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Le Sacre Du Printemps: Karajan / Bpo +mozart: Divertimento, 15, (1972 London)

Stravinsky (1882-1971)

User Review :4.5
(9)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
JSBT8453
Number of Discs
:
1
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


カラヤン&ベルリン・フィル絶頂期のロンドン公演!
『春の祭典』『K.287』!
1972年、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール!
BBCによるステレオ・レコーディング!
日本語解説付き

2008年は生誕100年を大々的に祝ったカラヤンですが、2009年は7月で没後20年を迎えることとなりました。それに合わせ、1972年のロンドン・ライヴ(BBC録音)が2タイトル、リマスターされて登場します。
 カラヤン&ベルリン・フィルによる1972年の演奏旅行ではヴィヴァルディの『四季』からベルクの『管弦楽のための3つの小品』に至るまで多岐にわたるプログラムが組まれていました。当時5つのオーケストラが本拠を置き、世界中の音楽家たちが客演に訪れていたロンドンの公演では、他団体との重複を避けるプログラムの選定も困難を極めたということです。


カラヤン&ベルリン・フィル
1972年ロンドン・ライヴ第一夜
『K.287』&『春の祭典』、世界初発売!

【ブックレットより抜粋】
...『春の祭典』がカラヤンとベルリン・フィルのレパートリーに加わったのは、1963年のことであった。彼の最初の録音は、ストラヴィンスキー自身の録音と対立した。ストラヴィンスキーは、1964年12月に発売されたLPを自身の録音と比べるために用いたからだった。このことは、批評家や指揮者達(ピエール・ブーレーズやロバート・クラフトもまた「生贄の儀式」に供された)を巻き込んで、憶測や中傷を呼び、まるで散弾を浴びせるかのように互いの立場を批判しあったのだ。
 ストラヴィンスキーは、カラヤンの1964年の録音を「本物というより飼い慣らされた野蛮さ」と評したのはよく知られている。これは、演奏そのものというより演奏が拠り所としている伝統(ドイツ的な要素と過度のソステヌート)を批判したものであった。皆がこれに同意した訳ではなかった。グレン・グールドは、ストラヴィンスキー自身の「リズムにおける推進力、旋律におけるシニシズム、ルバートに対する用心深さが、聴く者を音楽の核心へと誘う」ことを認めている一方、ストラヴィンスキー自身によるストラヴィンスキーが主流となることで、他の解釈の選択肢が締め出されてしまうことを警戒していた。グールドにとって、カラヤンによる『祭典』の1964年の録音は、これまで録音されたことのなかった「最も想像的で、純粋に細分化された意味において、“触発された”具現」であったのだ。

【収録情報】
・モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1972年5月15日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 CDは国内プレスとなります。

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Comprehensive Evaluation

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音質は大変よいどころか申し分ないですよ。...

投稿日:2020/01/11 (土)

音質は大変よいどころか申し分ないですよ。この録音では60年代のカラヤン先生の特徴が出ていると思いました。その感想から想像しますとカラヤン先生はこの頃からセッション録音に対しては、ライブと異なる細部まで作り込むと言うアプローチをしていた可能性が考えられると思いました。つまり、セッション録音を演奏会芸術と別の芸術表現の手段と考えていたということです。今後その仮説検証のためにもライブ録音に興味が向かうでしょう。最後に多くの方は春の祭典に興味が向かうところでありましょうが、モーツァルトがことのほかすばらしい演奏ですよ。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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ハルサイは78年盤より劣る。音質もイマイ...

投稿日:2010/08/24 (火)

ハルサイは78年盤より劣る。音質もイマイチだし,演奏も72年にもかかわらずイマイチ。70年代前半といえばチャイコの交響曲やラフマニノフの協奏曲でブリリアントな名演を聞かせたカラヤンなのにどうしてこのハルサイはこんな演奏なの?私はカラヤンのハルサイをライヴ,スタジオ全て(CD-R盤含む)聞いたが,78年盤(カラヤン最後のハルサイ,palexa盤)と66年DGスタジオ盤が双璧だと思っている。この72年盤はBPOの輝かしい響きも上記の2つの名演ほどではないし,カラヤンらしい表現も上記2盤ほど徹底していない。

オットー さん | 奈良県 | 不明

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演奏・録音とも申し分のない出来。個人的に...

投稿日:2009/12/21 (月)

演奏・録音とも申し分のない出来。個人的には09年に購入したベストディスクのひとつ。曲目を見ると、どうしても「春の祭典」に目(耳)が行きがちだが、モーツァルトの素晴らしさにため息が出る。小編成オケでは奏でられない華麗な音が持ち味だ。近年、ピリオドを使った原点回帰的演奏が主流となっているだけに、ますますこの録音は貴重と感じる。

ハリアー黒 さん | 東京都 | 不明

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