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ふたご

Saori Fujisaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163907147
ISBN 10 : 4163907149
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

SEKAI NO OWARI 藤崎彩織による初小説、ついに刊行!

【内容紹介】
いつも一人ぼっちでピアノだけが友達だった中学生の夏子と、不良っぽく見えるけれども人一倍感受性の強い、高校生の月島。彼は自分たちのことを 「ふたごのようだと思っている」と言いますが、いつも滅茶苦茶な行動で夏子を困惑させ、夏子の友達と恋愛関係になり、夏子を苦しめます。

それでも月島に惹かれる夏子は、誘われるままにバンドに入り、彼の仲間と共同生活を行うことになるのですが……。

自分では何もできなかった少女が少年に導かれるままに成長し、自らの力で居場所を見つけようとする姿を描いた、感動の青春小説です。

構想から3年以上もの月日をかけて綴られました。

SEKAI NO OWARIのファンだけでなく、むしろ、彼らを知らなかった読者にこそ読んで頂きたい一冊になりました。


【本文より】
彼は、私のことを「ふたごのようだと思っている」と言った。
わたしは全然そんな風には思わない……。
いっそのこと、本当にふたごのようであったら、こんな風にいつまでも一緒にはいなかったのだと思う。いや、はっきり言おう。わたしたちがふたごのような性格であったら、絶対に、一緒にいることが出来なかった。
確かに、わたしは人生の大半を彼のそばで送ってきた。晴れた日も雨の日も、健やかな日も病める日も、富めるときも貧しきときも、確かに、わたしは彼のそばにいた。
そしてその大半は、ほとんどメチャクチャに振り回された記憶ばかりだ。(本文より)


【著者紹介】
藤崎彩織(SEKAI NO OWARI)
SEKAI NO OWARIでピアノ演奏とライブ演出を担当。
研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。
雑誌「文學界」でエッセイ「読書間奏文」を連載しており、その文筆活動にも注目が集まっている。




【著者紹介】
藤崎彩織 : 1986年東京都生まれ。2010年、突如音楽シーンに現れ、圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感で「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た四人組バンド「SEKAI NO OWARI」でピアノ演奏とライブ演出を担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。雑誌「文學界」でエッセイ「読書間奏文」を連載しており、その文筆活動にも注目が集まっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    My Favorite Band SEKAI NO OWARIの藤崎彩織の処女作ということで手に取りました。まず似た者同士の男女を『ふたご』と表現したところが好いですね。事実は小説より奇なり を実践するようなバンド セカオアの私小説の要素もありますが、著者の瑞々しい感性でさらりと読ませます。著者は、雑誌「文學界」でエッセイ「読書間奏文」を連載しており、今後の文筆活動も期待したいと思います。今現在産休なので、もう次作を執筆していたりして。 http://books.bunshun.jp/sp/futago

  • ウッディ

    セカオワのSaoriが書いた小説という事で興味半分で手に取った本だったけど、読み進めるうちに、これはFukaseとSaoriを主人公にした実話に違いないと確信。自由で何からも縛られない月島と常識から逃れられない自分。感受性が高く繊細な月島と一緒にいる事で傷つけてしまう自分。そして愛する人と向き合う事を捨て、バンドメンバーとして同じ方向を向いて歩き始める自分。この小説にはSaoriの本当の気持ちと真実の言葉が溢れていました。夢を見ているようなセカオワの世界観が作られる原点を知った気がした。面白かったです。

  • bunmei

    セカオワのSAORIさんが描き、直木賞にもノミネートされた話題の一冊。普段からセカオワの独特な世界観の歌詞を書いているだけあり、思春期の揺れ動く夏子や排他的な月島の心理描写は、なかなかの筆致で、引き込まれました。月島の破茶滅茶の言動に振り回されながらも、恋心を抱き見捨てられない夏子。そしてバンドを結成…。セカオワの誕生までの歩みが、そのまま小説になっているようで、どうしてもフカセやサオリが主人公と被りますが、心の拠り所を探す2人にセカオワの音楽が重なり、切なさが溢れます。

  • せ〜や

    総じて、「多感だな」と思いました。自分の内面にも、言葉にも、言動にも、誰かの気持ちに対しても多感だと思いました。「感受性がいい」ではなく、「多感」な感じ。様々な事に「感じすぎてる」感じ。「居場所が欲しい」と願いながら、そう願うなっちゃんが、自分の知らない所で月島の居場所になっているのは気づいていたのだろうか?「愛」と「恋」の違いは何だろう?「不安定さを持ちながら安定していて、双方向に出会ってるもの」と、「不安定で片方ずつそれぞれすれ違い続けているものなの」かな。言葉遊びが楽しい♪エッセイっぽいのが残念。

  • 里季

    ズバリSEKAINOOWARI誕生物語。もしこれが全部フィクションだったらすごく良くできてると思った。が、実話に基づいているようだ。「ふたご」の題名は途中からとても危険な言葉に思えてきた。主人公夏子と精神を病んでしまった幼馴染月島は、どうも共依存の関係になってしまっているようだ。私なら距離を置く。無理にでも。セカオワはうまくいったからよかったけど。お互いにお互いのことを考えていながらよくない影響をも与えているように思ったからだ。辛口の感想になってしまったが、純粋に楽しめなかったのが少し心痛い。

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