Julia Winer-Chenisheva: Famous Opera Voices Of Bulgaria

ブルガリアの名オペラ歌手シリーズ！
ユーリヤ・ヴィエネル・チェニシェヴァ（ソプラノ）　アリア集

ユーリヤ・ヴィエネル・チェニシェヴァ[1929-2010]は、20世紀後半のブルガリアを代表するプリマドンナ。1954年にソフィア歌劇場にヴェルディ『トロヴァトーレ』のレオノーラでデビューすると、この歌劇場の看板歌手として大活躍。また東ドイツのベルリン国立歌劇場でも大人気で、もちろんその他各都市の劇場にも多数出演。それでも祖国、故郷に強い愛着を持っていたヴィネル・チェニシェヴァは、あくまでソフィアでの活動を軸に据え続けたため、国際的な知名度を持つには至りませんでしたが、大変な実力のある歌手であることはこの録音を通しても分かります。
　このCDはブルガリアでのライヴ録音が中心。『トロヴァトーレ』、『仮面舞踏会』、『トゥーランドット』はおそらくブルガリア語による歌唱です。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ヴェルディ：『アイーダ』〜ああ祖国よ
2. ヴェルディ：『運命の力』〜平安を、主よ
3. ヴェルディ：『トロヴァトーレ』〜第4幕のレオノーラとルーナ伯爵の二重唱
4. ヴェルディ：『仮面舞踏会』〜あの草を摘み取って
5. プッチーニ：『トゥーランドット』〜この王宮で
6. チャイコフスキー：『スペードの女王』〜悲しみにも疲れ果てた
7. ピプコフ：『モムチル』〜エレナとサボの二重唱
8. ヴラディゲロフ：二人の若者たち
9. シューマン：素晴らしく美しい五月に／私の涙から生まれ出る
10. ドリーブ：カディスの娘

　ユーリヤ・ヴィエネル・チェニシェヴァ（ソプラノ）
　アセン・ナイデノフ指揮、ソフィア歌劇場管弦楽団（1,2,5,6）
　ペタル・ペトロフ（バリトン／ルーナ伯爵：3）
　ミハイル・アンゲロフ指揮、ソフィア歌劇場管弦楽団（3）
　ルスラン・ライチェフ指揮、ソフィア歌劇場管弦楽団（4）
　ソフィア歌劇場合唱団（5）
　ストヤン・ポポフ（バリトン：7）
　イヴァン・マリノフ指揮、ソフィア歌劇場管弦楽団（7）
　ヴァシル・ステファノフ指揮、交響楽団（8）
　エレナ・ミンディツォヴァ（ピアノ：9）
　ゲオルギ・ステファノフ（ピアノ：10）

　録音：1967年（1,2）、1957年（3,9,10）、1965年12月29日（4）、1961年6月27日（5）、1961年（6）、1972年（7）、1960年（8）