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室町アンダーワールド 宝島社新書

Ryosuke Kakine

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299063106
ISBN 10 : 4299063104
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

話題の映画『室町無頼』が2025年1月公開!
原作者 垣根涼介と『応仁の乱』著者の呉座勇一、『足軽の誕生 室町時代の光と影』著者の早島大祐との対談を中心に信長以前の「日本史ノワールの時代」とは一体どんな時代だったのかを読み解く一冊となります。

【著者紹介】
垣根涼介 : 作家。1966年生まれ。筑波大学卒業。サラリーマン経験を経て作家に。『御前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞。『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞し、史上初の三冠受賞。『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞。『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞

呉座勇一 : 国際日本文化研究センター助教(専任教員)。信州大学特任助教。1980年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)(東京大学)。『戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―』で角川財団学芸賞を受賞

早島大祐 : 関西学院大学教授。1971年生まれ。京都大学大学院博士後期課程指導認定退学。京都女子大学教授を経て現職。文学博士(京都大学)

家永遵嗣 : 学習院大学教授。1957年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。成城大学短期大学部助教授などを経て現職。博士(文学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ta_chanko

    応仁の乱前後の先行きの見えない混沌とした時代は、平成・令和の現代社会に通ずるところがあるらしい。それが新書『応仁の乱』や小説『室町無頼」の不可思議な売れ行きにつながっている模様。都への一極集中・格差の拡大・迷走する政治...。こうあるべき、こう生きるべきという「べき論」が通用しない時代。世相は政治や上流中流の人々の動向で決まる側面もあるが、実は下層下流の人々がつくる要素も大きい。

  • Cinita

    「室町無頼」の垣根涼介✕歴史学者ふたりの対談本+α。室町時代のカオスな魅力が現代の世相と絡めて語られていて面白かった! 戦国時代から神の影響力が薄れて大胆な土木開発が行われるようになった話も興味深い。巻末の、鎌倉と京都のつながりから応仁の乱を追った解説もよかった。ややこしくて挫けかけたけど、相関図を書きながら読み進める内、様々な対立を取り込み、時に敵味方も入れ替わる応仁の乱のカオスっぷりを痛感できたし、鎌倉とのつながりを見ることで応仁の乱の始まり≒義政が義視を還俗させた意図が明確になるのは目から鱗でした。

  • フク

    まんまと室町無頼が気になってしまった。 〈土一揆に参加している人たちと足軽になっている人たちは、実は根っこでつながっているのではないかと、最近では考えられています〉 図書館

  • T. Mu

    応仁の乱以前の室町時代、先が見通せない混沌とした感じが、現代社会に通じる部分が多そうです。本文の中に何度も「べき論」が通じない時代と出てきましたが、本当にそうだと思います。対談がとても面白かった❗️4.5

  • たなかか

    応仁の乱前夜〜室町の終わりを学ぶ。義政 富子へのイメージ変わった事勝元と宗全の仲 大将がやめられない応仁の乱。伊勢と細川山名畠山 斯波 大内 関東公方 関東管領 グダグダな戦いは南北朝みたいな内輪揉めが 天皇家 足利家だけじゃなく全体でやってしまってる感じなのね。自分で判断 垣根さんがこのあたりしか小説書かない理由が面白いし、そうだよねと共感。室町と現代の空気感や状況がにてるって事は新鮮

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