SACD

Piano Quintet: Kyoko Tabe(P)Carmina Q Iuga(Cb)+schumann: Quintet

Schubert (1797-1828)

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
COGQ31
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

Schubert: Piano Quintet D. 667, Op. 114 'Trout'
Schumann: Piano Quintet Op. 44

Kyoko Tabe, piano
Carmina Quartet

Recording: 01/2008, Zurich
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.1)

Track List   

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
10
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
『ます』などはアナログ時代にFMでテープに...

投稿日:2013/09/08 (日)

『ます』などはアナログ時代にFMでテープに録音したものを聴いてましたが、この二曲がこんなに素晴らしいものだとは、正直、思っていませんでした。田部京子もベートーベンの協奏曲を一枚買って一度聴いただけでした。今このCDに接し、一曲一枚2500円でそれぞれ買ってもいい!と思えるほどです。凡そギレリスやブレンデルよりも田部京子の方が素晴らしい、という言い方をするつもりはありませんが、この5人、本当に息のあった、ノリにノッた演奏をしていたんだろうな、と思います。音楽が自分たちのものになっている、そういう室内楽の醍醐味のようなものが伝わってきます。そういう時、地球の反対側の言葉も人種も異なる人同士がそういうつながりを得られる音楽家って羨ましいな、と思います。最新録音であることも助けになっているのかもしれませんが、CD層での鑑賞でもそのように感じました。あ、でもDENONさん、やっぱり、二曲一枚3000円でお願いします。税別でいいので(笑)。

TOCHIPAPA さん | 広島県 | 不明

1
★
★
★
★
★
本盤におさめられたシューベルトとシューマ...

投稿日:2011/10/23 (日)

本盤におさめられたシューベルトとシューマンのピアノ五重奏曲は、今をときめく弦楽四重奏団であるカルミナ弦楽四重奏団が田部京子を迎えてスイスにてスタジオ録音を行ったものであるが、両曲ともに素晴らしい名演と高く評価したい。何よりも田部京子の気品溢れるピアノ演奏が素晴らしい。ロマン派を代表するピアノ五重奏曲だけに、ロマンティシズム溢れる名旋律の宝庫でもある両曲であるが、田部京子は一音一音を蔑ろにせずに精緻に、そして情感豊かに曲想を描き出しているところだ。ある意味ではオードドックスとも言えるアプローチであるが、田部京子の場合は、どこをとっても気品と優美さを失っていないのが見事であると言える。情感を込めるあまり全体の造型が弛緩したり、はたまた陳腐なロマンティシズムに拘泥するようなことは薬にしたくもなく、どこをとっても格調の高さを失っていないのが田部京子のピアノ演奏の最大の美質であると言える。カルミナ弦楽四重奏団は、現代を代表する弦楽四重奏団として、現代的なシャープな演奏を特徴としているが、本盤の演奏においては、そうした片鱗を感じさせはするものの、共演に田部京子も得て、この団体としてはオーソドックスなアプローチに徹しており、奥行きのある豊かな情感に満ち溢れた名演奏を展開しているとも言えるのではないだろうか。いずれにしても、本盤の演奏は、田部京子とカルミナ弦楽四重奏団の抜群の相性の良さが功を奏した素晴らしい名演として高く評価したいと考える。次いで音質について指摘をしておきたい。ユニバーサルが昨年夏ごろからシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の発売を開始したが、それから約1年が経過して、日本コロムビアも同様にシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤に踏み切った。4500円という価格が適正化どうかはともかくとして、EMIなども含め、昨年来の大手レコード会社によるSACD化への積極的な取組については大いに歓迎したいと考える。本盤は、数年前に発売されたマルチチャンネル付きのハイブリッドSACD盤であるが、正に文句の付けようのない極上の高音質であると言える。それに対して、今般日本コロンビアが満を持して発売したのは、前述のようにシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤であり、その音質面の比較は困難を極めるとも言える。これほどのハイレベルの高音質になると、後は好みの問題とも言えるが、私としては、音質が若干シャープかつより鮮明になったという意味において、今般新たに発売されたシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の方をより上位に掲げたいと考える。いずれにしても、田部京子&カルミナ弦楽四重奏団による素晴らしい名演を、現在望み得る最高の高音質SACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

5
★
★
★
★
★
これはDENONの威信をかけたかのような...

投稿日:2010/07/10 (土)

これはDENONの威信をかけたかのような超優秀録音だ。演奏ノイズが邪魔にならないギリギリの距離感も絶妙だしコントバスの伸びやかな低音はまさに実物大で再現される。演奏も繊細かつ極上。ユニバーサルもSACDの再発に踏み切ったようだしDENONにも今後の積極的なリリースを期待したい。

meji さん | 神奈川県 | 不明

5

Recommend Items