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Piano Sonata, 18, Impromptus D.935: Staier(Fp)

Schubert (1797-1828)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
HMC902021
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

シュタイアーが紡ぐシューベルトの静謐の世界
即興曲のきらめき


2008年秋にソロで来日し、深く集中したシューマンの世界で聴衆を魅了したシュタイアー。次なる新譜はシューベルト作品集です。死の2年前に書かれた『幻想』では、寄せては返す波のような冒頭から、シュタイアーの巧みな語り口によって静謐の世界へといざなわれます。終始シューベルトの歌に満ちており、楽器のあたたかく豊かな色彩を帯びた響きをシュタイアーは見事に操っています。4つの即興曲も、美しく愛らしい宝ものが並べられた宝箱を眺めているような、大切な思い出のアルバムをめくっているような、なんとも幸せな気分になります。(キングインターナショナル)

【収録情報】
シューベルト:
・ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D894、Op.78『幻想』
・4つの即興曲(ヘ短調、変イ長調、変ロ長調、ヘ短調)D935, op.142
 アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
 使用楽器:クリストファー・クラークによる1827年コンラート・グラーフのレプリカ(1996年)

 録音:2008年7,8月Franz Schubert:
Piano Sonata No. 18 in G major, D. 894, Op. 78
4 Impromptus D. 935, Op. 142

Andreas Staier, fortepiano

Digital Recording: 7,8/2008

Track List   

  • 01. Schubert: Piano Sonata No 18, D894: I. Molto moderato e cantabile (15:50)
  • 02. II. Andante (8:06)
  • 03. III. Menuetto. Allegro moderato (4:12)
  • 04. IV. Allegretto (9:00)
  • 05. Impromptus, D 935: Allegro moderato (10:12)
  • 06. Allegretto. Trio (5:48)
  • 07. Thema Andante. Variationen I-V. Piu lento (10:28)
  • 08. Allegro scherzando (7:11)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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  いくつか「幻想ソナタ」を聴いているが...

投稿日:2020/04/18 (土)

  いくつか「幻想ソナタ」を聴いているが「幻想・ファンタジー」を儚いほど美しい形で表現しつくしているディスクと思う。フォルテピアノを使っている分ノスタルジックな気持ちにさせるのかもしれない。 同じレーベルから出ているブラームス「クラリネット・ソナタ集」のディスクに収められているピアノ小品集 Op.118と双璧の美しさを持っている。   「幻想」自体がもともと実体を持たない「何か」であるわけだが、だからこそ表現にも様々なアプローチがあり、その違いに興味をひかれていく。   アファナシエフの恐怖と紙一重の幻想もあるし、リヒテルの巨大な畏怖すべき幻想もある。シフの端正な響きによる滋味あふれる幻想もあり、メジューエワの慈しむ趣きの幻想や、内田光子の心の暗い淵をのぞき込むような幻想にも惹かれる。その中にあって美しいものへのたゆまぬ憧れ、ひとつ間違えると壊れてしまいそうな繊細な細工のような幻想ソナタを希望するならシュタイアーの当盤をお勧めしたい。即興曲D935も同様の出来ばえでこちらもすすめていきたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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シュタイアーさんのシューベルト、Pfの音色...

投稿日:2016/07/20 (水)

シュタイアーさんのシューベルト、Pfの音色も的確、それ以上に豊かな抒情。シューベルト、音楽に対する真摯な姿勢が感じられて、感心致しました。21世紀の現代に、これ程の、技情意、揃った演奏に出逢えるとは。巨匠、と言ってもいいでしょう。名盤。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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まずはシュタイアーというピアニストの技量...

投稿日:2012/08/18 (土)

まずはシュタイアーというピアニストの技量と音色に対する感性を大いに称賛したいと思います。表題の幻想が本当に幻想らしく聴こえたのは彼の演奏が初めてのような気がします。本当に多彩な音色で、シューベルトが心底描こうとしていたピアノの世界を垣間見たような気分になりました。私はフォルテピアノの音が貧弱で魅力に欠けるものという思い込みがありましたが、シュタイアーのおかげでその魅力を知ることができました。彼の演奏でシューベルトの遺作ソナタを再録してもらいたいものです。

ルートヴィッヒ さん | 大阪府 | 不明

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