)

Disc3
● 交響曲第6番『ブラジルの山並みについて』 (1944)
● 交響曲第7番 (1945)

Disc4
● 交響曲第8番 (1950)
● 交響曲第9番 (1952)
● 交響曲第11番 (1955)

Disc5
● 交響曲第10番『アメリンディア』 (1953)〜テノール、バリトン、バスと混声合唱、オーケストラのためのオラトリオ

Disc6
● バレエ音楽『ウイラプルー』 (1917)
● 交響曲第12番 (1957)
● マンドゥ=サララ (1940)

*交響曲第5番は楽譜消失のため欠番となっています。

【交響曲第10番のソリスト」、コーラス】
 レオナルド・ネイバ(バリトン)
 サウロ・ジャバン(バス)
 サンパウロ交響楽団合唱団のメンバー(テノール)
 サンパウロ交響楽団合唱団
 宗像直美(合唱指揮)

【マンドゥ=サララのコーラス】
 サンパウロ交響合唱団&児童合唱団
 宗像直美(合唱指揮)

 サンパウロ交響楽団
 イサーク・カラブチェフスキー(指揮)

 録音時期:
 2017年2月13-16日(第1番)、2017年2月20-23日(第2番)
 2012年2月26日〜3月5日(第3番、第4番)、2011年2月21日〜3月5日(第6番、第7番)
 2015年2月10-13日(第8番)、2016年2月16-19日(第9番)
 2016年2月23-26日(第11番)、2013年2月2-16日(第10番)
 2014年2月28日〜3月7日(第12番、ウイラブルー)、2014年6月19-21日(マンドゥ=サララ)
 録音場所:ブラジル、サラ・サンパウロ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【イサーク・カラブチェフスキー】
1934年、サンパウロのロシア系移民の家庭に生まれる。ドイツに留学し、ピエール・ブーレーズやヴォルフガング・フォルトナーらに作曲と指揮を学んだ。母国では1969年から1994年まブラジル交響楽団の首席指揮者を務め、欧州ではウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場などの指揮者・音楽監督を務めた。イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アメリカの主要オーケストラや歌劇場に招かれ、特にオペラで高い評価を受けている。オーストリアとフランスからは芸術文化への貢献で顕彰・叙勲され、イギリスのガーディアン紙は「ブラジルの音楽アイコンの一人」と評した。(輸入元情報)

【サンパウロ交響楽団】
1954年にサンパウロ州の州立交響楽団として創設された。初代首席指揮者には、サンパウロ生まれでパリ音楽院に学び、ピアニストとして国際的に活躍していたジョアン・ジ・ソウザ・リマが就任。スタンダード・レパートリーに加えブラジルの作曲家の作品を積極的に演奏する方針は今も受け継がれている。1999年には楽団の新しい本拠地としてサラ・サンパウロがオープン。2012年にはマリン・オルソップが首席指揮者に就任。同年ブラジルのオーケストラとして初めてBBCプロムスに登場し、同時に欧州主要ホールで演奏。大きな注目を浴びた。2020年からはティエリー・フィッシャーが首席指揮者を務めている。(輸入元情報)


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