CD

Passio

Part, Arvo (1935-)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
POCC1513
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

静かなブームを巻き起こしているエストニア(ソ連バルト3国)からの亡命作曲家ペルト(1935〜)3枚目のCD。「受難曲」というと独プロテスタントのイメージがあるが、ここは全てラテン語。バロックというより中世にタイムスリップしたような71分だ。(渡)(CDジャーナル データベースより)

Track List   

Customer Reviews

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今でこそメジャーな作曲家になったが、こん...

投稿日:2022/03/05 (土)

今でこそメジャーな作曲家になったが、こんな現代音楽があったのか!! と衝撃を受けたのは、かれこれ30年ほど前のこと。曲の美しさもさることながら、ヒリヤード・アンサンブルの峻厳な演奏に心を奪われたものだ。ナクソスからも同曲がリリースされていたが、あちらはグレゴリオ聖歌などの中世音楽の延長として演奏されているが、こちらは現代音楽のクールさを全曲に亘ってキッチリと敷き詰めている。それでいて最後まで傾聴させてしまうのは、ヒリヤードの技術力だ。およそ70分、緊張の糸が張り詰めた歌唱は見事としか言いようが無い。このディスクでぺルトに嵌った。以後ぺルトの作品は全て買うようにしている。ただ、ペルトの合唱曲は初期のこの作品が頂点だったんじゃないか・・とも思う。この後彼の作品は顕著な中世回帰が見られ、ルネサンスぐらいの宗教音楽と聞き分けられなくなってしまった。

silver さん | 岐阜県 | 不明

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