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幻滅と別れ話だけで終わらない ライフストーリーの紡ぎ方

Osamu Kitayama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784255006727
ISBN 10 : 4255006725
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小説家・よしもとばななと精神分析医・きたやまおさむが、『古事記』、浮世絵、西洋絵画、映画、マンガにいたるまでの文化の深層を語り合い、日本人のこれからのあり方を「並んで海を眺める心で」いっしょに考える、新しいスタイルの講義・対談。

【著者紹介】
きたやまおさむ : 1946年淡路島生まれ。精神分析学者。京都府立医科大学卒業後、ロンドンのモーズレイ病院などを経て、北山医院(現・南青山心理相談室)を開設。1991〜2010年まで九州大学教授。現在、臨床の傍ら白鴎大学教授、国際基督教大学客員教授を務める。他方、ミュージシャンとして、65年、ザ・フォーク・クルセダーズを結成、解散後は作詞家としても活躍。代表作に『戦争を知らない子供たち』『あの素晴らしい愛をもう一度』などがある

よしもとばなな : 1964年東京都生まれ。小説家。日本大学藝術学部文芸学科卒業。小説「キッチン」で海燕新人文学賞、『キッチン』で泉鏡花文学賞を受賞。『TUGUMI』で山本周五郎賞受賞。また『うたかた/サンクチュアリ』『アムリタ』『不倫と南米』などの作品でも海外を含めた数々の文学賞を受賞、『キッチン』など諸作品は現在海外三〇ヵ国以上で翻訳・出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ばんだねいっぺい

    ちょっとタイトルのこのは、わからなかったが、きたやまさんがよしもとさんに「もっと具体的に」と迫る箇所があり、「それができないから、作家になった」なんて言ってても、ちゃんと捕まえようとする姿勢があって、そういうやりとりが印象的だ。

  • みなみ

    自切俳人のオールナイトニッポンを眠い目をこすりながら楽しみに聞いていました。その彼がきたやまおさむさんと知った時すごく驚きました。この本はきたやま先生の講義があって次によしもとばななさんとの対話があります。難しい言葉で書かれている訳でもないのですが、すごく頭を使い読み終わるのに時間がかかりました。表と裏の2面だけではなくて、その間にあるもの、また物事を多重視すること、母親のこと、興味深かったです。もう一度読めるかな‥‥ちょっとしんどいかな^^;

  • れんこ

    読むのに時間がかかったけれど、時間がかかっても最後まで読みたいと思った本。精神衛生上に必要な裏の遊びの楽しみ、私にとっては読書メーターもその一つです。

  • 恋愛論?人生論?はたまた物語論?と思う題名。「日本人のあり方」って、まあまあデカ主語。でも、語られる心の台本には確かに、否定できないほど"私"がいる。だから、違和感ある部分も含めて惹かれた▼よしもとさんは自身の本について「一人称ですけど、一人称じゃない。誰か(架空の人物)の話を聴いて、それを書いている。一人称は両者の統一見解」と話す。数年前『キッチン』の読書会で、視点がハッキリと分からない独特の文体」が話題になった。なので、ちょっとした答え合わせ感もあり。

  • ブルーハート

    きたやまおさむの講義(と称している)があって、その後で、きたやまおさむとよしもとばななの対談。人には裏と表があることや普通という意味、はては氏名を平仮名書きすることの感覚などが語り合われる。熱いお2人のお話しの中に、第三者の私はとうとう最後まで入れて頂くことが出来なかったのは残念なことでした。

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