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古寺巡礼奈良 8

Takeshi Umehara

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784473036384
ISBN 10 : 4473036383
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

奈良の古寺の名刹を1カ寺1冊で構成し、文化財を豊富なカラー写真で紹介。各寺院の管長・住職が混迷する現代へのメッセージを発信。作家、評論家らが古寺を訪ね、その魅力をエッセイで紹介。本巻は唐招提寺。

【著者紹介】
西山明彦 : 1951年、三重県生まれ。唐招提寺執事長、伝香寺住職、伝香寺学園いさがわ幼稚園長。1982年、龍谷大学大学院修士課程修了。2006年、奈良県教育功労賞を受賞する。2010年より唐招提寺執事長

滝田栄 : 1950年、千葉県生まれ。俳優。文学座養成所から劇団四季を経て独立。執筆・講演など幅広く活躍。日本フォスタープラン協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 榊原 香織

    ”山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁”  誰か日本に仏法を伝える人来てください、とお願いした時の詩です。コロナ最初期に話題になりました。その後の感染爆発で吹っ飛んじゃいましたが。  歴史上は、大物、鑑真和上自身が来てくれたわけで。すごいなあ、弟子が二の足踏んでるのに。しかも15年間で6度目の挑戦での渡日。凄い情熱。

  • 彼岸花

    先月博物館を訪問し「鑑真和上座像」と対面を果たした。高貴で美しく首筋の皺の細部に至るまで生き写しのようだった。うっすら閉じた目は今にも開きそうで現世を案じているのか。命を賭してまでも日本へ仏教を伝えようとした偉業を言葉では言い尽くせない。人間は煩悩にまみれ、戒を守ることを果たさずにどうして望みを叶えられようか。執事長の世界は病んでいるという言葉が心に刺さった。唐招提寺の質素な佇まいは鑑真の精神そのものだ。和上像には魂が宿り、“祈りの形”として千年以上もの間全ての人々の安寧を願っているように思えてならない。

  • 荒野の狼

    全10巻の古寺巡礼奈良の第8巻は唐招提寺。半日あれば通読できるので旅の予習・復習に最適。本シリーズの最大の魅力であるカラー写真の建物、宝物、行事などの紹介は64ページで、本書は各仏像がどの建物に収蔵されているかが書かれている点がシリーズの他書と較べてよい。鑑真像から御影堂障壁画(東山魁夷)まで主要なものはおさえてあり、たとえば"天平の甍"として知られる「鴟尾(しび)」の説明も簡潔で明快。

  • ohmi_jin

    殆ど歴史の中から忘れ去られた寺であったが故に唯一の平城京の遺構まで残る唐招提寺。面白かったのは「鑑真和上の手紙」で、なんとなく鑑真は航海途中で失明したと思っていたが、そもそも失明した、という記録自体少なく、あやふやであったことは驚きだった。

  • :*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)

    鑑真は日本に伝来されていない天台教学を伝えようとしたが奈良仏教は法相教学の寺院が有力だったのでそれができなかったこと、鑑真から良弁宛ての経典拝借依頼の手紙分析や弟子が書いた各種記録から、来日時には字が書けるぐらい鑑真は目が見えていたのではないかということ、これらはこの本で知った。鑑真が書いた依頼手紙は、書き飛ばした文字の書き足しやなぞり書き修正箇所の存在、自分の名前を省略文字で記載していることから、弟子がそんな雑なことをするはずがないと。確かにそうだ。

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