Books

橋下主義を許すな! 独裁者の野望と矛盾を衝く!

Tatsuru Uchida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828416519
ISBN 10 : 482841651X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大阪ダブル選挙に合わせ豪華執筆陣による緊急出版!!いま、大阪のまちを奇怪な妖怪がのし歩いている。その妖怪とは橋下徹ひきいる大阪維新の会。名付けて橋下主義(ハシズム)。
閉塞した社会を生きる市民のやり場のない不平不満をエネルギーに仮想敵をつくり上げて、大衆を煽る。このハシズムを大阪で許すと、全国に広がり、日本の民主主義は崩壊の危機に瀕する。
そんな危機感を抱いた論客たちがハシズム斬りに立ち上がった!

【目次】
はじめに 反橋下主義宣言! 
第1章 内田樹 おせっかい教育論─教育基本条例の時代錯誤について 
第2章 山口二郎 橋下政治は軍隊的官僚主義と 競争原理主義の合体にすぎない 
第3章 鼎談 橋下主義を斬る!香山リカ、薬師院仁志、山口二郎 
第4章 よくも言ったり! 橋下主義者妄言録


【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京都生まれ。思想家。武道家。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想で、ユダヤ人問題から映画論、武道論など幅広く活躍中

山口二郎 : 1958年岡山県生まれ。北海道大学大学院法学研究科教授。専門は行政学、政治学

香山リカ : 1960年北海道札幌市生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は精神病理学。テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心を持ち、各メディアで社会批評、文化批評、書評など幅広く活躍

薬師院仁志 : 1961年大阪市生まれ。帝塚山学院大学リベラルアーツ学部教授。専門は社会学理論、現代社会論、教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Gatsby

    大阪市長・大阪府知事選挙を前に、タイムリーな出版。橋下政治の問題点を検討している本。トップは内田先生の講演だが、この本では、内田先生以上に、山口先生の講演と、その後の香山・薬師院先生と3人での対談の内容に興味を持った。橋下氏の政治の問題点の一つが、問題を考えさせないというのがあったが、なるほどと思った。「思考停止」にならないよう、問題点をよく考えるきっかけになる本だと思う。大阪に住んでおられない方にも、興味が持てる内容ではないかと思う。

  • ぽんくまそ

    大阪へ戻ってきて、大阪のみならず今や日本全国に侵食する「維新」を知るべく、2011年出版のこの本を読む。この本は君が代強制と、偏差値上げで他県に負けないためだけに教師を査定することを含んだ大阪府条例が、橋下の号令のもとに議席の多い維新一派だけで可決してしまった事態に反応して出てきたもの。教育については、内田樹さんの前提論に、目から鱗が落ちるようであった。水や空気に資本主義と政治が介入してはならないように、教育にも両者が介入してはならないのである。ぼくは、橋下くんを、日本版オリガルヒの人形だと思っている。

  • Nobu A

    最近TVで見ない日はないと言ってもいいくらい番組引っ張りだこの才気煥発な橋下徹。他方、内田樹先生の著書一覧を渉猟していたら目に留まった本著。どんな批判を展開するのかと気になり手に取った次第。100頁強の小冊子。2011年刊行。この手は旬を逃さず読むべきだった。冒頭の内田先生の大阪府教育基本条例批判はしっかりした論拠と明晰な分析。次章の山口二郎から抽象的になってくる。表紙の「大阪府庁では自殺者・うつ病患者続出!」って煽っているのでは。民意で選ばれた橋下徹の功罪両方詳述してこそ読む価値があると思うのは私だけ?

  • 時折

    あまり読まれていないんですねえ、心配です。内田樹センセイにしても、山口二郎系にしても、全然異なるバックグラウンドの方のように見えますが、違った言葉でほとんど同じことを語られています。尖ったネガティブ・キャンペーンみたいな本のつくりになっているところもありますが、なかみはそんなものじゃありません。みんなで悪い夢から醒めましょう。

  • 読書家目指すで

    内田樹の教育論が中々自分に響くものがある教育に市場原理を働かせてはならないことが説明されており、現にそれは私たちの精神にまで侵されている。市場原理を持ち出した結果生まれた、コストパフォーマンスで学力を考えている今の子どもたちが、学力低下を及ぼし日本の存続基盤が揺れ動いている。橋下はより、その傾向を促すような政策をとっている。私自身にも、また、周りも学力のコスパ感覚、というものを共通した感覚として持っているので鋭い指摘に感じたまた、社会的共通資本論という、重要な概念を知れて有益な読書になった

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト