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闇に葬られた歴史(仮)

Takahiko Soejima

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569815671
ISBN 10 : 4569815677
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
October/2013
Japan

Content Description

副島隆彦による日本史研究書の第三弾。「聖徳太子論」「徳川家康論」など、諸説跋扈の問題に、独自の視点から鋭く斬り込む。

歴史とは、いったい何なのだろう? 古代のことはもちろん、戦国時代や江戸時代のことですら、文献(時には絵画)などでうっすらわかるのみで、その真実はどうにもわからない。そして、学界などでは、「このことについては、こういうことになっているのだ」ということでアンタッチャブルにし、思考停止させている向きもあるようである。 つまり、歴史には「触れてはいけないこと」が、たくさんあるのだ。それは、「日本書紀」に書いてあることが(事実のわけがないのに)信じるに足るとされていたり、「本能寺の変」で、なぜ織田信長の遺体は見つからなかったのか……というようなことだ。本書で、著者は、こうした日本史の、「みんながこと立てしないようにしていること」にあえて踏み込み、思考を縦横に重ねてゆく。そこから湧いてくるのは、歴史への本当の興味であり、そして、歴史を学ぶということへの醍醐味である。歴史の真の面白さに迫る一冊。 

【著者紹介】
副島隆彦 : 1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師を経て、常葉学園大学教授を務めた。金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語、歴史など幅広いジャンルで論評を展開。また、副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として講演・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ランラン

    歴史(特に古代史)は多くの学説があり、読んだ分だけ分かるという訳ではない。中には眉唾物もあり真実は分からない。副島氏の歴史観は特徴があって興味をそそられる。中でも驚愕だったのは信長暗殺の犯人はイエズス会とのこと。聖徳太子は蘇我入鹿というのは賛同しがたい。いずれにしても新たな説に興味はつきない。

  • aloha0307

    井沢先生の「逆説の日本史」と同じ骨太な作品。 この作者は初読だが、権威に抗する気概がいい、胸がすく。 聖徳太子は今では教科書に載っていないというのは驚いた。そして、太子=蘇我入鹿だったなんて...一見素っ頓狂だが、これだけ理詰めで説明されると説得力あるよなぁ。

  • Hiroki Nishizumi

    ネタは面白いのだが、いかんせん構成が雑で単行本というより週刊誌の対談程度。行った先々で良いこと思いついたよ、すごいだろう、反論は嫌よ、というペースを貫いている。もう少し丁寧な本作りしてくれると良いんだけどなぁ。とりあえず引用本はチェックしてみよう。

  • as

    小説「金ヶ崎の四人」では一般的な戦国武士の守るべき優先順位は名誉、土地、命、金の順番だそうですが秀吉は見事に逆だったそうです。副島氏も秀吉タイプですね。今でこそ多数思想ですが現在と過去のメンタリティーを同列に扱うのは無理がありますよ。それに自説を流布したいのは解りますが創作歴史小説まで攻撃するのはいかがなものでしょうか。人は迷った時は何が正しいかではなく何が楽しいかで決める生き物ですからね。(by宇宙兄弟)

  • MICKE

    歴史というのは事実ではなく物語なのだということがよくわかる。物語でいいという人はそれでいし、いややはり事実を知りたいという人は読むといい。

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