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R.Strauss Piano Quartet, Lieder, Mahler Piano Quartet, Lieder : Faure Quartett, Kermes(S)

Strauss, Richard (1864-1949)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88843023672
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


R.シュトラウス&マーラー:ピアノ四重奏曲と歌曲集
フォーレ四重奏団、ジモーネ・ケルメス


リヒャルト・シュトラウス生誕150年記念リリース。著しい成長と幅広い活動が注目を集めるフォーレ四重奏団の最新録音がソニークラシカルから登場します。カールスルーエ音楽大学卒の、エリカ・ゲルトゼッツァー(ヴァイオリン)、サーシャ・フレンブリング(ヴィオラ)、コンスタンティン・ハイドリッヒ(チェロ)、ディルク・モメルツ(ピアノ)で結成され、敬愛するガブリエル・フォーレに因んでその名を冠した名四重奏団です。珍しい常設のピアノ四重奏団でもあり、アルゲリッチも絶賛しています。
 フォーレ四重奏団のソニークラシカルへのデビューとなるこのアルバムでは、2014年に生誕150年を迎えるR.シュトラウスの若書きの大作ピアノ四重奏曲をメインに据え、シュトラウスと親交のあったマーラーのピアノ四重奏曲、そしてこの二人の作曲家の歌曲も収録して、19世紀末の後期ロマン派の濃密な響きを蘇らせるのがコンセプト。シュトラウスとマーラーのピアノ四重奏曲は、それぞれ21歳、16歳の時の若い時期の習作的作品ですが、後期ロマン派の濃厚なロマンティシズムに彩られ、世紀末の雰囲気が強く感じられる作品です。
 8曲の歌曲は、ディートリヒ・ツェルナーによるピアノ四重奏伴奏用の編曲版。ドイツを中心にヨーロッパで絶賛されているソプラノ、ジモーネ・ケルメスが、持ち前の表現力溢れるドラマティックな歌唱を披露しています。(SONY)

【収録情報】
R.シュトラウス:
1. ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.13
2. ツェツィーリエ Op.27-2(詩:ハインリヒ・ハルト)
3. 夜 Op.10-3(詩:ヘルマン・フォン・グリム)
4. 明日の朝 Op.27-4(詩:ジョン・ヘンリー・マッケイ)
5. 献呈 Op.10-1(詩:ヘルマン・フォン・グリム)
6. ひそやかな誘い Op.27-3(詩:ジョン・ヘンリー・マッケイ)
7. 万霊節 Op.10-8(詩:ヘルマン・フォン・グリム)

マーラー:
8. 思い出(詩:リヒャルト・レアンダー)
9. 美しいトランペットが鳴り響くところ(詩:少年の不思議な角笛)
10. ピアノ四重奏曲イ短調

 ジモーネ・ケルメス(ソプラノ:2-9)
 フォーレ四重奏団
  エリカ・ゲルトゼッツァー(ヴァイオリン)
  サーシャ・フレンブリング(ヴィオラ)
  コンスタンティン・ハイドリヒ(チェロ)
  ディルク・モメルツ(ピアノ)

 録音時期:2013年11月3-6日
 録音場所:イタリア、ドッビアーコ、マーラー・ザール
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Track List   

  • 01. Klavierquartett in C-Moll Op. 13 / I. Allegro - Faur Quartett
  • 02. Klavierquartett in C-Moll Op. 13 / II. Scherzo - Faur Quartett
  • 03. Klavierquartett in C-Moll Op. 13 / III. Andante - Faur Quartett
  • 04. Klavierquartett in C-Moll Op. 13 / IV. Finale - Vivace - Faur Quartett
  • 05. Ccilie, Op. 27, NR. 2 - Simone Kermes
  • 06. Die Nacht, Op. 10, NR. 3 - Simone Kermes
  • 07. Morgen, Op. 27, NR. 4 - Simone Kermes
  • 08. Zueignung, Op. 10, NR. 1 - Simone Kermes
  • 09. Heimliche Aufforderung, Op. 27, NR. 3 - Simone Kermes
  • 10. Allerseelen, Op. 10, NR. 8 - Simone Kermes
  • 11. Erinnerung - Simone Kermes
  • 12. Wo Die Schnen Trompeten Blasen - Simone Kermes
  • 13. Klavierquartett in A-Moll - Faur Quartett

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R.シュトラウスの冒頭、探るように開始した...

投稿日:2021/03/19 (金)

R.シュトラウスの冒頭、探るように開始したあと、パッと火が付いたように駆け上がる。彼らを高く評価しているアルゲリッチの演奏スタイルを彷彿とさせる。R.シュトラウスの若書きの、その吹き上げる閃きが勢いをもって表現されてスリリングだ。 ケルメスはバロックから近代まで幅広いレパートリーがあり、近年はクルレンツィスのソリストとしても活躍している。 ここではバロックの方法論だろうかノンビブラートで、高音などちょっとハスキーで、後期ロマン派の音楽をロマンティックに傾けない。「ツェツィーリエ」はピアノ四重奏曲の勢いがそのまま反映したような激しいものだが、「夜」以降は抑制の中に緊張感を孕んでいる。感性の鋭さは聴き手に緊張を与える。ケルメスとフォーレ四重奏団は方向性が一致している。 ピアノ四重奏に編曲された伴奏は、ピアノソロよりも色彩感があると同時に、弦楽器の持続する音が声に寄り添って、なかなか良い。 マーラーのピアノ四重奏曲も引き締まった表現でグイグイくる。

Cherubino_492 さん | 東京都 | 不明

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