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量子力学の奥深くに隠されたもの(仮)

Sean Carroll

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791773169
ISBN 10 : 4791773160
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

量子力学には明らかにおかしな点があるが、それは無視され続けてきた。それを解決するため、著者は多世界理論を提唱する。その理論では宇宙には複数の「私」がいるということを受け入れなければならない。私たちは今、宇宙を理解するための新しい入り口に立っている。

目次 : 怖がらないで/ 第1部 幽霊のように不気味な(何が起こっているのか―量子の世界をのぞく/ 勇気がある定式化―緊縮量子力学/ 誰がどうしてこんなことを考える?―量子力学はいかにして生まれたか ほか)/ 第2部 分裂(宇宙を分裂させる―デコヒーレンスとパラレルワールド/ 秩序とランダム性―確率はどこから来るか/ この存在論的コミットメントは私を太っ腹に見せるか?―量子の謎についてのソクラテス式問答法 ほか)/ 第3部 時空(なぜ空間があるのか―創発と局所性/ 振動の世界―場の量子論/ 空っぽの空間で息をする―量子力学の枠内に重力を見つける ほか)/ すべては量子/ 補遺 仮想粒子の物語

【著者紹介】
ショーン・キャロル : 理論物理学者。カリフォルニア工科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 樋口佳之

    ん〜。前著を踏み台にして、一応最後までたどり着きましたが…。十分意味を掴めたのは訳者あとがきだけかものトホホ感…。物語もそうだけど、翻訳物はかみ合わないときびし〜。次いこ〜。/重力はくせ者。そこは覚えとこ。

  • ポレ

    量子力学の議論と哲学の議論は似てるなあと、以前読んだ『〈現在〉という謎』を思い出した。数式による証明と観測や実験による実証を伴うところが、科学と哲学の決定的に違いなのだろうが、本書は数式を極力省いた量子力学、その中でも多世界解釈の解説書である。つまりはただでさえスッキリした理解を得がたい量子論における、哲学的な問答がパンパンに詰まっている。クルマの運転をしていて分岐に迷ったとき、「デコヒーレンス!量子もつれ!」というフレーズが頭をよぎるようになりました。

  • Ryuya Matsumoto

    難しかった!多世界解釈、なかなか納得はできないけれど、ほんとにそうなのかもと思いました。ただ僕にはコペンハーゲン解釈も他の解釈も同じくらい「そうなのかも」なので、まだまだいろんな本を読んでみたいです。

  • よしお雪月花

    量子力学のこれまでとこれからを、軽妙な書きぶりでわかりやすく伝える(ようとしている)良書。 自分の背景知識がなさすぎて理解できたと思えるのは3割未満だが、世界の真実の姿に触れる体験は貴重。賢い人でもわかりやすく説明するには限度がありますね。難しい。しかし、いつか時間をとって再読したいと思える、理解してもらいという思いのある素敵な書きぶりの本でした。 もしかしたら量子力学がこのまま進歩して、時空のでき方や重力についても説明できる統一理論になる姿が、自身が生きているうちに見れるかもしれない!!

  • 田蛙澄

    量子力学の観測問題の中で特に多世界理論を推しているが、正直本書を読むまでは無用に存在を増やすという点で冗長な理論だと思ってたが、量子力学の基本法則以外他の理論のように射影公準や先導方程式や隠れた変数を要求しない点でむしろ存在論的にはともかく方法論的にはオッカムの剃刀に適っているという点は驚きだった。ただ波動の収縮とデコヒーレンスによる分岐が同じ現象を表してるのか議論があるらしいのでそこが気になる。 後半の量子もつれとエントロピーによる空間と時間の創発の議論はまだ仮定の段階とのことだけどとてもわくわくした。

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