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身体で考える。 不安な時代を乗り切る知恵

Tatsuru Uchida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837671596
ISBN 10 : 4837671594
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

思想家にして武道家の内田樹と、「ヨーガ行者の王」成瀬雅春による、今を生き抜くための英知が詰まった対談集。くじけない心と身体をつくるコツがわかる。

■街場の身体論
 くじけない心と身体をつくる!
 思想家にして武道家のウチダ先生と
 「ヨーガ行者の王」による、
 今を生き抜く英知が詰まった対談集!

■ 身体で考えられる人は、
 周囲の動きや誤った情報に惑わせられることなく、
 自分のなかで鳴る危険信号を聞くことができるんです。
 周囲が『ただちに被害は出ない』
『東京は安全だ』と言っても、
 そうした言葉に惑わされずに身体が鳴らす危険信号を聞き、
 すぐに行動できるわけです――成瀬雅春

■ 不思議なもので、
 自分が幸福になるために何をすればいいのかと考えると、
 どうしたらいいかよくわからないんですけれど、
 周りのみんなが幸福になるために何をすればいいのかは
 すごくハッキリと見えてくるんです――内田 樹

■目次
 まえがき――地殻変動的な潮目の変わり目のときに(内田)
 第1章 人は空に浮かべるほど無限の可能性を持つ
 第2章 歩行は人間性の根本を担う
 第3章 ヨーガも武道も自分を知るためにある
 第4章 先行き不透明な時代を生き抜く胆力
 第5章 大震災後を生き抜く「身体の声」の聴き方
 あとがき――真実を見通す力をつける(成瀬)

〔内田樹〕思想家。武道家(合気道6段)。凱風館館長。多田塾甲南合気道会師範。 1950年、東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学(現・首都大学東京)大学院博士課程中退。東京都立大学人文科助手を経て、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授を2011年3月まで勤める。専門はフランス現代思想、武道論、教育論。2007年『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞2010大賞、2011年に第3回伊丹十三賞を受賞。『武道的思考』(筑摩選書)、『現代霊性論』(講談社)、『邪悪なものの鎮め方』(バジリコ)など著書多数。

Content Description

くじけない心と身体をつくる、街場の身体論。思想家にして武道家のウチダ先生と「ヨーガ行者の王」による、今を生き抜く英知が詰まった対談集。

目次 : 第1章 人は空に浮かべるほど無限の可能性を持つ(合気道の懐の広さは肯定することにある/ 限界を作らない人が伸びる ほか)/ 第2章 歩行は人間性の根本を担う(生きていること自体が身体に悪い!?/ 老化する肉体を楽しむ ほか)/ 第3章 ヨーガも武道も自分を知るためにある(「けんかに強くなりますか?」/ 目を閉じて耳を澄ます時間は大切 ほか)/ 第4章 先行き不透明な時代を生き抜く胆力(「今を楽しむ」という必死の覚悟/ 自分の役割を全うする ほか)/ 第5章 大震災後を生き抜く「身体の声」の聴き方(武士は用事のないところには出かけない/ 身体が感じる大震災の予兆 ほか)

【著者紹介】
成瀬雅春 : ヨーガ行者。ヨーガ指導者。成瀬ヨーガグループ主宰。倍音声明協会会長。ハタ・ヨーガ(身体を動かすヨーガ)を中心に独自の修行を続け、1976年からヨーガの指導を開始。2001年、全インド密教協会から、「ヨーギーラージ」(ヨーガ行者の王)の称号を授与された。「アーカーシャ・ギリ」(虚空行者)の修行名で、毎年、標高4000メートルのヒマラヤで修行を続けている

内田樹 : 思想家。武道家(合気道6段)。凱風館館長。多田塾甲南合気道会師範。1950年、東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学(現・首都大学東京)大学院博士課程中退。東京都立大学人文科助手を経て、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授を2011年3月まで勤める。専門はフランス現代思想、武道論、教育論。2007年『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞2010大賞、2011年に第3回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あちゃくん

    内田さんとヨガの達人成瀬さんの対談本。体を起点に考えることの大切さに改めて気付かされました。いろいろ気づきのある本でしたが、一番面白かったのは、成瀬さんの、「幽霊=データ説」。

  • Gatsby

    内田先生とヨーガ行者の成瀬雅春氏の対談本。内田先生の対談本も、同じことを少しずつ表現を変えて言ってることが多いのは分かっている。でも、同じことを読んでも、そのことによってその言葉が私の中にしっかりと「身体化」していくのを実感する。二人の話を読んで、「ここを生き抜く」「ここに自分がいることには、深い必然性がある」という「胆力」を身につけたいと思った。もう一つは、「驚く」ことが大切で、「驚かされる」のはよくない、ということ。a sense of wonderは大切だが、「胆力」がなくて肝を潰すのはだめなのだ。

  • 円舞曲

    内田さんの武道からの視点が面白い。前向きに勇気の出る本です。

  • ほよじー

    人間は、「自分には出来ない」とか「何か悪いことが起こる」と思うと、そのようになる。「自分にも出来る」と思った人だけが出来るようになる(たとえ空中浮揚であっても。。。)。「身体で考える」とは、身体すべてを総動員して(頭脳も身体の一部)熟考すること。迷ったら身体の声に耳を澄ますこと。身体の声を聴き取るにはヨーガ、合気道が有用である。私は気功をやっているので納得である。

  • wattann

    随所にちりばめられた本質をつく話。 この本からたくさんの示唆を得られました。 読んで良かったと思える久々の本です。

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