Puccini (1858-1924)
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Puccini (1858-1924) Review List

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  • 1950年代はイタリア・オペラ絶頂期だったが、それは凄...

    Posted Date:2024/03/05

    1950年代はイタリア・オペラ絶頂期だったが、それは凄い歌手がいたということとともに優れた指揮者が多数いたことも大きかったと思う。サバタ、セラフィン、サンティーニ、ヴォットー、グイ、カプアーナや若きカンテッリ、ジュリーニと大変な豪勢さ。エレーデもその一人で日本では評論家の影響で低い評価だが、日本での公演に限らなくても「オテロ」「トゥーランドット」は名演である。この「トゥーランドット」では第2幕冒頭のピン、パン、ポンのコメディがとても上手くそれがこのオペラに奥行きを与えているし、12音まで研究していた最晩年プッチーニの色彩感、幻想性も充分引き出している。ラインスドルフやモリナーリ=プラデッリよりはるかに上。声楽陣も最高。デル・モナコのカラフに興奮しない人はいるだろうか。これぞイタオペ!テバルディの優しさも心に沁みる。インゲ・ボルクはエレクトラ歌いとして有名だった人だけに狂気の姫ははまり役。ピン、パン、ポンの3人もうまいな。ステレオ最初期の55年録音なので楽器のバランスに疑問もあるが、これがステレオで残されたことを感謝するべきだろう。

    フォアグラ .

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  • いいですね! 叙情さも十分だが、なによりもロマンティ...

    Posted Date:2024/02/24

    いいですね! 叙情さも十分だが、なによりもロマンティックで甘美な演奏です。パッパーノはワーグナーの「トリスタン」でガッカリさせられたものだが、やはりお国物のオペラは相性が良いのか。鳥肌物の美しさであった。一位はセラフィン盤で変わりは無いが、これは堂々の2位ってことで・・・次はトゥーランドットを買おうかな。アラーニャはシャイー盤にも登場していたが、断然こちらのパッパーノ盤の方が良いです。

    silver .

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  • プッチーニの歌曲は初めてですが、アリアのように聴か...

    Posted Date:2024/02/04

    プッチーニの歌曲は初めてですが、アリアのように聴かせどころを意識することなく、自然な感情が歌われていて楽しめました。ゲオルギューの共感豊かな歌唱が色を添えています。

    好事家 .

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  • イギリスの指揮者、ジャン・バルビローリは、イギリス...

    Posted Date:2023/07/22

    イギリスの指揮者、ジャン・バルビローリは、イギリス音楽や北欧の音楽の録音で名高いですがいくつかのオペラの正規録音を残しており、このプッチーニの歌劇『蝶々夫人』もそんな一つである。 共演のオケはバルビローリでは珍しく、ローマ歌劇場管弦楽団を振っている。 合唱はローマ歌劇場合唱団、独唱陣にはスコットやベルゴンツィらを配しており、そちらも素晴らしいのですが、バルビローリとオケのローマ歌劇場菅が聴きどころ。 非常によく歌っており、情緒たっぷりで時に、歌手よりも存在感のある演奏。 オペラというのは通常なら歌手を聴くのでしょうが、この盤はオケが主役と言っても良いかもしれません。 録音も年代の割に良いです。

    レインボー .

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  • セッション録音とは思えない圧倒的な熱気と情感に満ち...

    Posted Date:2023/06/23

    セッション録音とは思えない圧倒的な熱気と情感に満ちた感動的な演奏です。歌手陣も指揮者にインスパイアされたのか絶好調で、特にレナータ・スコットは彼女のベストフォームかと思います。55年以上前の収録ですが音質は大変優れていて、ぜひ一聴されることをお勧めします。

    好事家 .

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  • まず、アルファーノ補筆初稿版について。ほぼ全ての人...

    Posted Date:2023/06/18

    まず、アルファーノ補筆初稿版について。ほぼ全ての人がトスカニーニがカットした現行版より初稿版のほうがいいと思うのではないだろうか。アルファーノは当然プッチーニとは作風、タッチが違い違和感はあるが、初稿版ではだんだん慣れ、トゥーランドットの細やかな感情表現が感銘を呼び、感動さえすることになる。アルファーノ補筆部分で感動するなど自分でもびっくりだが、それだけアルファーノは真剣に書いたのだ。トスカニーニはその価値が理解できなかった。私はトスカニーニの芸格に疑問を持つものだが、今回もやっぱりなという思いだ。補筆初稿版による演奏が初演から約100年かかったというのはまさにトスカニーニの呪縛だったわけだが、今後初稿版を無視することはできなくなるだろうし、変に神格化されたトスカニーニが現代に通用するものなのかも議論してほしいところだ。演奏はすこぶる優秀。カラヤンの妖艶さはないが、パッパーノの作り出す音楽はより斬新でプッチーニが意外にシェーンベルクと近いところにいることを音で実感させる画期的なものだ。歌手もいい。有名どころが並ぶ男性陣に対し、ラドヴァノフスキー、ヤオは初めて聞く名だが、もうベテランなんだな。ともに表現が実に巧み。カウフマンも無謀な王子にぴったり。記念碑的な録音でありお薦めしたい。

    フォアグラ .

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  • オペラの映像ソフトを購入するのが久しぶり。ライブの...

    Posted Date:2023/05/20

    オペラの映像ソフトを購入するのが久しぶり。ライブの疑似体験を十分させていただきました。現場の盛り上がりが画面を通じても伝わってきます。歌手、合唱。オケ一体となっていることを感じます。おすすめします。

    なかのも .

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  • これも昨今では珍しくなったオペラの全曲セッション録...

    Posted Date:2023/05/08

    これも昨今では珍しくなったオペラの全曲セッション録音だが、『トゥーランドット』に関しては大いに意義あるCD。アルファーノ補筆部分のノーカット録音にはジョセフィン・バーストウの歌ったものがあったが、全曲盤としてはこれが初だからだ。アルファーノの補筆は確かに無難な出来にとどまり、あまり誉められないとしても、ここにはプッチーニが作曲するはずであった歌詞が含まれており、そこではヒロインが「氷の姫君」になった理由がはっきり語られているからだ。つまり彼女には男に支配されたいというマゾヒスティックな欲望があり、謎解きに勝てない男の首をはねるという残酷な所業に及んだのは、それに対する反動形成の産物だったということ。現代のポリコレの観点からは、あまり好ましい設定ではないかもしれないが、文句はゴッツィの原作戯曲に言ってもらいたい。だからアルファーノ補筆版で演奏するなら、この初稿版がベスト。トスカニーニのやったように104小節もカットしてしまうのは論外と言うほかない。 パッパーノの指揮は相変わらず周到。この曲では浮きがちな喜劇的要素と劇的、叙情的要素のバランスがとても良い。まもなくここのポストを去る聖チェチーリア音楽院管弦楽団も素晴らしい演奏で応えている。ラドヴァノフスキーは実に輝かしい声。補作初稿版では特に求められる繊細な女心の表現でもなかなか健闘している。イタリア語が聞き取りにくいという弱点はあるが、この役なら致命的欠陥ではない。重い声のカウフマンはピンカートンのような軽薄男には全く合わなかったが、カラフ役としては悪くない−−この男も何を考えているのか良く分からない奴なのだが。ヤオはかなりドラマティックな声の持ち主で(蝶々夫人も歌う)、繊細というよりは全集中の表現で押してくるが、立派にトゥーランドット姫の対抗軸になりえている。

    村井 翔 . |60year

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  • パッパーノのディスクに外れなしは今回も有効でした。...

    Posted Date:2023/04/03

    パッパーノのディスクに外れなしは今回も有効でした。いたずらにドラマティックに煽り立てるのではなく、プッチーニの繊細な筆致を丹念に描いています。カウフマンの少しこもったような歌声は賛否が分かれると思いますが、全体としては優れた出来といえます。★ひとつ減にしたのは紙のジャケットに直接ディスクを収めているために、入手時既にスリキズが付いていたり、出し入れする際にキズが付きやすい仕様は改善して欲しいものです。

    好事家 .

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  • クレメンス・クラウスが、バイエルン国立歌劇場管弦楽...

    Posted Date:2022/12/13

    クレメンス・クラウスが、バイエルン国立歌劇場管弦楽団を振って録音したもので、プッチーニのオペラ・『ラ・ボエーム』を収録したもの。 クラウスのレパートリーでは珍しいプッチーニだが、ボエームに至っては同じオケと後年にも録音を残している。 このCDの音源は1940年に録音されたもので、新盤に比べてテンポ設定は比較的早い。 またオケがドイツなためか、やはりゴツゴツとしたドイツ的なサウンドです。 クラウスの指揮は聴きやすさを重視したもので、クラウス節はあまりありません。 しかし、4幕あたりなると、上手くなってきます。 タイトルロールのミミの、アイッペルレは新しい盤でも同役で歌っています。 声は変わらず美しいのですが、取るなら新盤かな。 声楽陣は全体的にパッとしない様におもいます。 尚、当時のオペラ録音らしく、ドイツ語での歌唱です。 音質は年代を考えてもあまりいいとは言えない。 歴史的音源と言えるでしょう。

    レインボー .

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