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阿修羅ガール

Outarou Maijou

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784104580019
ISBN 10 : 4104580015
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2003
Japan

Content Description

恋するアイコが陽治のハート求めて悩む間にも世界は大混乱。殺人鬼はグルグルで子どもは街で大爆発。現世と魔界を彷徨って、アイコが見つけたものとは…。魔界天界を巻き込んだ、怒濤の傑作が登場。〈受賞情報〉三島由紀夫賞(第16回)

【著者紹介】
舞城王太郎 : 1973年、福井に生まれる。2001年、『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞し、作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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天界と魔界。幻想と現実。オンとオフ。インかアウト…グ...

投稿日:2006/04/29 (土)

天界と魔界。幻想と現実。オンとオフ。インかアウト…グラインドコア ミーツ 倖田來未な世界。

ペッカー さん | 茨城県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いしかわ

    友人が貸してくれた一冊。初の著者。癖が強い文体で、句読点がないのでクラクラするが、だからこそテンポ良く淡々と読む事が出来るのかもしれない。性描写のしつこい小説は苦手なので、ちょっとうんざりしたけど 頭の中を覗いて見るような感覚は とても斬新で面白かった。後半に進むほど、受ける衝撃は大きくなる。女子高生にオススメ…だけど、あまりに強烈すぎて真剣になりすぎると目眩を起こすので要注意。

  • Gemi

    前から名前だけは見たことのあった舞城王太郎さん。どこかで高評価だったのを見て買ったやつだ。まず独特の文体。若者の話し言葉で書かれており、若干読みにくさを感じる。そして中身までそれを忠実に反映されている。好きでもない相手とヤッた女子高生アイコ。その相手が翌日から行方不明に。その相手のウチに指が送り付けられる。から始まっての第二部の三門。アイコは三途の川辺りにいる。謎の能力を持つ桜月淡雪なる人物の出現。森での化け物。更にグルグル魔人。はい、この時点で頭はこじらせております。そして三部。アイコの深層心理か?

  • 何というか、、凄い文章です。まず、一人の女子高校生(問題児っぽい)が主人公で、この子の一人称で話が進みます。この子が思ったこと、感じてることが何の編集もなくそのまま文章になっている感じです。雑で乱暴で纏まりがなく支離滅裂で、とにかく意味不明な話(文章)だったので流し読みしてましたが、途中から怖い童話?みたいな世界に切り替わりいきなり文章が変化(ちゃんとした物語に)します。すると、序盤に理解ができなかった話と繋がりが..?最後まで読んで解説サイトを見ると、なるほどと腑に落ちました。独創性あふれる作品でした。

  • 井戸端アンジェリか

    ウォ───!走り抜けたぞー!!って感じでストーリーなんかどうでもいいやね。チンチン連呼するアイコが好き。もうそれだけ。 あっ、そうだ、石原慎太郎の御登場にクククク。

  • 進十九@雰囲気重視

    哲学的含蓄を含む深い物語なのか、それともただの悪ふざけなのか。どっちもかw アイコの生きざまや心情の移り変わりは、誰でも経験あるだろう。多かれ少なかれ。だから、アルマゲドンや桜月淡雪の存在が虚構だってわかっていても、なんだかそわそわする。現実と虚構の混濁。曖昧な境目。不安になる。そういうの好き。マッハの疾走感も心地よかった。(続く)

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