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タダキ君、勉強してる?

Shizuka Ijuin

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087717938
ISBN 10 : 4087717933
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan

Content Description

最初の通信簿はオール1!西山忠来少年はいかにして伊集院静となったのか。故郷の師から夜遊びの友まで、人生を導いてくれた凄い「先生」たち。その出会いと、学びと、ちょっと恥ずかしい事実。

目次 : いつもそこに「先生」がいた/ 「故郷」の先生/ 「世のなか」の先生/ 「遊び」の先生/ 「作家」という先生/ 「友」という先生/ 「家族」という先生

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業。CMディレクターなどを経て、81年短編小説「皐月」で作家デビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞受賞、14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞受賞。16年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    伊集院 静は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は著者の過去の先生、師匠等に纏わるエッセイ集でした。自分自身を振り返って見ると思い出すのは、厳しく個性的な教師です。 https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/tadakikun/

  • chimako

    伊集院静氏はデビュー当時とても好きな作家だった。男ぶりも良くエッセイで笑ったり泣いたりしながら今で言う「推し」だったなぁ。誰もが美しい人と思う2度目の奥様を若くして亡くされ、自暴自棄になるほどの悲しみの末小説家として直木賞を受賞。他人事ながら思わず涙ぐんだ事を思い出す。その伊集院静氏が「先生」と思う人々を語った一冊。高校生で亡くなった弟さんの事は何度も読んだが、その度に最後のお母様の一言が胸に迫る。誰かに教わることは年齢や種を超えて素直な気持ちに染みてくる。悪口を言わない松井秀喜さん、素晴らしい。

  • シャコタンブルー

    作家が自分のことを書けないこと。それは「恥ずかしいこと」らしい。本書では素直に語っている。人生の節目でで出会った人達とのエピソードは恥ずべきものは何もなく、むしろ誇りと勇気を貰った。父親から骨のような強い意志、母親から血のような繊細な優しさを受け継いでいる作者は反骨精神を常に持ちながら弱者にはとても優しい人だと思えた。それに男が憧れ、女が惚れるのも頷ける。小学1年生に出会った担任の心温まる話から最後の母親の哀愁溢れる逸話まで全てが暖かく優しく心に響いた。本屋大賞にエッセイ部門があれば、これだと思えた。

  • tamami

    本書を読み、人生とはつくづく出会いの賜という思いを強くする。但し、その出会いを生かすか殺すかは本人次第という留保付きではあるけれども。作家伊集院静が幼少期からこれまでの人生で出会い、関わりをもった人物の評伝集といって良いもの。今まで書かれることのなかった作家に関するエピソードもふんだんに取り入れられて、読み応え満点の自己評伝としても「語られる」。最も印象に残ったのは、高校時代倫理担当の又野郁雄先生との出会いと別れ。書中一等のページ数を与えられた先生との逸話。三十年を経て、再び学び合う師弟の姿にじんと来る。

  • 千穂

    伊集院静の自伝的エッセイ。彼が影響を受けた様々な先生が描かれる。オールIだった少年が先生に影響を受け、絵を描くようになる。先生について話すこと、それは自分について話すこと。なるほどだ。

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