Hi Quality CD

Piano Concerto No.3, Piano Sonata No.2 : Kyohei Sorita(P)Alexander Sladkovsky / Russian National Orchestra (UHQCD)

Rachmaninov, Sergei (1873-1943)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
COCQ85458
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
Hi Quality CD

Product Description


新時代のピアニスト、反田恭平
ラフマニノフの祖国にて、ロシア名門オケとの共演。
鬼気迫るフィナーレが鳴り響く「ピアノ協奏曲第3番」


現代クラシック界の若き異才・反田恭平。2015年デビュー以来飛躍を続け、2018年7月からは2018-2019リサイタル・ツアーを、“オール・ベートーヴェン・プログラム”で全国19カ所で開催し、各地で熱狂を呼んだ。2019年1月からは“オール・ショパン・プログラム”でのソロツアーの開催を全国大都市で予定しているなど勢いを増す反田が、新たなアルバムをリリースする。今回録音に臨んだのは「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番」。映画でも題材に取り上げられるほど、美しいメロディーとロマンティックな魅力に溢れ、また、難曲中の超難曲として知られるラフマニノフの代表曲だが、反田が2012年に高校在学中に史上最年少(当時)で優勝した「日本音楽コンクール」の決勝で演奏したのも、この「ピアノ協奏曲第3番」。反田恭平の名を世に知らしめた、反田にとっては“原点”でもある楽曲に、デビュー3年を経て改めて立ち向かう。
カップリングには日本でレコーディングされた同じくラフマニノフの「ピアノ・ソナタ第2番」等を収録。

【ハプニングを乗り越えた真剣勝負の壮絶な記録!】
録音は今年(2018年)10月25〜26日にモスクワのラフマニノフホールにてセッションレコーディングを敢行。レコーディングスタッフによると、今回の録音は思わぬハプニングに襲われたという。ステージ上の数トンにおよぶ防火壁が原因不明の誤動作を起こし、ピアノの上に落下。ピアノ近辺にいた反田のとっさの判断で、接触寸前にピアノの蓋を閉めたことでピアノの全壊は免れたものの、初日のレコーディングは途中で中止。当初丸2日間予定されていたレコーディングが大幅に短縮を余儀なくされた。
さらに、ラフマニノフの生地ロシアの誇る随一のオーケストラとの共演ということで、ラフマニノフの演奏に誇りと矜持を有するオーケストラに日本の若きピアニストが単身立ち向かう構図は、かなりのプレッシャーを強いるものがあったと反田は述懐する。アウェーな状況と限られた時間内で繰り広げられた演奏は、セッション録音でありながら、まるでライヴのような緊張感が全編にみなぎり、反田のピアノに呼応してオケが次第に一体感をまし、まさに一期一会の真剣勝負の様相を呈する熱演となった。
カップリングには日本でレコーディングされた同じくラフマニノフの「ピアノ・ソナタ第2番」等を収録。(メーカー資料より)(写真:メーカー提供)


【収録情報】
● ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30


 反田恭平(ピアノ)
 ロシア・ナショナル管弦楽団
 アレクサンドル・スラドコフスキー(指揮)

 録音時期:2018年10月25,26日
 録音場所:モスクワ、Philharmonia-2 Rachmaninov hall
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

● ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(1931年改訂版)
● ラフマニノフ:10の前奏曲 Op.23〜第2番変ロ長調
● ラフマニノフ:10の前奏曲 Op.23〜第4番ニ長調


 反田恭平(ピアノ)

 録音時期:2018年11月27,28日
 録音場所:福島県、福島音楽堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


【反田恭平 Kyohei Sorita (Pianist)】
1994年生まれ。2012年 高校在学中に第81回日本音楽コンクール第1位入賞。併せて聴衆賞を受賞。
2014年チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に首席で入学。2015年イタリアで行われている「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール」古典派部門で優勝。年末には「ロシア国際音楽祭」にてコンチェルト及びリサイタルにてマリインスキー劇場デビューを果たす。2016年のデビュー・リサイタルは、サントリーホール2000席が完売し、圧倒的な演奏で観客を惹きつけた。また夏の3夜連続コンサートをすべて違うプログラムで行い、新人ながら3,000人を超える動員を実現する。2017年春にはオーケストラとのツアーを12公演、夏には初のリサイタル・ツアーを行い、全公演完売で終了した。2018年はリサイタルツアーのみならず、室内楽やラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第5番のアジア初演など積極的に新たなことに挑戦し、また、「題名のない音楽会」「情熱大陸」等メディアでも多数取り上げられるなど、今、もっとも勢いのあるピアニストとして注目されている。
2017年出光音楽賞受賞。CDショップ大賞「クラシック賞」受賞。現在はショパン音楽大学(旧ワルシャワ音楽院)に在学し、ピオトル・パレチニに師事。
また、TVアニメ「ピアノの森」に阿字野壮介のメインピアニストとして参加している。(メーカー資料より)

【アレクサンドル・スラドコフスキー Alexander Sladkovsky (Conductor)】
思慮に富んだ深い解釈とエネルギー溢れる音楽作りで、ロシアの新世代の指揮者として注目されている指揮者。2010年以来、カザン(ロシア)のタタルスタン国立響の音楽監督・首席指揮者を務めており、短期間で同楽団をロシアのトップ・クラスのオーケストラに育て上げた。その成功は「カザンの奇跡」と讃えられている。同コンビはモスクワで定期的に公演を行い、ワイマール、ブダペスト、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、マリインスキー劇場等に招かれている。またメロディア・レーベル(ロシア)の30年ぶりとなるショスタコーヴィチ:交響曲全集をリリースし、絶賛されている。またカザンでラフマニノフ音楽祭をはじめとするさまざまな音楽祭を創設し、自ら音楽監督を務めている。近年、モンテカルロ・フィル、ローマ・サンタチェチェーリア管、ドレスデン・フィル、フィレンツェ五月祭管、サンクト・ペテルブルク・フィル、ロシア国立響(スヴェトラーノフ響)、ロシア・ナショナル管等に客演。
 1998年にモスクワ音楽院を、2001年にサンクトペテルブルク音楽院を卒業。1997年に指揮者デビュー。その後、サンクトペテルブルク国立カペラ交響楽団の首席指揮者(1997-2006)を務め、2006年〜2010年にはノーヴァヤ・ロシア交響楽団(音楽監督:ユーリ・バシュメット)と緊密な関係を築いた。(メーカー資料より)

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